この項目では、青森県つがる市にある鉄道駅について説明しています。木造建築の鉄道駅舎一般については「木造駅舎」をご覧ください。
木造駅
駅舎(2008年4月)
きづくり
Kizukuri
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所在地青森県つがる市木造房松10[1].mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯40度48分8.81秒 東経140度23分16.09秒 / 北緯40.8024472度 東経140.3878028度 / 40.8024472; 140.3878028
木造駅(きづくりえき)は、青森県つがる市木造房松(ふさまつ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である[1]。 単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。元々は相対式ホーム2面2線でを有する交換可能駅であった[1]。横取線が旧上り線跡である。 弘前統括センター(五所川原駅)管理の簡易委託駅(改札業務実施駅)[1]。指定券も取扱っている[1]。 駅舎は「木造ふれ愛センター」との合築で外壁に土偶を貼付けてある[1]。この土偶は亀ヶ岡遺跡から発掘された遮光器土偶がモチーフ[1]で、ふるさと創生事業の一環として駅舎に造られた[5]。地元では「シャコちゃん」と呼ばれて親しまれている[1]。土偶の「目」の部分には赤く発光する機構が当初より存在しており、設置からしばらくの間は列車の発着に合わせて土偶の目を点滅させていた(「いらっしゃいビーム」)が、周辺住民からの「怖い」「子供が怖がる」などの苦情により点滅を自粛(外部からの要望がある時のみ)した[1][6]。「巨大な土偶が出迎える迫力ある駅舎」として、東北の駅百選に選定された[1]。 2019年(令和元年)10月 - 2020年(令和2年)3月にかけて行った駅舎改修工事に伴い、駅入口バリアフリー化や空調を設置した他、土偶の目に設置されていた電球をLEDへ交換。紫・青・緑・黄色・だいだい・赤・ピンクの7色4パターンを点灯出来るようになり、発光を復活させた[7][8]。以前あった発光への苦情について、2020年時点では利用者は「もう見慣れた」と言う反応で、列車接近合図代わりにする利用客や、撮影するためだけに駅を訪問する客の存在も報じられている[6]。 現駅舎は鉄筋コンクリート造である(土偶もコンクリート製)。 JR東日本によると、2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員は167人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。 乗車人員推移
歴史
1924年(大正13年)10月21日:鉄道省五所川原線(現・五能線)五所川原駅 - 陸奥森田駅間開通時に開設[1]。
1936年(昭和11年)7月30日:線路名称改定。五所川原線が五能線へ編入、同線の駅となる[2]。
1938年(昭和13年)3月2日:駅売店より出火、駅舎全焼[3]。
1980年(昭和55年)9月20日:貨物取扱廃止[2]
1983年(昭和58年)4月1日:簡易委託駅化[4]、
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[2]。
1992年(平成4年)8月3日:旧木造駅舎解体、現駅舎使用開始。
2002年(平成14年):東北の駅百選に選定。
駅構造
待合室から見たきっぷ売り場
待合室の一角にある観光案内所(土産売店を兼ねる)
利用状況
年度1日平均
乗車人員出典
2000年(平成12年)399[利用客数 2]
2001年(平成13年)374[利用客数 3]
2002年(平成14年)366[利用客数 4]
2003年(平成15年)329[利用客数 5]
2004年(平成16年)307[利用客数 6]
2005年(平成17年)293[利用客数 7]
2006年(平成18年)302[利用客数 8]
2007年(平成19年)302[利用客数 9]
2008年(平成20年)308[利用客数 10]
2009年(平成21年)289[利用客数 11]
2010年(平成22年)285[利用客数 12]
2011年(平成23年)286[利用客数 13]
2012年(平成24年)285[利用客数 14]
2013年(平成25年)266[利用客数 15]
2014年(平成26年)241[利用客数 16]
2015年(平成27年)232[利用客数 17]
2016年(平成28年)212[利用客数 18]
2017年(平成29年)200[利用客数 19]