札幌厚別公園競技場
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札幌厚別公園競技場
Sapporo Atsubetsu Park Stadium

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施設情報
所在地札幌市厚別区上野幌3条1丁目2-1
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度1分8.48秒 東経141度27分50.83秒 / 北緯43.0190222度 東経141.4641194度 / 43.0190222; 141.4641194座標: 北緯43度1分8.48秒 東経141度27分50.83秒 / 北緯43.0190222度 東経141.4641194度 / 43.0190222; 141.4641194
開場1986年
所有者札幌市
運用者札幌市公園緑化協会
グラウンド天然芝(105m × 70m)
(ケンタッキーブルーグラス・
トールフェスク・
ペレニアルライグラスの3種混合)
ピッチサイズ105m × 68m
照明4基
常設ではなく移動照明車使用による
大型映像装置あり(2015年設置)
第3コーナー付近に球技用の電光掲示板1基(1998年設置)がある
使用チーム、大会
南部忠平記念陸上競技大会
北海道コンサドーレ札幌(Jリーグ)
※2015年より公式には本拠地登録されず
収容人員
20,861人
内訳:(メインスタンド 6,412人収容、バックスタンド 4,823人収容、右サイドスタンド 4,842人収容、左サイドスタンド 4,784人収容)
Jリーグ公式戦開催時は15,353人

札幌厚別公園競技場(さっぽろあつべつこうえんきょうぎじょう)は、北海道札幌市厚別区厚別公園内にある陸上競技場。施設は札幌市が所有し、札幌市公園緑化協会が指定管理者として運営管理を行っている。

各種陸上競技大会、サッカーの主要大会、アメリカンフットボールなどが開催される。
歴史

1989年に開催された「はまなす国体」秋季大会の主会場として1986年11月に完成[1]1987年に昭和62年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が開催された。

1996年、当時ジャパンフットボールリーグ(旧JFL)に在籍していた東芝サッカー部を母体にコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)が結成されると、そのホームスタジアムとなった。旧JFLに所属していた1996年から1997年の2年間のリーグ戦では、この競技場で21勝0敗という驚異的な成績を残し[2]「厚別不敗神話」とよばれた[3]。2001年に札幌ドームと併用となった後もなお「聖地・厚別」と呼ばれ[4]、このスタジアムを讃えるチャントが当地での試合に限定で歌われる[5]

なお、コンサドーレ発足前も、ヴェルディ川崎などが公式戦で使用していた。厚別および北海道での初のJリーグの公式戦は、1993年6月12日に行われたサントリーシリーズ第9節のジェフ市原名古屋グランパスエイトの試合である。

2015年の全日本中学校陸上競技選手権大会に向けて、2014年度に主競技場・補助競技場ともに改修が行われた[6]。この改修においては、補助競技場の全天候走路化が実施され、第3種公認競技場認定を受けた[7][8]

2015年からは日本グランプリのひとつである南部忠平記念陸上競技大会が7月に開催されている。

2024年春から約2年間、大規模な改修工事を実施する予定であり、この間は閉鎖となる[9]
施設概要
主競技場

日本陸上競技連盟第1種公認

北海道内の第1種競技場はこの厚別だけである。


収容人員 : 20,861人

Jリーグ実施時の最大収容可能人数は、アウェイゾーンとの緩衝帯、中継機材の使用席などを除き15,353人。[10]

開場時はメイン以外は芝生席だったが、1996年バックスタンド、1998年ゴール裏スタンドを座席化。


ナイター照明設備 : 常設の物はないが、ナイター開催時に備えて照明をクレーン車に搭載したものが4台用意されており、1,500ルクスを確保出来る。

ナイター設備が常設ではないのは札幌ドーム完成後、コンサドーレはドームをメインに使用することなどによるコスト削減・抑制が検討されたこと、災害時に救護活動用に活用することを目的として、災害対策費から予算を捻出したためと考えられる[11]。実際、ドーム完成後の当スタジアムでの開催の大半は夏季を中心にした週末のデーゲームが中心で、平日ナイターの試合数は減少しつつある。ただ2022年まで、ドームは北海道日本ハムファイターズとの共用だったため、日程の関係上ドームが使用できない場合も多かった。

2007年J2リーグ第8節(平日ナイトゲーム、アビスパ福岡戦)において、厚別・札幌ドームともに利用ができなかったことから、コンサドーレが移動照明車を借り上げ、室蘭市入江運動公園陸上競技場ないし、宮の沢白い恋人サッカー場(コンサドーレ札幌の練習場)でのナイター開催が検討されたことがあった(最終的には実現せず、開催地は北海道外の国立西が丘サッカー場になった)[12]。厚別の移動照明設備は、災害時などにも対応する必要があるため、1つのスポーツイベントなどのために、札幌市外に持ち出すことができない[11] とされていることもネックとされている。


2014年から2015年にかけての改修時に大型ビジョンが設置された[13]。もとは第3コーナー付近に得点と1行の簡易フリーボードを備えた掲示盤があった。(1998年設置 カシマサッカースタジアム日立柏サッカー場<過去>と同じモデル)

陸上用トラック9レーン、天然芝ピッチ

今回の改修において、直線100mトラックレーンをメインスタンド側に加え、バックスタンド側(出典記事の空撮で向かって右から左に走るコース)にも「逆走コース」として設置した[14]。これは、メインスタンド側が強風により向かい風の状況でレースが行われる場合には記録(走破時計)がかかるなどの支障をきたすことがたびたびあったためである[14]

またこの改修により、日本で9つ目[注 1] となる国際陸上競技連盟(IAAF)の国際大会基準競技場(厚別競技場はクラス2相当)へ認定を申請するとしており[14]、2014年12月18日より認定を受けている[15]



主競技場外観

主競技場

バックスタンド

メインスタンド

厚別公園競技場に設置された移動照明車

補助競技場

前述の通り、2014年から2015年にかけての改修時に補助競技場も改修され、トラックが全天候化された。


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