『木曜ドラマストリート』(もくようドラマストリート)は、1985年10月17日から1986年9月25日までフジテレビ系列局が編成していたフジテレビ製作の単発2時間ドラマ枠である。編成時間は毎週木曜20時02分から21時48分(日本標準時)。直前の20時から20時02分には予告ミニ番組『ドラマストリート情報』が放送されていた。 若者・ファミリー層の視聴者向けの単発ドラマ枠『月曜ドラマランド』(毎週月曜 19:30 - 20:54)の好評を受け、1985年10月からは木曜日にも同様の視聴者層(主に中高生、ヤングミセスなど)向けの2時間ドラマ枠を新たに設定[1](時間枠そのものは前番組の『木曜ファミリーワイド』からそのままの編成を受け継ぐ)。こちらでもやはり主演に若手タレントやアイドルを中心に起用しながらも、放送時間が20?21時台ということもあり『月曜ドラマランド』では扱えなかった殺人事件や愛憎サスペンス等、ミステリー小説を原作にした物を中心に取り上げた。特に開始時の同年内は赤川次郎作品を毎週連続して放送するといった特色を打ち出した。また、石坂洋次郎や橋本治らの文学作品、かつそれを原作にした名作映画のリメイクが幾つも作られたドラマ枠であった。 末期には中山美穂主演の『あいつと私』の視聴率が16%超(ビデオリサーチ調べ、関東地方)という回はあったものの、全体的に10%前後と伸び悩んだ回が多かった[1]。 1986年4月から1986年9月まではプロ野球ナイター中継で休止になる週が見受けられた。 放送日タイトル出演者
概要
放送作品一覧
1985年10月17日孤独な週末岸本加世子
1985年10月24日払い戻した恋人藤谷美和子、石田純一、三浦洋一、伊佐山ひろ子
1985年10月31日明日を殺さないで渡辺典子、桑名正博、高木美保、渡辺裕之
1985年11月14日復讐はワイングラスに浮かぶ柏原芳恵、萩原流行、川上麻衣子
1985年11月21日名探偵はひとりぼっち風見慎吾、宇沙美ゆかり、村田雄浩、谷隼人
1985年11月28日殺人よ、こんにちは工藤夕貴、中村晃子、浅野なつみ、柄沢次郎、土家歩
1985年12月5日赤いこうもり傘松本伊代、ケント・ギルバート、峰岸徹、鹿内孝
1985年12月12日花嫁の父田村高廣、岡田奈々、野川由美子、高松英郎
1985年12月19日殺人はそよ風のように伊藤麻衣子、国広富之、大西結花、船戸順、朝比奈順子
1986年1月16日熱血女先生美空ひばり、岡本健一
1986年1月23日一日だけの殺し屋風間杜夫、萬田久子、谷隼人、藤木悠
1986年1月30日家族八景堀ちえみ
1986年2月6日殺し屋にラブソングを古尾谷雅人、手塚理美
1986年2月13日恐怖のドライブ篠ひろ子、篠田三郎
1986年2月20日三姉妹探偵団和由布子、河合美智子、遠藤由美子、嶋大輔、関根恵子、高橋悦史、梅宮辰夫
1986年2月27日桃尻娘相築彰子、松田洋治、金子美香、黒沢ひろみ、三好圭一
1986年3月13日独身看護婦 禁じられた結婚遊戯榊原郁恵、石田純一
1986年3月20日春一番が吹くまで布川敏和、今井美樹
1986年3月27日放課後山下真司、志村香、遠藤由美子
1986年4月17日若い人石川秀美、田中健
1986年5月8日女教師「伊豆の踊り子」殺人事件沢田亜矢子、早乙女愛
1986年5月15日あいつと私中山美穂、松村雄基、土家歩
1986年5月29日ぼくらの時代柳沢慎吾、山咲千里、松田洋治、荒井注、堀広道
1986年6月5日寝台特急・出雲3号グルメ殺人旅行小野寺昭、鈴木ヒロミツ、松原千明、太川陽介、丹波哲郎、佐藤佑介