未来講師めぐる
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未来講師めぐる
ジャンル
テレビドラマ
脚本宮藤官九郎
演出唐木希浩(5年D組
高橋伸之(テレビ朝日)
出演者深田恭子
勝地涼
黒川智花
武田真治
正名僕蔵
星野源
田口浩正
榊原郁恵
船越英一郎(特別出演)
地井武男
音楽野崎良太(JAZZTRONIK)
エンディングやなわらばー「サクラ」
製作
プロデューサー中込卓也(テレビ朝日)
平部隆明(The Farm)
制作テレビ朝日

放送
放送国・地域 日本
放送期間2008年1月11日 - 3月14日
放送時間金曜 23:15 - 翌0:10
放送枠金曜ナイトドラマ
放送分55分
回数10
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『未来講師めぐる』(みらいこうしめぐる)は、2008年1月11日から3月14日まで、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で毎週金曜日23:15 - 翌0:10に放送された深田恭子主演のテレビドラマ
概要

前番組の『モップガール』とは逆に、未来が見えてしまう女性講師の物語。

脚本は『池袋ウエストゲートパーク』・『木更津キャッツアイ』の宮藤官九郎。連続ドラマの脚本を務めるのは『吾輩は主婦である(2006年5月・TBS系)』以来2年ぶり、テレビ朝日系では初めての作品となる。深田恭子は『富豪刑事デラックス(2006年4月)』以来、テレビ朝日系では2年ぶりの連続ドラマ主演。
登場人物

※ストーリーに深く関わる役において、その20年後の姿を演じた俳優のエンドロールでの配役表記は「役名+20年後の年齢」の表記となる(例:ユーキ+20年後の年齢「43」=ユーキ43など)。劇中でめぐるが20年後の姿を初めて見た際にはこの表記でテロップが出る場合がある。
吉田家(主人公とその家族)
吉田めぐる(よしだ めぐる)
演 -
深田恭子

めぐる4 - 山田萌々香

めぐる12 - 西浦璃奈
このドラマの主人公で小中学生向けの進学塾「大親切アカデミー(仮)」に勤務する英語教師。別項にもあるように塾の名称はコロコロ変わる。24歳の誕生日に、満腹になると他人の20年後の姿が見える能力を得る。食い意地と好奇心は人一倍強く、授業に食べ物を知らずの内に持ってきてしまう。それらを口にした結果、生徒たちの20年後を見てしまうことになる。母方の祖父である中吉の家に同居。苦手な食べ物はレーズン
吉田中吉(よしだ ちゅうきち)
演 - 地井武男めぐるの母方の祖父。めぐると同じ能力を持つ。本人曰く、その能力を「ただの自慢」と称す。また年の功からか自分自身の20年後の姿が見えるなど、めぐるよりも高い能力を持つ(後にめぐるにも自分の20年後が見えるようになった)。その能力を持つゆえに「腹八分目」をモットーにしており、食事後は必ずと言っていいほど散歩をする。めぐるはその散歩が中吉の趣味だと思っていたが、実は「能力を発揮しないよう、腹ごなしの為に」と嫌々ながら散歩をしている。地井武男が同局でレギュラー出演している番組「ちい散歩」のパロディで、「ぢい散歩」と命名されている。めぐるとの仲は大変よいが、散歩についてはめぐるやユーキから「徘徊」と言われている。他人の未来を変えることになるため、未来を他人に教えることを良しとは考えていない(ただし子供は例外)。過去にはこの「自慢」を生かし、保険のセールスをしており、売上はトップだった。しかし、すぐに死ぬ人間が保険に入っても会社には利益がないため、出世はできなかった。なお、20年後には既に死亡しており、満腹のめぐるや本人には幽霊に見えている。
吉田はまる(よしだ はまる)
演 - 船越英一郎特別出演)めぐるの父親で吉田家の婿養子。かつてはディスコ経営や不動産取引で相当な財を成したがバブル崩壊で没落、しかしITバブルの波に乗り、株取引でドン底から盛り返し再び会社を興すも、今度は違法取引で摘発され再度没落。義父の中吉とは断絶状態でホームレス状態かと思われた。娘思いだが拝金主義者的な面があり、かつ浪費癖もある。現在でも愛子のお陰で大金を持ち歩いていて、いつもクラブにいる。登場時は45歳だったが誕生日を迎え46歳となる。20年後は政治家となり、選挙に出馬している。
吉田愛子(よしだ あいこ)
演 - 榊原郁恵めぐるの母親で中吉は実父にあたる。味噌汁でも水で薄めないと飲めないほどの猫舌。占い師「新宿に母」(これでめぐるたちに居場所を知らせていたつもりらしい)として、テレビにもよく出演している。12年前、夫・はまるが抱えた膨大な負債の取立てにめぐるや中吉を巻き込まないようにと家を出て以来、音信不通になっていたが、再会後は頻繁に吉田家に現れるようになった。実ははまるとは離婚しておらず、12年間アパートで2人で暮らしており、はまるには自分が稼いだ大金を渡していた。当初、本人は未来を見ることはできないと言っていたが、実は予知能力を身に付けていたことが判明した。それも、めぐるが20年後に見えるせいで胃に穴をあけ、回復したことにより、近未来が見えるという能力。最終話で警察に拘束されるが、署内でも占い業「警察に母」を始めて氷高ら警察を困らせている。
吉田永作(よしだ えいさく)
演 - 橋本じゅん愛子の弟。ITバブル時代にはまるとともに遊び倒していたが、没落後はインド精神世界の鍛錬の後、奈良で新興宗教「未来永劫幸せの証」の教祖をしていた。インチキがバレそうになり東京に逃げてきたが、めぐるの能力に気付き、それを利用しようとしてめぐるを付け回す。本人は「未来が見える」と言っているが、シンゴによると予知能力は受け継いでいない模様。普段は修行僧の恰好をしている。最終話で警察に逮捕されるが、20年後は僧侶になる。
吉田真悟(よしだ しんご)
演 - 槇岡瞭介永作の息子。めぐると同じ能力を持っているが、めぐるとは違い何億通りの未来を見ることができる。しかし、全ての未来を見てしまうと、倒れるほど疲れてしまうので満腹にならないよう、ベビースターラーメンを模した「ベビーラーメン」を食べてしのいでいる。ちなみに、シンゴから見ればめぐるの能力はカブトムシの幼虫レベルだという。吉田家に同居する。
シンゴ32
演 - 荒川良々シンゴの20年後の姿。当初はただジャージを着ていただけだったが、永作の逮捕時には僧侶の姿をしている。
塾関係
門伝大(もんでん まさる)
演 -
武田真治「大親切アカデミー(仮)」の塾長。常に塾の名前を変えようとしている(だが自分の名前である「大」の字を入れるのは欠かせない)。本人は秘しているつもりだがヅラ愛用者で、めぐるの能力で見えた20年後の姿は風貌がほとんど変わっていない。ヅラを外した姿はめぐる達によると「もずく」や「西部劇に出てくる根無し草」のようだとのこと。プロ野球マニアで昔の外国人選手のデータと「3年B組金八先生」について異様に詳しい。実は東京大学出身。
江口秀夫(えぐち ひでお)
演 - 星野源「大親切アカデミー(仮)」の数学講師。めぐるに好意を寄せている。塾生からは陰で名前を捩って「エロビデオ」と呼ばれている。講師の間でも本名で呼ばれることは稀。「エロビデオ」の他に「エロ」、「裏ビデオ」、「AV」、「AV男優」、「エロ出っ歯Vネック」、「エグチンピラ」とも呼ばれた。そして実際にAV好き(第5話でレンタルビデオ店から借りたソフト・オン・デマンド長澤つぐみのAVを解説しているほど)。資格マニアで20年後はエリートになっている。
高尾山登(たかおさん のぼる)
演 - 正名僕蔵「大親切アカデミー(仮)」の講師。仙台の私立中学校で古文の教師を務めていたが、木村みちるとの淫行が元で学校を追われたらしい。40歳独身。めぐるが見た20年後の姿では5児の父親になっていたが、第3話でめぐるが将来妻となるみちるに未来のことを言ってしまったため、第3話の終わり時点では未来像の子供の存在が消え、盆栽マニアの孤独な老人になっていた。が、後に元の運命に戻る。高尾山は偽名で本当の苗字は高山(たかやま)。実は年上の女性(特に五月みどり辺り)が好み。門伝を上回る「3年B組金八先生」マニア。
木村みちる(きむら みちる)
演 - 黒川智花第2話で「大本気(おおマジ)アカデミー」のアルバイト募集広告を見て塾にやって来る。高尾山とは「仙台修文中学校」にて担任教師と生徒の立場だったが、その一線を越えて恋愛関係になった。仙台出身で訛りが激しく、怒ると「地獄さ、堕ちろ!」と言う。現在でも高尾山を愛しており、めぐるには20年後に高尾山の妻となっている姿が見えるが、未来のことを言った後は、高尾山とは結婚せず、パキスタンでボランティア活動をしていた。が、最終的には元通りになる。吉田家に下宿している。第7話からはひょんなことから江口と付き合い初め、自分のことを「ミッシェル」と呼ばせていた。「東京もん」になるため自分のファッションを模索したが、どれも全く似合っておらず、結局は元に戻すことに。最終話では江口との仲は冷え切っており、破局も時間の問題だった。
塾生
赤坂健児
演 -
佐藤和也「大親切アカデミー(仮)」の生徒。


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