未来世紀
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この項目では、アニメ"ガンダムシリーズ"のうち、「機動武闘伝Gガンダム」及びその派生作品の架空紀年法について説明しています。テレビ東京系列で放送していたテレビ番組・"未来世紀ジパング"については「日経スペシャル 未来世紀ジパング?沸騰現場の経済学?」をご覧ください。

未来世紀(FUTURE CENTURY: F.C.)とは、アニメ作品群『ガンダムシリーズ』のうち、『機動武闘伝Gガンダム』およびその派生作品の舞台となった架空の紀年法。スペースコロニー建造を契機に暦が未来世紀に移行したと考えられる。この暦自体はアニメ本編では使用されていないが、前期OP等に登場するキョウジの写真には「F.C-048-7-24」と書かれていることから、少なくとも「F.C.」と略される紀年法は使用されているようである。
未来世紀における世界観及び設定.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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世界観

本作における人類は、基本的に各国が建造したスペースコロニー政治経済軍事などの基盤が置かれる国家中枢とし、「コロニー国家連合」を結成している。従来のガンダムシリーズの世界観では、「コロニー<地球」という力関係が成立していたが、本作品では逆に「地球<コロニー」となっている。各国家は「ネオ◯◯(それぞれの国家名)」という名称となっており、宇宙に新造されたコロニーと地球上に実在する領土全体を総括して呼称される場合もある。

世界がコロニーと地球に分断される発端は、本編開始の半世紀以上前の西暦末期に遡る。宇宙開発が加速するほど繁栄していた一方で、人口増大地球環境悪化などさまざまな社会問題を抱えていた頃の人類は、宇宙移民の気運の高まりを受けたことにより、世界各国がコロニーを地球上で建設を開始。紀年法が「未来世紀(F.C.)」へと改定された最初の年であるF.C.01、各国政府は完成したコロニーを地球全土の膨大な電力エネルギーによって宇宙へと浮上させた。そのため地球では電力不足の発生に伴い多くの人命が失われ、その裏でコロニーすらも全国民を受け入れることは不可能と見做した各国政府が政府高官を中心に移住者の選定を行った結果、全人類の6割が宇宙に居住し、残りの4割が地球に残される新時代がはじまった[1][2]

これを機に、コロニーは繁栄し、地球は没落の一途を辿るほど隔絶された世界と、かなり激しい地域格差の構造が双方の間に生まれ、F.C.02の支配層を失った地球で各地の住民たちによる紛争、F.C.03のコロニー側の合同治安維持軍と地上の紛争当事者らによる地球を戦地とした後述の「第一次カオス戦争」、F.C.04のコロニー国家同士の軍拡や小競り合いが引き金となってF.C.05に「第二次カオス戦争」勃発の危機が訪れるなど、紀年法改定から数年間は混沌とした時代が続いた[1][2]

そしてF.C.06には、コロニー国家同士が月面で「ガンダリウム合金」を巡る小規模衝突を起こす最中に、「ガンダムファイト」構想が提唱され、その数週間後にコロニー連合議会によって当構想は即日可決。F.C.07の「ガンダムファイト国際条約」の制定を経て、翌年のF.C.08にガンダムファイト第1回大会が開催されると、F.C.56までの間に計12回の大会がコロニー国家間の代理戦争として繰り広げられ、ガンダムファイトの優勝国が地球圏の統治権を4年分獲得するという制度で、人類は破滅的な戦争を回避してきた[3][2]

未来世紀の各国家は名目上、ガンダムファイトによる戦争のない社会を謳っているとはいえ、有事には休戦条約を破棄し即座に武装化するなど、現実世界における日本のように(名目上の)戦力の放棄や交戦権の破棄は行っていないものと考えられる。軍縮こそ行われているが、実態として各国は自衛用に軍用モビルスーツ(MS)を所持しており、元来の民生用MSの存在も確認されている。デビルガンダム捕獲作戦におけるネオジャパンの動員兵力を考えると相当数が生産されていることがうかがえる。
コロニー

各国家の本土であるコロニーは、他のガンダムシリーズに登場するSF考証に基づいたコロニーとは基本から考え方が異なり、直感的な見た目での分かりやすさが重視された浮遊大陸と言える形状である。その為、それぞれの国が抱かれている歴史思想といった典型的なステレオタイプを誇張した様なものを中心に、荒唐無稽ではあるが一目でどこの国家のコロニーか判りやすいものが続出している。一方で、発生させた人工重力による重力制御でコロニーの浮上・地球と同じ1G環境の再現・「上下」の決定を確立させる「超電導重力コイル」と、球形に展開して大気圏を作り出すと同時にある程度の軍事的攻撃や自然現象も防ぐほどの「バリア(シールド)」、本土に併設された各種工場農場など、コロニーを支える基礎技術や自給自足能力は各国同等である[3]


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