未来部(みらいぶ)は、日本の宗教法人、創価学会の青年部の18歳以下の信者が所属している組織。
未来部は、少年少女部、中等部、高等部に区分されている。 創価学会の会員のうち、小学生・中学生・高校生の18歳以下の信者が所属している組織。。 その中でさらに学校教育課程と性別に応じて、以下のように区分される。 「未来部員(みらいぶいん)」は、創価学会の内部では、通称で「後継の人材(こうけいのじんざい)」や「鳳雛(ほうすう)」と呼ばれる。 2000年代(平成時代)頃から、創価学会全体の少子高齢化により部員数の減少のため、男女別で中等部員と高等部員が合同で集会をするなどしている。 創価学会の未来部員は、高等学校卒業と同時に未来部(高等部)も卒業になる。各個人の進路により大学・短期大学・専門学校に進学した男性は学生部に所属し、進学した女性は女子学生部に所属になる。 高校卒業後に浪人生や就職した男性は男子部に所属し、女性は女性部に所属になる。 創価学会の未来部員の活動(会合)は、大人の未来部担当者(男子部員・壮年部員・女性部員など)の助言・監督のもとに、子供(未成年者)の未来部員の意思による任意参加の前提で行われる。実際には家族(両親などの保護者)が「熱心な創価学会員」(活動家という)の場合は、子供(未成年者)の意思に関わらず事実上は強制的に創価学会の未来部の活動(会合)に参加させられるケースも有るという。 大人の未来部担当者(男子部員・壮年部員・女性部員など)は、子供(未成年者)の未来部員を助言・監督する担当者は「21世紀使命会」とも呼ばれる。 家庭では創価学会の信仰の基本である勤行(ごんぎょう)で「法華経(ほけきょう)の方便品(ほうべんぼん)と如来寿量品(にょらいじゅりょうほん)の読誦」:(法華経の「お経」を読み上げること)と「唱題」(しょうだい):(南無妙法蓮華経の題目を唱えること)が奨励される。 池田大作(名誉会長)の指導により、日常生活では「学校の勉強」や「読書」や「親孝行」などを努力することが奨励される[1]。 親の世代からの創価学会員の家庭で生まれて、幼い頃から創価学会に入会している子供のことを、創価学会の内部では「学会2世」や「福子」(ふくし)と呼んでいる。詳細は「宗教2世」を参照。 2015年からは、創価学会の組織内で同一県区圏内の未来部員4人1組がチーム対抗で、全編英語の台詞で披露する寸劇(短い演劇)で競争する「未来部 E-1グランプリ」などが開催されている。その全国決勝大会は通例、八王子市にある創価大学で開催されている。 1965年(昭和40年)9月23日に少年部(現在の少年少女部)が結成された。 少年少女部の対象者は、小学生(6歳?12歳)で、基本的に少年少女部の各地域の少年少女部員は集結して男子・女子合同で、座談会方式で行われる「部員会」をはじめ、図工、作文、合唱団などの活動(会合を開催)する。 少年少女部では、教義教育用の教材(『ライオンキング御書』や『少年少女きぼう新聞』など)で、日蓮と創価学会の教え・理念、創価学会の池田大作(名誉会長)からの生活指導文書を学び、創価学会の信心(信仰)の基礎を作る。 少年少女部の「部員会」(会合)では少年少女部歌『Be Brave! 獅子の心で』
概要
少年少女部(しょうねんしょうじょぶ)- 小学校に在籍する男女(年齢:6歳?12歳)。
中等部(ちゅうとうぶ)- 中学校、中等教育学校前期課程(中高一貫校の1年生?3年生まで)に在籍する男女(年齢:12歳?15歳)。
男子中等部(だんしちゅうとうぶ)- 中学生の男子(年齢:12歳?15歳)。
女子中等部(じょしちゅうとうぶ)- 中学生の女子(年齢:12歳?15歳)。
高等部(こうとうぶ)- 高等学校、高等専門学校(高専1年生から高専3年生まで)、中等教育学校後期課程(中高一貫校の4年生?6年生)などに在籍する男女(年齢:15歳?18歳)。
男子高等部(だんしこうとうぶ)- 高校生の男子(年齢:15歳?18歳)。
女子高等部(じょしこうとうぶ)- 高校生の女子(年齢:15歳?18歳)。
活動内容
少年少女部