本格ミステリ・ベスト10
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『本格ミステリ・ベスト10』(ほんかくミステリ・ベストテン)は、探偵小説研究会編著の推理小説のランキング本。毎年12月に原書房より刊行される。
目次

1 概要

2 ランキング一覧

2.1 1997年版

2.2 1998年版

2.3 1999年版

2.4 2000年版

2.5 2001年版

2.6 2002年版

2.7 2003年版

2.8 2004年版

2.9 2005年版

2.10 2006年版

2.11 2007年版

2.12 2008年版

2.13 2009年版

2.14 2010年版

2.15 2011年版

2.16 2012年版

2.17 2013年版

2.18 2014年版

2.19 2015年版

2.20 2016年版

2.21 2017年版

2.22 2018年版

2.23 2019年版


3 インタビュー

4 脚注

5 関連項目

6 外部リンク

概要

本格推理小説を対象とするこのランキングは、1997年、東京創元社の雑誌『創元推理』16号で「1996年日本本格ミステリ・ベスト10」を選出したことに端を発し、その翌年から探偵小説研究会が編著者となり、同社から年刊の『本格ミステリ・ベスト10』の刊行が始まった。

1998年版?2000年版の3冊を刊行後、2001年版(2000年12月刊行)より版元が原書房移行された。その際、いくつかの企画は東京創元社の『本格ミステリこれがベストだ!』(同じく探偵小説研究会編著、2001年?2004年)が引き継いだ[1]

ランキングの集計方法は、研究会が本格ミステリに関する有識者と考える人々に投票を依頼し、1位から5位を決めてもらうというもの。「本格」の定義は投票者に一任されている。

海外作品については、当初からアンケートや作品紹介はあったものの、ランキングが始まったのは2001年版からである。また、2002年版からはインターネット読者投票による国内ランキングも掲載されている。
ランキング一覧


1997年版

対象:1996年1月?12月発行書籍
鉄鼠の檻京極夏彦

絡新婦の理(京極夏彦)

星降り山荘の殺人(倉知淳

すべてがFになる森博嗣

どちらかが彼女を殺した東野圭吾

名探偵の掟(東野圭吾)

時の誘拐芦辺拓

人格転移の殺人西澤保彦
「吾輩は猫である」殺人事件奥泉光

-

龍臥亭事件(島田荘司

1998年版

対象:1997年1月?12月発行書籍
麻耶雄嵩

ガラスの麒麟(加納朋子

未明の悪夢(谺健二

續・日本殺人事件(山口雅也

メルカトルと美袋のための殺人(麻耶雄嵩)

冤罪者(折原一

硝子の家(鮎川哲也・編)

三月は深き紅の淵を恩田陸

朱色の研究(有栖川有栖
封印再度森博嗣


1999年版

対象:1998年1月?12月発行書籍
人狼城の恐普B第四部完結編(
二階堂黎人

塗仏の宴 宴の支度宴の始末京極夏彦

殉教カテリナ車輪(飛鳥部勝則
邪馬台国はどこですか?(鯨統一郎

-

ブードゥーチャイルド(歌野晶午

十三番目の陪審員芦辺拓

天啓の器(笠井潔
グランド・ミステリー(奥泉光

-

神曲法廷(山田正紀

朝霧(北村薫

2000年版

対象:1999年1月?12月発行書籍
法月綸太郎の新冒険(
法月綸太郎

ハサミ男殊能将之

どんどん橋、落ちた(綾辻行人

盤上の敵(北村薫

象と耳鳴り(恩田陸

プリズム(貫井徳郎

メイン・ディッシュ(北森鴻
黄金色の祈り(西澤保彦
白夜行東野圭吾

-

-

そして二人だけになった(森博嗣


2001年版

対象:2000年1月?10月発行書籍

国内
奇術探偵曾我佳城全集泡坂妻夫

火蛾(古泉迦十

壺中の天国(倉知淳

木製の王子(麻耶雄嵩

美濃牛殊能将之

少年たちの密室(古処誠二

依存(西澤保彦

幽霊刑事(有栖川有栖

倒錯の帰結(折原一

怪人対名探偵芦辺拓

海外
ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件(ボルヘス & ビオイ=カサーレス


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