木場駅
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この項目では、東京都江東区にある東京メトロ東西線の駅について説明しています。新潟県西蒲原郡黒埼町(現:新潟市西区)にあった新潟交通電車線の駅については「木場駅 (新潟県) 」をご覧ください。

木場駅
4番出入口(2012年10月)
きば
Kiba

◄T 12 門前仲町 (1.1 km) (0.9 km) 東陽町 T 14►

所在地東京都江東区木場五丁目5-1.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分10秒 東経139度48分23.5秒 / 北緯35.66944度 東経139.806528度 / 35.66944; 139.806528 (木場駅)座標: 北緯35度40分10秒 東経139度48分23.5秒 / 北緯35.66944度 東経139.806528度 / 35.66944; 139.806528 (木場駅)
駅番号T13[1]
所属事業者東京地下鉄(東京メトロ)
所属路線●[1]東西線
キロ程14.9 km(中野起点)
電報略号キハ
駅構造地下駅
ホーム1面2線
乗降人員
-統計年度-[メトロ 1]64,776人/日
-2022年-
開業年月日1967年昭和42年)9月14日
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木場駅(きばえき)は、東京都江東区木場五丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)東西線である。駅番号はT 13。
歴史

1967年昭和42年)9月14日:開業。

2004年平成16年)4月1日帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[2]

2007年(平成19年)3月18日ICカードPASMO」の利用が可能となる[3]

2015年(平成27年)6月4日発車メロディを導入[4]

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地下駅である。東西線で最深となる地下約22.4 mにホームがある[5]

当駅を含む門前仲町駅終端 - 東陽町駅始端間の1,770.06 mの区間は、軟弱地盤地帯であったことから、営団地下鉄で初めての全円断面の単線シールド工法によって建設が進められ[6]、当駅の両端に設けたシールドマシンの発進基地をそのまま駅施設及び昇降施設として流用した[7]。そのため、円形シールドトンネルの中に各線のホームがあり、ホームの両端に改札階へと結ぶ階段・エスカレーターやコンコースを設けた構造で、それ以外の場所ではホーム間の行き来はできない[5]。シールドトンネルの中にホームを設けたことから、ホーム幅も片側3 m程と狭い[5]

シールドマシンは当駅両端部から門前仲町駅、東陽町駅に向けて各2機(A線トンネル・B線トンネル用)、当駅の掘削用に1機が使用されたもので、当時の掘削は機械ではなく作業員が人力で掘り進む手掘り式シールドであった[6][8]

ホームの壁面は、当初は白い内装材であったが、1980年代初頭の1回目の補修の時に線路側がシールド躯体構造そのものに、ホーム側がプレハブの壁に取り換えられた。そして1998年末から1999年にかけての2回目の補修の時には線路側に白い横長のプレハブ型の壁が取り付けられ、ホーム側に白と灰色のタイルが貼り付けられた。壁の階段付近には、黒色で木場の角乗のイラストと「KIBA」の文字が施されている。

舟木橋方面出入口には、2005年に地上 - 地下1階間の、2008年1月には地下1階 - ホーム階間のエレベーターが設置された。このうちホーム階と連絡するものは、地下1階側出入口に自動改札機が設置されている。

東京メトロの多くの駅のホームには2011年頃まで冷水機が設置されていたが、当駅は現在も改札口付近に設置されている。
のりば

番線路線行先[9]
1 東西線西船橋津田沼東葉勝田台方面
2中野三鷹方面

(出典:東京メトロ:構内図)

3番出入口(2012年10月)

舟木橋方面改札口(2005年10月)

ホーム(2012年10月)

発車メロディ

2015年6月4日から向谷実作曲の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。

曲は1番線が「A Day in the METRO」、2番線が「Beyond the Metropolis」である(詳細は東京メトロ東西線#発車メロディを参照)。
大規模改良工事

前述の特殊な駅構造によるホームの滞留スペースの少なさや近年の乗降客の増加により、ホーム階と改札階が非常に混雑し、朝ラッシュ時間帯は安全面に問題があった[10][11]。そのため、東京メトロでは「東京メトロプラン2015 ?さらなる安心・成長・挑戦?」 において、当駅の改良計画を発表した[11]

この工事では、中野寄りの約70 mにおいて既存のトンネルの外側に地下連続壁を構築し、既存のトンネルの下も含めて地盤の改良を行った上で、シールドトンネルの解体を行い、ホーム幅を約3 mから約12 mに拡張するという大掛かりな工事である[5]。併せて、ホームの中央部にエスカレーターとエレベーターが増設される[11]。列車の運行を続けながら既設のシールドトンネルを解体して新たな空間を生み出す工事は世界初となる[10][11]

2025年令和7年)度の完了を目指して工事が進められていたものの[12]、26 m掘削する予定の3.5 m分の掘削が終わったところで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行による輸送人員の減少により、2022年(令和4年)に工事の一時休止および再度埋め戻しが決定した[13]
利用状況

2022年度の1日平均乗降人員は64,776人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中54位。商業施設のオープンなどにより乗降人員は増加傾向にある[5]

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員年度1日平均
乗降人員[14]1日平均
乗車人員[15]出典
1990年(平成02年)25,279[* 1]
1991年(平成03年)26,951[* 2]
1992年(平成04年)28,033[* 3]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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