本石倉駅
駅外観(2018年6月)
ほんいしくら
Hon-Ishikura
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所在地北海道茅部郡森町石倉町.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度9分34.8秒 東経140度28分19.1秒 / 北緯42.159667度 東経140.471972度 / 42.159667; 140.471972
本石倉駅(ほんいしくらえき)は、かつて北海道茅部郡森町石倉町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅(廃駅)である。電報略号はホイ[2]。駅番号はH59。事務管理コードは▲140117[3]。
歴史「石谷信号場」も参照
もともと当地では昭和初期に駅設置が請願されていたが、隣接する蛯谷地区での請願(のちの石谷駅、現:石谷信号場)と競合し、建設がなされなかった経緯がある。その後、太平洋戦争を受けての戦時輸送力増強に合わせて信号場が設置され、その後旅客を取り扱うようになった[4]。しかし、後年の利用の減少を受け、石谷駅共々2022年(令和4年)3月12日をもって旅客扱いを終了し、廃止となった[JR北 1]。1976年の本石倉仮乗降場と周囲約500m範囲。右下が函館方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
年表
1928年(昭和3年):11月:運転上の必要から森駅 - 石倉駅間に停車場の設置が必要となり[4]、下濁川(現:石倉町)と本茅部、上濁川(現:濁川)の住民が、石倉駅の南方約4km地点、下濁川への駅新設を請願するが、蛯谷と本茅部の2集落間への駅設置の請願と競合する[4]。
1929年(昭和4年)10月:鉄道省により、信号場位置が蛯谷に決定する(後の石谷信号場)[4]。これに対し、濁川地区は失望したものの、その後は蛯谷地区と協力して信号場の停車場への昇格を求める方針となった[4][注 1]。
1933年(昭和8年)10月:下濁川地区住民約300名が、下濁川地区への駅設置を札幌鉄道局長に請願する。その後も数次に渡り請願[4]。
1944年(昭和19年)9月10日:国有鉄道函館本線の本石倉信号場として開業[4][5]。
この時点での線路は現在国道5号となっている位置に設置されていた[6]。
1948年(昭和23年)7月1日:本石倉信号場が廃止され、本石倉仮乗降場(局設定)となる[4][5]。少なくともこの時点で客扱いを実施[4]。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
1964年(昭和39年)9月29日:再度本石倉信号場となる[5][7]。
この時点での旅客扱いの有無は不明であるが、信号場末期の1973年(昭和48年)に国鉄北海道総局が発行した『北海道 駅名の起源』には乗降扱いがある信号場である旨の表記あり[7]。