木野花
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きの はな
木野 花
本名木野目 留美子
生年月日 (1948-01-08)
1948年1月8日(76歳)
出生地 日本青森県
身長160 cm[1]
血液型A型
職業俳優演出家
ジャンル映画テレビドラマ舞台
配偶者なし(離婚歴あり)
事務所吉住モータース
公式サイト木野 花 プロフィール
主な作品
テレビドラマ
あまちゃん
銭の戦争』映画
愛しのアイリーン』舞台
『花の紅天狗』CM
金鳥

 受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞
2013年さよなら渓谷キネマ旬報ベスト・テン
助演女優賞
2018年愛しのアイリーン

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木野 花(きの はな、本名:木野目 留美子、1948年1月8日 - )は、日本女優演出家[2]青森県出身。吉住モータース所属。青森県立青森西高等学校弘前大学教育学部美術学科卒業。身長160cm、血液型はA型。
来歴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "木野花" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年8月)

幼い頃は青森県の下北半島の山と海に囲まれた田舎町で生まれ、大自然を遊び場にしてのびのびと育った[3]。小学校高学年の頃に青森市内に引っ越したが、街の同級生たちと馴染めず自然が少ないこともあって、徐々に人付き合い自体が億劫になっていった[3]。中学・高校時代は、親が買ってくれた文学全集を読んで現実逃避し、学校では1人で取り組める美術部に入部した。

その後大学の美術学科に進学し、彫塑で粘土を練って彫刻を制作していたが、自身の才能に限界を感じた。生徒たちと楽しく交流することを夢見て教員免許を取得し、大学卒業後に中学校の美術教師となる[3]。職員室での人間関係など現実の仕事とのギャップに悩み、仕事のストレスで神経性胃炎偏頭痛を患い、着任から1年で退職した[3]

同時期にたまたまそばにあった美術雑誌のアングラ演劇特集を見て「これだ」と感じ、退職直後の春に上京[3]東京演劇アンサンブル養成所に入所して演劇の世界へと飛び込んだ[4]。ただし、当初は「学生気分を吹き飛ばし、3年後には教職に戻ろうか」と気軽に考えていたという。上京後は風呂なし共同トイレのアパートでバイト生活を送り、貧しかったが充実した演劇生活により先述の体調不良は収まった[3]

養成所で知り合った仲間の女性5人とともに、1974年劇団青い鳥を結成し、翌年「美しい雲のある墓の前」を旗揚げ公演する[4]。以後、80年代の小劇場ブームに乗って舞台女優として活躍し[4]、アングラ演劇ブームの代表的存在となる。

1986年、劇団を退団すると[4]、同年に出演した金鳥ゴンのCMでの「亭主元気で留守がいい」のセリフが新語・流行語大賞の銅賞を受賞したことで注目される[注 1]。その後は劇団☆新感線の公演などへ客演(2003年にはガラスの仮面をモチーフにしたミュージカル舞台『花の紅天狗』の月影先生役で主演)として参加したほか、演出家や名脇役として活躍している[5][4]

映像では、1988年の市川準監督の『会社物語』で映画初出演し、以後数々のテレビドラマなどで個性を発揮しつつ、バイプレイヤーとしての地位を確立する[4]。また、1988年から1992年にパルコドラマスクールで若手俳優育成に携わり、1993年から2003年まで「木野花ドラマスクール」を開校[4]。その後「座・高円寺」の劇場想像アカデミーで講師を務めた[4]

2018年の『愛しのアイリーン』で第92回キネマ旬報ベスト・テン 助演女優賞を受賞[6]
人物

10代の頃に読んだ文学作品は、夏目漱石芥川龍之介に始まり、高校時代はヘッセドストエフスキーなどに夢中だったという[3]

現在(2018年時点)は普段から体調を整えるため、ヘンプパウダー(アサの実)と豆乳と甘酒とアマニ油を混ぜた特製ドリンクを、一日の始まりに欠かさず飲んでいる[3]。また、青森県産の黒にんにくを毎日朝と晩に一粒ずつ食べている[3]

2016年頃に変形性股関節症と診断され、股関節の軟骨が完全になくなっていることが判明[3]。一時は歩行に杖が必要となったが、その後人工関節手術を受けてリハビリを経て小走りできるほどに回復したという[3]
出演
テレビドラマ
NHK

少年たち (テレビドラマ) 第2シリーズ(2001年) - 原君子 役

どんまい!(2005年) - 倉田純子 役

連続テレビ小説

純情きらり(2006年) - 沢井ウメ 役

どんど晴れ(2007年) - ナレーション

あまちゃん(2013年) - 長内かつ枝(メガネ会計ばばあ) 役

ブギウギ(2024年)- 大野晶子 役[7]


マチベン(2006年) - 盛岡校長 役

魂萌え!(2006年) - 西崎美奈子 役

わたしが子どもだったころ(2008年) - 椎名タネ 役

スキップ!?商店街が生んだアイドル?(2009年) - 北山美鈴 役

ラストマネー -愛の値段-(2011年) - 戸田雅美 役

いつか陽のあたる場所で(2013年) - 柏田園長 役

実験刑事トトリ 第2シリーズ(2013年) - 久保美千代 役

進め!青函連絡船(2016年) - 田村テル 役[8]

プリンセスメゾン(2016年) - 井川流 役

女の中にいる他人(2017年) - 田沼初江 役

旅屋おかえり 秋田編(2022年) - 阿部みとえ 役

空白を満たしなさい(2022年) - 田村薫 役

我らがパラダイス(2023年1月8日 - 3月12日 、NHK BSプレミアム・BS4K) - 田代チヅ 役[9]

お別れホスピタル(2024年) - 池尻奈津美 役[10]

日本テレビ

火曜サスペンス劇場

女検事・霞夕子6」(1988年) - 林田綾子


ギネ 産婦人科の女たち(2009年) - 泉沢園長

連続ドラマ小説 木下部長とボク(2010年) - 春日さん

Piece(2012年) - 七尾君子

獣医さん、事件ですよ(2014年) - 田村絹代

家売るオンナ(2016年) - 城ヶ崎泉

フランケンシュタインの恋(2017年) - 日立叶枝

金曜ロードSHOW!

視覚探偵・日暮旅人」(2015年) - 園長先生


TBS

うちの子にかぎって…(1984年) - 中上久子

恋はミステリー劇場

モモ子シリーズ3」(1985年)


西田敏行の泣いてたまるか(1986年)

男たちによろしく(1987年)

ヤンキー母校に帰る(2003年) - 高橋貴子

3年B組金八先生(2004年 - 2005年) - 板橋香奈(校長)

正しい恋愛のススメ(2005年) - 木原順子

浅草ふくまる旅館(2007年) - 福丸はな

夫婦道(2007年) - 米倉茜

アザミ嬢のララバイ(2010年) - おいねの侍女

うぬぼれ刑事(2010年) - 安藤サツキ

名もなき毒(2013年) - 杉村正子

SAKURA?事件を聞く女?(2014年) - 矢吹薫

死幣-DEATH CASH-(2016年) - 山岡紫乃

この世界の片隅に(2018年) ‐ 刈谷タキ

グランメゾン東京(2019年) ‐ 相沢百江

月曜ゴールデン

捜し屋★諸星光介が走る!3」(2007年) - 岩崎雅代


婚姻届に判を捺しただけですが(2021年) - 大加戸初恵[11]

義母と娘のブルース(2024年) - シゲさん 役

フジテレビ

ウソコイ(2001年) - 天野志津江 役

ナースのお仕事(2002年)

恋ノチカラ(2002年) - 倉持澄子 役

天体観測(2002年) - 井上佐知子 役

曲がり角の彼女(2005年) - 倉田ミホ 役

Ns'あおい(2006年) - 夏目彬の母 役

花嫁のれん(2010・2011・2014・2015年) - ナレーション

白衣のなみだ(2013年) - 吉野秀実 役

ほんとにあった怖い話「女子高大パニック」(2013年) - 友川康代 役

銭の戦争(2015年) - 白石三保子 役[12]


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