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木村 真一郎(きむら しんいちろう、男性、10月4日 - )は、日本のアニメ監督・演出家。別名義にきむらしんいちろう、キムラシンイチロウ、常磐鐘鳴、村木一真。愛称はキムシン。広島県出身。 幼少期は、父親がタンカー船員だった為に家を長く空ける事が多く、母親と共に時代劇やドラマ等を観て過ごす事が多かった。アニメに関しては『タイガーマスク』が印象に残っていると言い、その原作漫画やアニメ雑誌も愛読していた。 教員免許取得を目的として、大阪芸術大学芸術学部美術学科油画コースへ進学。在学中は漫画アニメーション研究会CASに所属し、漫画家・田中政志や、アニメ監督・加戸誉夫らと同期。 大学卒業後、動画スタッフとしてじゃんぐるじむに入社するも、演出業務に興味が移り、程無くスタジオワールドへ制作進行として移籍し、先輩となる小島正幸・桜井弘明らの下で演出助手として研鑽も深める。 1990年頃に同社が破産した為、再び制作進行としてマジックバスへ入社し、OVA『破妖の剣 漆黒の魔性』で初演出、18禁OVA『淫獣教師』で初監督を務める[1]。 その後、絵コンテ・演出家として実績を積み『BURN-UP EXCESS』でTVシリーズ初監督を務める。監督としての代表作には『HAND MAID メイ』や『ちっちゃな雪使いシュガー』等があり、後者は木村が大きな名声を得る作品となった。 監督としては奇抜な演出を加味する事は少なく、作品の本質を捻じ曲げてまで自分の色を出そうとはせず、与えられた題材を上手く組み立てる事に徹する。大の「メガネッ娘」好きで、この嗜好が昂じて『G-onらいだーす』という「メガネッ娘」ばかりが登場するアニメの監督も務めた[2]。『トム&ジェリー』の様なコメディ・アニメの制作に携わる事を熱望している[1]。
経歴
作風
作品リスト
監督
淫獣教師(1994年・18禁)※常磐鐘鳴(Tokiwa Kanenari)名義[3]
転校生(1996年-1997年・15禁)※村木一真(Muraki Kazuma)名義[3]
BURN-UP EXCESS(1998年)
ヴァイスクロイツ Verbrehen?Strafe(1999年)
HAND MAID メイ(2000年)[4]
ちっちゃな雪使いシュガー(2001年)
こすぷれCOMPLEX(2002年)
G-onらいだーす(2002年)
機甲兵団 J-PHOENIX PF リップス小隊(2002年・PS2/Xbox用『機甲兵団J-PHOENIX』シリーズ同梱DVD)
ぽぽたん(2003年)
まぶらほ(2003年)
まほらば?Heartful days(2005年)[5]
かりん(2005年)[6]
つよきす Cool×Sweet(2006年)[7]
Venus Versus Virus(2007年)
ネットゴーストPIPOPA(2008年-2009年)[8]
真剣で私に恋しなさい!!(OPアニメーション)(2009年)
ファイト一発! 充電ちゃん!!(2009年)
いっしょにすりーぴんぐ(2010年)
ジュノー(2010年)
いっしょにとれーにんぐ026(2010年)
ショコラの魔法(2011年)[9]
いじめ(『ちゃお』2012年3月号付録DVD収録)[10]
絵コンテ・演出
銀河英雄伝説第2期(1991年-1992年)絵コンテ・演出
破妖の剣(1992年)演出
元気爆発ガンバルガー(1992年)絵コンテ・演出
熱血最強ゴウザウラー(1993年)絵コンテ・演出
バケツでごはん(1996年)絵コンテ
新・天地無用!(1997年)絵コンテ
学級王ヤマザキ(1997年-1998年)絵コンテ
サイレントメビウス(1998年)絵コンテ
Weis kreuz(1998年)ED2演出
快傑蒸気探偵団 TV ANIMATION SERIES(1998年)絵コンテ・演出
ジェネレイターガウル(1998年)演出
超速スピナー(1999年)絵コンテ
デュアル!ぱられルンルン物語(1999年)絵コンテ
地球防衛企業ダイ・ガード(1999年-2000年)絵コンテ・演出
女神候補生(2000年)絵コンテ・演出
ラブひな(2000年)絵コンテ
あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ(2001年)絵コンテ
爆転シュート ベイブレード(2001年)絵コンテ
テイルズ オブ エターニア THE ANIMATION(2001年)絵コンテ
鋼鉄天使くるみ零(2001年)演出