朧村正
[Wikipedia|▼Menu]

朧村正
Muramasa: The Demon Blade
Muramasa Rebirthジャンル絢爛絵巻和風
アクションRPG
対応機種WiiPlayStation Vita
Wii U(ニンテンドーeショップ)
開発元ヴァニラウェア
発売元 マーベラスエンターテインメント(Wii)、マーベラスAQL(PS Vita)、マーベラス(Wii U)
イグニッション・エンターテイメント
ライジングスター・ゲームズ(英語版)
人数1人
メディアWii用12cm光ディスク(Wii)
PlayStation Vitaカード、ダウンロード配信(PS Vita)
ダウンロード配信(Wii U)
発売日Wii: 2009年4月9日
2009年9月8日
2009年11月27日
PS Vita: 2013年3月28日
2014年3月6日(PS Vita The Best)
2013年6月25日
2013年10月16日
Wii U: 2015年8月19日
対象年齢CERO:B(12才以上対象)
ESRB: T (Teen)
PEGI: 12+
コンテンツ
アイコン暴力
デバイスWii版: ヌンチャク対応
クラシックコントローラ対応
ゲームキューブコントローラ対応
売上本数

Wii版: 4.5万本
13万本VITA版: 10万本[1]
テンプレートを表示

『朧村正』(おぼろむらまさ、Muramasa: The Demon Blade)は、2009年4月9日に発売されたヴァニラウェア開発・マーベラスエンターテイメント発売の、WiiアクションRPG2013年3月28日にはWii版から追加要素を加えたPlayStation Vita版が発売された。さらに2015年8月19日からは、Wii U向けにWii版のダウンロード販売も行われている。
概要

開発は『プリンセスクラウン』や『オーディンスフィア』の制作に携わった神谷盛治らによるヴァニラウェアが担当。音楽も『オーディンスフィア』に引き続き、崎元仁ベイシスケイプが担当している。

ヴァニラウェアが開発を担当したゲームでは初めて和風の世界観を展開しており、手描き調の絵巻風の雰囲気が特徴となっている。元禄時代の将軍綱吉施政の時代を舞台に、様々な妖刀や名刀を巡る2人の主人公の物語が紡がれる。

横スクロールバトルで史実上にも登場する様々な妖刀や名刀を使い、刀に封じられた力を必殺技として解放しながら、人や妖怪などと戦っていく。

2009年9月より、『Muramasa: The Demon Blade』のタイトルで北米・欧州でも発売された。

みんなのニンテンドーチャンネルで「ゴールド」の評価を獲得し、評価の高いサードパーティー製ソフトの廉価版「みんなのおすすめセレクション」の第1弾の一つとして2010年2月25日に発売された。

PS Vita版はWii版に比べ高解像度化、キーコンフィグの追加、ジャンプボタンの設置、難易度調整、海外版要素の追加、豪華DLC及びテーマソングの追加、またVITAの画面に合わせかなり細部に至るまでグラフィックの調整が行われるなど、様々な追加要素が付加されている。海外版は『Muramasa Rebirth』のタイトルでのリリースとなった。

2014年3月6日に廉価版「Playstation Vita the Best」として、さらに2015年3月19日には、後述の「元禄怪奇譚」全四篇がダウンロードできるプロダクトコード入りパックが発売された。
システム.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

このゲームは横スクロールベルトアクションの要素が強いアクションRPGである。二人の主人公と二つのシナリオ(「鬼助伝」・「百姫伝」)が用意されており、主人公は刀を3本装備しており、その内の1本を使って攻撃を行う。刀の種類には隙が少ない太刀と、隙は大きいが攻撃力が高い大太刀に分けられる。敵が登場すると自動的に戦闘モードに移行する。敵を全滅させると戦闘結果のリザルトが出され、最大コンボ数や戦闘時間など戦闘内容によって経験値が上乗せされる。レベルアップすると各種パラメーターの上限が上がる。所持するアイテムや刀は最初は各シナリオ別であり、両方のシナリオを1度クリアする事で統合される。

刀剣製作
食事・料理
元禄怪奇譚

2013年11月よりPS Vita版のDLCとして、本作の異聞録「元禄怪奇譚」の販売が開始された。価格は一篇500円(税込)。

基本的なルールは本編と同じだが、攻撃手段が各主人公ごとに異なる上に固定されており、本編での「鍛冶」に変わって「鍛錬」で強化していくなど変更点も存在するが、ゲーム中の物語やエンディングで本編とも密接に繋がりがある事が明かされていく。特に、ストーリーの一つでは本編の全ての動乱を引き起こした源、全ての元凶である存在が明らかとなる。

約一年間かけて、以下の四編が発売された。『津奈缶猫魔稿』(つなかまねこまたぞうし 通称「化猫」)2013年11月7日発売。『大根義民一揆』(おおねぎみんいっき 通称「一揆」)2014年1月16日発売。『七夜祟妖魔忍伝』(ななやたたりようまにんでん 通称「白蛇」)2014年7月10日発売。『角隠女地獄』(つのかくしおんなじごく 通称「鬼娘」)2014年11月20日発売。
登場人物

この節の加筆が望まれています。

主人公
鬼助(きすけ・『妖刀村正忍法帖(鬼助伝)』主人公)
- 吉野裕行抜け忍として追われている伊賀・髑髏谷の少年忍者。昔の記憶がほとんど無い。相手の無い仇討ちの念とありとあらゆる妖刀や名刀を求める執念に突き動かされて、悪鬼悪霊たちと戦う旅をしている。実は鳴神藩に奉公人として潜入し狗頭龍村正を公儀に届けよという命を受けていたが、半年の間に虎姫と懇意になってしまい、公儀の陰謀を知ってそれを裏切った。その際、虎姫を庇って刀で斬られ致命傷を受け、朧夜千十の「合魂の術」で一命を取り留めている。物語開始直後に記憶喪失状態になっているのは術の副作用の為。
百姫(ももひめ・『朧剣百鬼夜行(百姫伝)』主人公)
声 - 沢城みゆき美濃国鳴神藩主、鏡見明良の娘。おてんばであるが、まっすぐな性格で周囲から愛されていた。しかし、悪霊に取り付かれ城を飛び出したまま行方知れずとなる。悪霊の正体は、生前は「朧流」という剣術をつかう飯綱陣九朗と呼ばれる剣豪だった。目的は「魂移しの術」をやり直す為に必要な刀「相模反魂黒光」の入手。なお戦闘中は陣九朗の魂が彼女の肉体に憑依しているが、特定のイベントや入浴中のみ陣九朗の魂が彼女の体から抜けて人魂化する。
主要人物
飯綱陣九朗(いづな じんくろう)
声 -
中田譲治朧流の剣豪。朧流の秘伝書を手に入れんがために師匠と兄弟弟子を騙し討ちにした。その後、肺病に冒されたため、病に蝕まれた肉体を捨てて健康な男子の肉体を得るべく「魂移しの術」を使い、柳生雪之丞の体を奪おうとするが、咄嗟に雪之丞を庇った百姫を斬ってしまい、誤って彼女の体に取り憑いてしまう。いい女や酒など、俗物的なものを好む一方、己の人生を費やして習得した剣術には並々ならぬ執念と思い入れを持っている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:29 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef