札幌大学女子短期大学部
札幌大学女子短期大学部正門(2004年9月)
大学設置/創立1968年
廃止2023年
学校種別私立
設置者学校法人札幌大学
本部所在地北海道札幌市豊平区西岡3-7-3-1
学部キャリアデザイン学科、こども学科
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札幌大学女子短期大学部(さっぽろだいがくじょしたんきだいがくぶ、英語: Sapporo University Women's Junior College[1])は、北海道札幌市豊平区西岡3-7-3-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1968年に設置され、2023年に廃止された。大学の略称は札短(さったん)。
概観
大学全体
札幌大学女子短期大学部は、北海道札幌市豊平区内にある日本の私立短期大学。学校法人札幌大学により1968年に設置された。2013年度に改組され、キャリアデザイン学科となった。2019年には新たにこども学科が開設され、キャリアデザイン・こどもの2学科体制となり、「女子短期大学部」の名称ではあるものの、こども学科は男女共学となった。2023年3月にすべての学生が卒業を迎え、同年6月に廃止された[2]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
札幌大学女子短期大学部の建学の精神は「生気あふれる開拓者精神」
札幌大学女子短期大学部の教育目標は「生気あふれる人間」「知性豊かな人間」「信頼される人間」の育成。
教育および研究
札幌大学女子短期大学部の教育
キャリアデザイン学科:基礎的素養とマナーに基づいた対人コミュニケーション能力と、外国語による言語コミュニケーション能力を高め、自立した女性として地域社会に貢献するための幅広い教養、経済や経営に関する知識を修得。生き方を考える力、決断力、積極性を持った女性を育てる。「ビジネスマナー実習」、「地域社会実習」といった実社会で有用なカリキュラム構成。
こども学科:地域社会の未来を担う子どもの成長を願い、子どもに対する深い愛情と理解、保育者としての使命感を持ち「女性の社会進出や子育てを支える力」を備えた人材を養成することをうたう。所定の単位を取得すれば、2年間で幼稚園教諭二種免許状、保育士資格の両方の資格取得が可能なカリキュラムとなっている。
学風および特色
札幌大学女子短期大学部は開学以来、札幌大学に併設されている関係上、交流が深い。
短大卒業後に札幌大学に編入学する学生も目立つ。
ビジネス系、コミュニケーション系の科目に加え、英語教育等の語学にも力を入れている。
沿革
1968年 札幌大学女子短期大学部開学。
国文科
英文科
1969年 教職課程および学校図書館司書教諭免許状の課程を設ける。
中学校教諭二級免許状
国語:国文科
英語:英文科
1982年 学科の増設。
文化学科の新設。中学校教諭免許状(社会)を同時に設置。
経営学科
経営管理専攻
秘書専攻
同年、学科名の改称が行なわれる。
国文科→国文学科
英文科→英文学科
1998年 文化学科廃止
1999年 国文学科廃止
2006年 経営学科経営管理専攻と秘書専攻を経営学科に統合
2013年 キャリアデザイン学科開設(英文学科と経営学科を統合)
2019年 こども学科が開設される[3]。
2021年3月24日 キャリアデザイン学科及びこども学科について2022年度以降の学生募集停止を決定[4]。
2022年 募集停止
2023年3月31日 閉学
基礎データ
所在地
北海道札幌市豊平区西岡3条7丁目3番1号
交通アクセス
札幌市営地下鉄南北線澄川駅・南平岸駅または東豊線月寒中央駅下車。バスを利用。
象徴
札幌大学女子短期大学部のカレッジマークは札幌大学と同じものを使用している。
教育および研究
組織
学科
キャリアデザイン学科
こども学科
学科の変遷
国文科→国文学科:募集は1996年度まで
英文科→英文学科
文化学科:募集は1996年度まで
経営学科
経営管理専攻
秘書専攻
2013年、英文学科・経営学科を統合し、「キャリアデザイン学科」を開設。
2019年、こども学科を開設。
専攻科
なし
別科
なし
取得資格について