本の収集(ほんのしゅうしゅう)とは、本・書物・書籍の、収集・蒐集・コレクションのことである。興味の対象である本を探し、取得し、所蔵し、蔵書目録を作成したり、保存維持したりすることが含まれる。書物収集(しょもつしゅうしゅう)、書籍収集(しょせきしゅうしゅう)、蒐書(しゅうしょ)などともいう。
書物への愛はビブリオフィリア (英: bibliophilia) といい、書物を愛する者、愛書家をビブリオフィル (英: bibliophile) という[1][2][3]。偏執的に収集する者をビブリオマニアという。
有名な収集家「Category:蔵書家」を参照
関連文献
辰野隆「愛書癖」青空文庫、底本「辰野隆随想全集2 え・びやん」福武書店、1983年
生田耕作編『愛書狂』白水社、1980年
ギュスターヴ・フローベール「愛書狂」
アレクサンドル・デュマ「稀覯本余話」
シャルル・ノディエ「ビブリオマニア」
フランソワ・アスリノー「愛書家地獄」
アンドルー・ラング「愛書家煉獄」収録
川瀬一馬『日本における書籍蒐蔵の歴史』ぺりかん社、1999年 / 吉川弘文館、2019年
出典^ 「ビブリオフィル」精選版日本国語大辞典、デジタル大辞泉、コトバンク。
^ 斎藤精輔「辞書生活五十年史」(ビブリオフィル叢書)図書出版社 (1991)
^ 辰野隆「愛書癖」青空文庫、底本「辰野隆随想全集2 え・びやん」福武書店、1983年
関連項目
ビブリオフィリア
典拠管理データベース: 国立図書館