株式会社札幌キムラヤ
Sapporo Kimuraya Co., LTD.施設外観(2015年7月)
種類株式会社
本社所在地 日本
〒005-0850
北海道札幌市南区石山東2丁目2-39
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度58分14秒 東経141度20分39秒 / 北緯42.97056度 東経141.34417度 / 42.97056; 141.34417
株式会社札幌キムラヤ(さっぽろキムラヤ)は、北海道札幌市南区石山にある企業(製パン業)。
1927年(昭和2年)創業[1]。現存する札幌市内の製パン業者としては最も古い歴史を持ち、札幌圏におけるパン食の普及にも大きな役割を果たした[1]。 1927年(昭和2年)に、秋田県出身で、札幌の木村屋支店(本店は山形県の木村屋)や東京の木村屋總本店で修業した大黒一が創業[2]。第二次世界大戦中に市内の同業他社と統合し、札幌製パン有限会社となったが、戦後営業を再開[3]。1949年(昭和24年)には札幌パン協同組合の結成に参加した[4]。小売店の他、学校や企業、飲食店などへの卸売も行っている[4]。また、本社近くの直売所でも商品の購入は可能である。 2002年(平成14年)に札幌地方裁判所に民事再生法を申請[5]。木村屋總本店の支援により、経営再建を行うこととなった[1][6]。
概要
沿革
1927年(昭和02年):大黒一が「木村屋總本店」からのれん分けし、札幌市南6条西9丁目で「パン製造東京蒲田木村屋支店」として創業[2]。
1964年(昭和39年):市内の他の木村屋系2社と合併[7]。札幌市石山の現在地に本社・工場を移転[7]。
2000年(平成12年):二代目社長大黒正芳(大黒一の子)死去。
2002年(平成14年):札幌地方裁判所に民事再生法を申請(負債総額は9億円)[5]。木村屋總本店が経営支援[6]。
2016年(平成28年):量販店への卸売を中止。
関連項目
大黒摩季(歌手。大黒一の孫、大黒正芳の娘、大黒礼騎(現社長)の姉。)
脚注[脚注の使い方]^ a b c 「木村屋總本店、札幌再建をスタート」日本食糧新聞 、2003年1月10日
^ a b 『札幌の食 いまむかし』124 - 125頁
^ 『札幌の食 いまむかし』125 - 126頁
^ a b 『札幌の食 いまむかし』126頁
^ a b “パン業界事情