札幌市営地下鉄
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札幌市営地下鉄

基本情報
日本
所在地北海道札幌市
種類地下鉄
開業1971年12月16日 (52年前) (1971-12-16)
所有者札幌市交通局
運営者札幌市交通局
公式サイト札幌市交通局公式ウェブサイト
詳細情報
総延長距離48.0 km
路線数3路線
電化方式直流750 V 第三軌条方式(南北線)
直流1,500 V 架空電車線方式(東西線・東豊線)
通行方向左側通行
路線図

札幌市営地下鉄の路線図。
テンプレートを表示
南北線の高架部分を走行中の5000形車両(2006年11月2日、南平岸駅ホームドア設置前の東西線を走行する8000形車両(2008年6月1日、大通駅2015年より運行を開始した最新車両・東豊線9000形車両(2016年9月14日、大通駅

札幌市営地下鉄(さっぽろしえいちかてつ)は、北海道札幌市交通局が経営する地下鉄である[1]。市の条例・規則等では「鉄道事業」および「高速電車」としている。市内で3路線(東西線南北線東豊線)を展開[1] し、全線がゴムタイヤを用いた案内軌条式鉄道ゴムタイヤ式地下鉄)である。

『札幌市交通事業の設置等に関する条例』(昭和41年札幌市条例第53号)[2] を根拠として軌道事業(札幌市電)と共に設置されている市営交通の一つ。地方公営企業である市営交通事業は当該管理者(交通局長)が業務を執行[3] し、その権限下の事務を処理する交通局[2] が置かれている。
事業所

札幌市交通局高速電車部
日本
北海道札幌市厚別区大谷地東2丁目4-1(交通局本局内)
概要転轍機。切り替えは案内軌条の昇降で行う(自衛隊前駅・2008年11月)。

走行路面上を新交通システムのように主輪のゴムタイヤで駆動して、走行路面中央にある1本のレール案内軌条とする。

現在運行されている路線は南北線東西線東豊線の3路線であり、南北線と東西線・東豊線では下記のような違いがある。

集電方法(南北線は第三軌条方式、東西線・東豊線は架空電車線方式

案内軌条の形状(南北線はT字型、東西線・東豊線はI字型)

走行路面の材質

樹脂:南北線、東西線(琴似駅 - 白石駅

鉄板:東西線(宮の沢駅 - 琴似駅・白石駅 - 新さっぽろ駅)、東豊線


ゴムタイヤ(南北線はダブルタイヤ、東西線・東豊線はシングルタイヤ、いずれもブリヂストン栃木工場製[4]
ゴムタイヤ式地下鉄パリ地下鉄等でも見られる。札幌市営地下鉄の駆動方式自体はパリ地下鉄を参考にしたものである[5] が、札幌市営地下鉄は独特の形式であり、「札幌方式」と呼ばれることがある。

運行システム
札幌市営地下鉄では全線でATO(自動列車運転装置)を使用している。そのため、営業運転では東西線で2009年に、南北線では2013年に、東豊線では2017年にワンマン運転を開始した。また、東西線のみ深夜の回送運転は無人制御で行っている。

現行の交通局統一の「ST」マーク導入以前には札幌市章とともに北海道の形状の中央に「S」を入れた地下鉄独自のシンボルマークを用いており、白く塗られた北海道は雪、緑色のSは緑豊かな札幌の街を象徴するものとした[6]
札幌方式(中央案内軌条方式)の特徴

通常の鉄車輪式と比較して、札幌市営地下鉄のゴムタイヤ方式には以下のような特徴がある。

加速・減速性能に優れている。

粘着性が比較的高いため、急勾配における登攀性に優れている。

乗り心地が良く、
保線の必要が少ない。

騒音が少ない。ただし、全車非冷房車のため、夏場は窓を開けることから車内ではトンネル内の走行音が大きくなる傾向がみられる。

タイヤの磨耗が激しくタイヤ保守費用が嵩む。

惰性走行時の速度低下が鉄車輪式よりも激しいために力行が多くなり、消費電力が大きくなりがちである。

車両が完全に独自規格のため、他社との基本設計の共通化によるコスト削減が困難。

トンネル断面積が大きいことで、キロメートル当たりの建設費用が必然的に割高となる。

路線

路線とラインカラーの詳細情報を次の表に示す。

色記号路線名区間営業キロ
ライトグリーンN南北線麻生駅 (N01) - 真駒内駅 (N16)14.3
オレンジT東西線宮の沢駅 (T01) - 新さっぽろ駅 (T19)20.1
スカイブルーH東豊線栄町駅 (H01) - 福住駅 (H14)13.6
計画路線・未成線などについては「#整備計画」を参照

各路線間の相互乗り換えは大通駅ではホーム同士を結ぶ連絡通路を、さっぽろ駅では一旦改札口を出場し、30分以内に再度改札を通過する形で行う[7]。大通駅において改札口を出る、さっぽろ駅において改札口を一旦出場して30分が経過、又は、さっぽろ駅 - 大通駅を重複乗車すると途中下車として取り扱われるため切符は回収または精算が必要となり、SAPICAは精算される。そのため、改札口には乗り換えの際の注意事項が記載された大きな掲示が見られる。なお、一日乗車券や全線定期券の場合はこの限りではない。
駅ナンバリング

2006年1月26日から、各路線を表すために記号(アルファベット)と駅番号が導入された。路線記号とその由来は次の通り。

南北線 (N):南北 (Namboku) 線の頭文字から

東西線 (T):東西 (Tozai) 線の頭文字から

東豊線 (H):東豊 (Toho) 東西線のTとの重複を避けるため、豊のHを採用した

駅施設・プラットホーム

電車が発車する際、発車案内放送の後にホームのスピーカーから鳴動する発車ブザーが独特の音色(「ゲー」とも表現されることがある)であった。ホーム柵(
ホームドア)設置によるワンマン運転開始後、東西線(2009年4月1日から)、南北線(2013年4月1日から)では車両の外側に備え付けられた車外ブザーとホームドアのチャイムで対応するようになったためにこの発車ブザーが無くなり、東豊線は2017年4月1日をもってホーム柵設置によるワンマン運転を開始したため、ホームのブザー音は全廃した。

大通駅付近に、東豊線さっぽろ駅と東西線西11丁目駅の間をつなぐ、東豊線車両を東西線の西車両基地に回送するための連絡線がある。

各路線の終端駅はすべて島式ホームに統一されている。また、東豊線延長部以降に延伸された区間では建設費を抑えるため途中駅もすべて島式ホームとなった。

2000年4月より駅業務は財団法人札幌市交通事業振興公社へ順次委託され、2007年度には全駅の業務委託化が完了。将来的には運転業務も含めた全業務を委託する計画。

東豊線の栄町駅 - 豊水すすきの駅間は当初から8両編成に対応できるようにホームを建設したが、学園前駅 - 福住駅間は4両編成の現状に合わせてホームを6両分しか完成させなかった。ただし、残り2両分の基礎工事は既にされており、今後追加工事を行うことで8両化にも対応できるようになっている。

2019年2月4日より、札幌市営地下鉄としては初めてとなる列車接近メロディーが一部の駅で導入された[8][リンク切れ]。これは1972年の札幌冬季五輪のテーマソング『虹と雪のバラード』のサビ部分を電子音でアレンジしたものである(歌詞は入っていない)。
列車接近メロディーは、対面式ホームで放送されるが、島式ホーム南郷7丁目駅真駒内駅を除く)では放送されない。
放送対象となる駅は次の通り。

放送対象駅路線名駅名
南北線北34条駅 (N02)北18条駅 (N04)北12条駅 (N05)大通駅 (N07)
すすきの駅 (N08)中島公園駅 (N09)幌平橋駅 (N10)中の島駅 (N11)
平岸駅 (N12)自衛隊前駅 (N15)真駒内駅 (N16)
東西線二十四軒駅 (T04)西28丁目駅 (T05)円山公園駅 (T06)西18丁目駅 (T07)
菊水駅 (T11)東札幌駅 (T12)南郷7丁目駅 (T14)南郷13丁目駅 (T15)
南郷18丁目駅 (T16)大谷地駅 (T17)ひばりが丘駅 (T18)
東豊線新道東駅 (H02)環状通東駅 (H04)北13条東駅 (H06)大通駅 (H08)

車両
現在の営業車両

南北線

5000形(北海道初にして唯一の4扉車)
6両編成20本 - 120両


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