きむら すばる
木村 昴
プロフィール
本名スバル・サミュエル・バーチュ[1][2]（Subaru Samuel Bartsch）
日本名：木村 昴（読み同じ）[3][注 1]
愛称すば[5]、すばちゃん[5]、ウッディー[5]、スバにぃ[6]
性別男性
出生地 東ドイツ・マクデブルク県ブランケンブルク[7]
生年月日 (1990-06-29) 1990年6月29日（33歳）
血液型O型[8]
職業声優、俳優、タレント、司会者、ラッパー、ナレーター[9]
事務所アトミックモンキー[10]
公式サイト木村昴｜アトミックモンキー
公称サイズ（時期不明）[8]
身長 / 体重183 cm / 73 kg

声優活動
活動期間2005年[11] -
ジャンルアニメ、ゲーム、吹き替え
デビュー作『ドラえもん』（剛田武〈ジャイアン〉）[11][12]
俳優活動
活動期間2002年 -
ジャンル舞台・テレビドラマ・CM
音楽活動
活動期間2006年 -
ジャンルアニメソング
職種歌手
共同作業者掌幻
声優：テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

木村 昴（きむら すばる、1990年6月29日[13][14][15] - ）は、日本の声優、タレント、ラッパー、俳優、司会者、ナレーター[9]。

ドイツ出身[13][14][16]。アトミックモンキー所属[13]。天才劇団バカバッカ主宰[13][14][17]。
経歴
生い立ち

1990年、ドイツ・ライプツィヒにて、ドイツ人でオペラ歌手の父と日本人でバロック音楽のソリストで声楽家の母との間に生まれる[9][18]。7歳までをドイツで過ごす[19]。

7歳で日本へ移住した時には日本語が全く喋れなかったが、普通に地元の公立の小学校に入学[11]。教師、同級生とコミュニケーションを取りながら日本語を覚えていったという[11]。そんな中で母が「習いごとをしたらどうか」と言い、両親とも声楽家ということもあり、「それに近いことはしたいな」と思った[11]。両親は木村に楽器をやらせたかったようで、5歳の時からバイオリンもしていたという[11]。しかし両親がそういうことをしていることから、クラシックが苦手で、両親もクラシックのことになると厳しかったという[11]。

小さい頃からお調子者だったが、母によるとちゃんと言うことも聞くなど、素直で手のかからない子供だったという[19]。友人、特に女子を楽しませるなどサービス精神が旺盛だったようであり、母が家の庭で長らく育てていたサクランボの木に初めての実が付いた際、そのたった1個の実を女子に声をかけて食べさせたという[19]。母曰く反抗期も無かったようであり、木村本人は「母は厳しかったが、尊敬していたため、反抗することは無かった」と語っている[19]。基本的にテレビ、漫画の無い家だったため、子供の頃はアニメもほぼ観たことがなかったといい、声優にも全く興味が無かった[19][20]。
キャリア

日本語を覚えていく中で母は「せっかくなら楽しみながらできれば」と考え、家の近所の劇団日本児童へ所属する[19][21]。「やりたいこと何かないかな？」と思っていた時、新聞に児童劇団の募集の広告が入っており、それを見て母も「いいんじゃないの」と言ったことから、単純に面白そうと思って入団オーディションを受けたのが演技のきっかけである[11]。

芝居のレッスンに熱中して、劇団の発表会のミュージカルのアンサンブルをやったりしてしていた[19]。前述の通り、お調子者で目立ちたがり屋の性格で、人前に立つことが好きだったという[20]。人前に立って何かを表現して、「見た人に何かしら感じ取ってもらいたい」「ジャングルクルーズのお兄さんになりたい、ミュージカル俳優になりたい、ラッパーになりたい」という夢のようなものを持っていたという[22]。

特に興味が強かったのはミュージカル俳優だったが、両親がオペラ歌手だったため「オペラもいいな」と思っており、両親もやってほしかったのかレッスンをさせたという[22]。しかし同じ道をたどると「両親を超えられない」と思っていたため、「超えるためには別の道を」と考えるようになった。そこで「もうオペラはやりたくない！」のような両親に反発する意味もあり「ミュージカルで行こう」と思っていたという[22]。

2002年ミュージカル・『アニー』でタップダンサーとして出演し、キャリアをスタートさせた[11][17]。

小学生のころに、ものまね番組『まねキン』（日本テレビ）に羽賀研二に似ている小学生として出演。