「札幌コミュニティドーム」とは異なります。
札幌ドーム
Sapporo Dome
Hiroba
札幌ドーム(さっぽろドーム、英: Sapporo Dome)は、北海道札幌市豊平区羊ケ丘にあるサッカー・野球兼用のドーム型スタジアム。施設は札幌市が所有し、札幌市と道内財界各社が第三セクター方式で出資する株式会社札幌ドームが指定管理者として運営管理に当たっている。
第44回BCS賞[2]や平成14年度(2002年度)の赤レンガ建築賞を受賞。開業時より「Hiroba」という愛称が付けられていて、開業15周年を迎えた2016年6月2日からは、「チャームコロン」というマスコットキャラクターを使用している[注 1]。
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムで、2004年(平成16)から2022年(令和4年)までは、日本プロ野球(NPB)・パシフィック・リーグ所属の北海道日本ハムファイターズの本拠地球場でもあった。その関係で、プロ野球チームとプロサッカーチームが本拠地を共用する日本唯一のスタジアム[注 2] となっていた。また、2008年(平成20年)から2009年(平成21年)までプロ野球マスターズリーグ・札幌アンビシャスの本拠地でもあったほか、さまざまなイベントやスポーツの国際大会が開催されている。 日本で唯一の完全屋内天然芝サッカースタジアム[注 3]で、屋外で育成した天然芝を必要な時に空気圧で浮かせて屋内へ移動させる「ホヴァリングサッカーステージ」を世界で初めて採用したこと[3] [4]により、サッカー用の天然芝グラウンド(サッカーモード)、野球用の巻き取り式人工芝グラウンド(野球モード)、その他のイベント用として、昇降式のピッチャーズマウンドを床下に収納し、人工芝を巻き取った平らなフロア(コンクリートモード)を使い分けられるようになっている。 当施設は道内のプロ野球・Jリーグの公式戦が行われるスタジアムで、初めて常設のナイター設備が整えられたスタジアムとなった。[5]それまでは、コンサドーレがメインホームスタジアムとして使用していた札幌厚別公園競技場でさえ、ナイター開催時は移動照明車を利用していた。 ファイターズが本拠地をエスコンフィールドHOKKAIDO(北海道北広島市)へ移転したことに伴って、同球団主管の公式戦(ホームゲーム)が開催されなくなった2023年(令和5年)には、株式会社札幌ドームと株式会社コンサドーレ(コンサドーレ札幌の運営会社)が「スポーツのチカラ×まちのミライ」と称するパートナーシップ契約を締結[6]。地域振興活動やドーム内の業務(イベントの開催・運営・広報、飲食・物販店の運営、広告営業など)で相互に連携・協力する体制の構築に着手したほか、最大で2万人規模の集客を見込めるイベントに対応した「新モード」の展開を3月から始めている。
施設概要
敷地面積:305,230m2
建築面積:55,168m2
延床面積:98,226.21m2
容積:158万?(クローズドアリーナ)