この項目では、東京都江東区にある東京メトロ東西線の駅について説明しています。新潟県西蒲原郡黒埼町(現:新潟市西区)にあった新潟交通電車線の駅については「木場駅 (新潟県) 」をご覧ください。
木場駅
4番出入口(2012年10月)
きば
Kiba
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木場駅(きばえき)は、東京都江東区木場五丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)東西線の駅である。駅番号はT 13。 島式ホーム1面2線を有する地下駅である。東西線で最深となる地下約22.4 mにホームがある[5]。 当駅を含む門前仲町駅終端 - 東陽町駅始端間の1,770.06 mの区間は、軟弱地盤地帯であったことから、営団地下鉄で初めての全円断面の単線シールド工法によって建設が進められ[6]、当駅の両端に設けたシールドマシンの発進基地をそのまま駅施設及び昇降施設として流用した[7]。そのため、円形シールドトンネルの中に各線のホームがあり、ホームの両端に改札階へと結ぶ階段・エスカレーターやコンコースを設けた構造で、それ以外の場所ではホーム間の行き来はできない[5]。シールドトンネルの中にホームを設けたことから、ホーム幅も片側3 m程と狭い[5]。 シールドマシンは当駅両端部から門前仲町駅、東陽町駅に向けて各2機(A線トンネル・B線トンネル用)、当駅の掘削用に1機が使用されたもので、当時の掘削は機械ではなく作業員が人力で掘り進む手掘り式シールドであった[6][8]。 ホームの壁面は、当初は白い内装材であったが、1980年代初頭の1回目の補修の時に線路側がシールド躯体構造そのものに、ホーム側がプレハブの壁に取り換えられた。そして1998年末から1999年にかけての2回目の補修の時には線路側に白い横長のプレハブ型の壁が取り付けられ、ホーム側に白と灰色のタイルが貼り付けられた。壁の階段付近には、黒色で木場の角乗
歴史
1967年(昭和42年)9月14日:開業。
2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[2]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[3]。
2015年(平成27年)6月4日:発車メロディを導入[4]。
駅構造
舟木橋方面出入口には、2005年に地上 - 地下1階間の、2008年1月には地下1階 - ホーム階間のエレベーターが設置された。このうちホーム階と連絡するものは、地下1階側出入口に自動改札機が設置されている。
東京メトロの多くの駅のホームには2011年頃まで冷水機が設置されていたが、当駅は現在も改札口付近に設置されている。 番線路線行先[9] (出典:東京メトロ:構内図
のりば
1 東西線西船橋・津田沼・東葉勝田台方面
2中野・三鷹方面
3番出入口(2012年10月)
舟木橋方面改札口(2005年10月)