朝鮮語
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この項目では、言語について説明しています。現在主に使われている文字については「ハングル」をご覧ください。
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朝鮮語 (???)

???(朝鮮?)・???(韓國語)

発音IPA: .mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

[tso.s?n.mal](朝鮮語)

[ha(?)n.?u.??](韓国語)

話される国 大韓民国
 朝鮮民主主義人民共和国
地域 中華人民共和国長白朝鮮族自治県
民族朝鮮民族
話者数約8,000万人[1]
言語系統朝鮮語族孤立した言語で論争あり。詳細は#系統を参照。)
初期形式古代朝鮮語高句麗語百済語

中世朝鮮語高麗語

近世朝鮮語


標準語標準語(韓国)文化語(北朝鮮)
方言朝鮮語の方言を参照
表記体系

ハングル・チョソングル

ハングル点字

漢字(限定的[注 1]

公的地位
公用語 大韓民国
 朝鮮民主主義人民共和国
中華人民共和国延辺朝鮮族自治州長白朝鮮族自治県
統制機関

国立国語院

社会科学院語学研究所

中国朝鮮語規範委員会

言語コード
ISO 639-1ko
ISO 639-2kor
ISO 639-3kor
'"`UNIQ--templatestyles-0000000B-QINU`"'Linguist List ⇒kor
Glottologkore1280[2]
Linguasphere45-AAA-a

朝鮮語・韓国語の主な使用地域
 

注意: この表にはユニコードで記述されたIPA発音記号が含まれているかもしれません。

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韓国語
各種表記
ハングル:???
漢字:韓國語
発音:ハングゴ
日本語読み:かんこくご
RR式:Hangugeo
MR式:Han'gug?
英語表記:Korean
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朝鮮語
各種表記
チョソングル:???
漢字:朝鮮?
発音:チョソンマル
RR式:Joseonmal
MR式:Chos?nmal
英語表記:Korean
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朝鮮語(ちょうせんご、(朝: ???, ???、: Korean)または韓国語(かんこくご、(朝: ???)[3]は、主に朝鮮半島で使用されている言語で、大韓民国(韓国)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国語である。

この言語の名称については議論があるが(後述)、日本の言語学音韻論など学術的には、表記として「朝鮮語」が用いられてきたことから、本項目では「朝鮮語」に統一し記述する(詳細は「朝鮮語の呼称問題」を参照)。
概要最古の朝鮮語辞書、『朝鮮語辞典』

約5,200万の韓国人、2,500万以上の北朝鮮人[4]、約280万のアメリカ合衆国やカナダの韓国系アメリカ人、韓国系カナダ人、約190万の中国籍である朝鮮族、約80万の在日韓国・朝鮮人と朝鮮系日本人、約70万のロシアや中央アジア、ヨーロッパの高麗人と韓国人の間で話される[5]。ただし、これらのうちウズベキスタン・カザフスタンなど、中央アジアで話されている言語は「高麗語(コリョマル)」として、別言語扱いとされる場合もある。

現在の大韓民国(韓国)の標準語及び朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の文化語は、朝鮮王朝の首都が一定して漢城府(現ソウル)であったことから、ソウル特別市の方言がベースとなっている。もっとも、北朝鮮では、文化語は平壌直轄市の言葉を基準としている建前である[6][7][8]

音韻面では、子音に有気音無気音の対立がある。連音フランス語で用いられる用語のリエゾンとしばしば混同されるが、実際にはそれに合わせれば「アンシェヌマン」である[9])が起こることも特徴である。音節構造においては、ほとんどが母音で終わる開音節の日本語とは異なり、子音で終わる閉音節も多く現れる。ただし、在日朝鮮語では日本語の影響で閉音節の発音はほぼ崩壊している。

言語類型論の観点から見ると、日本語と同じ膠着語であり、修飾語は被修飾語に先行し、前置詞ではなく後置詞を用いる。歴史的に日本語やベトナム語と同様に漢字文化の影響があるが、現在の表記には主にハングルが用いられる。

韓国、北朝鮮でそれぞれ規範形の定められている複数中心地言語でもある。言語学的な基準からすると韓国で話されている言語と北朝鮮で話されている言語は同一の言語である(つまり、韓国・北朝鮮とも双方の言語を同一の言語と見なしている)が、南北には発音語彙文法正書法などに違いが存在する[10][11]

ISO 639による言語コードは2字ではko、3字ではkorで表される。
言語名「朝鮮語の呼称問題」も参照

日本では、伝統的に「朝鮮半島」や「朝鮮民族」などと同様に「朝鮮」の名を冠した「朝鮮語」という呼称が用いられている。しかし、朝鮮半島が南北に分かれ、日本が韓国としか国交がない現状を反映し、とくに21世紀になってからは「韓国語」と呼ぶことが多くなっている[12][13]。そのほか、「コリア語」[14]「韓国朝鮮語」[15]などの呼称が存在する[16]。また、本来ハングルは文字の名前であり言語の名前ではないが、言語名として「ハングル」を用いることもあり、日本放送協会(NHK)は「ハングル講座」を放送している。ハングル能力検定試験協会は「『韓国・朝鮮語』を統括する意味で『ハングル』を用いて」いると説明している[17]

一方、韓国では「韓国語」に相当する「???(韓國語、(ハングゴ)」「???(韓國?、(ハングンマル)」という呼称が用いられており、北朝鮮においては「朝鮮語」に相当する「???(朝鮮?、(チョソンマル)」「???(朝鮮語、(チョソノ)」という呼称が用いられている。この他に朝鮮民族どうしの表現として「国語」に相当する「??(國語、クゴ)」や、朝鮮語の固有語で「我々の言葉」を意味する「???(ウリマル)」という表現も用いられる。

また、中国では、1949年の建国から社会主義陣営に所属しており、当初から北朝鮮を朝鮮半島全体の唯一の正統政府としていた立場から、朝鮮民族の国家、民族や言語、文化に冠する呼称に「朝鮮」(簡体字で「朝?」)を使用し、中国の国民を構成する朝鮮系の集団やその言語に対してもこの名称を用いて、「朝鮮族」や「朝鮮語」と呼称してきた。

しかし、1992年に韓国と中国が国交を樹立してからは、韓国との直接交流が進展し、韓国資本の裏付けにより、韓国式の語彙や文字配列をそのまま移植した語学テキストや辞典類が「韓国語」の名称を冠して発行されるようになった。その結果、韓国の朝鮮語を指す「韓国語」「韓語」は、中国の延辺朝鮮語や北朝鮮の朝鮮語を指す「朝鮮語」とともに併用されるようになってきている。

日本外務省および中華人民共和国外交部の公式ウェブサイトにおいては国に応じて別の呼称を使用している(韓国の公用語は韓国語[18][19]、北朝鮮の公用語は朝鮮語とされる[20][21])。

中国本土を除く中華圏香港[22]マカオ[23]台湾[24])では政治的な理由で「韓語」としか呼ばない。

また、中央アジアの朝鮮人の間では「高麗語」(???、高麗?、Корё маль、コリョマル)という呼称が用いられている。多くのヨーロッパ言語では高麗に由来する Korean (英語)などの名称を用いており、中立性の問題は提起されていない。
系統

一般的には分類上アルタイ諸語孤立した言語と見なされるが、済州語を別の言語として、両者を朝鮮語族にまとめることもある。

アルタイ諸語との関係、また日本語との関係もしばしば議論の的となる。学者によっては、日本語と共にアルタイ諸語に含める場合もある。
日本語との比較「日本語と朝鮮語の比較」も参照

統語面では、基本語順SOV型であり、日本語と類型論的に同じ語順を持つ(なお、語順はそれ単独では同一系統の言語であることを示す証拠にはなり得ない。なぜなら、SOV型は世界の言語の約50%が属す普遍的な語順であり、また同一系統であっても言語によって、更には同一言語であっても時代によって基本語順が異なることがあるため)。否定の表現では逆位となる場合やいわゆる「かばん語」によって否定表現が一語となっているものがある。助詞主題を表示する点は日本語と共通している。

音韻的な面では、古い時代では語頭に流音(ラ行)・有声阻害音(濁音)が立たない点、母音調和が見られる点、母音連続を避ける点などが日本語と共通する。これらはアルタイ諸語に共通して見られる特徴でもあり、朝鮮語及び日本語がアルタイ語族であるという論拠の一つになっている。但し朝鮮語の音節が閉音節(CVC)を基本としているのに対し、日本語は開音節(CV)を基本としているなど、相違点も見られる。

その一方で語彙は、漢字語あるいは字音語を除き、一定の音韻対応によって系統的に同一の祖形に当てはまるものは見出されていない。


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