朝鮮語の南北間差異
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朝鮮語 > 朝鮮語の南北差

朝鮮語の南北差(ちょうせんごのなんぼくさ)とは、大韓民国(韓国、以下「南」とも呼ぶ)と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮、以下「北」とも呼ぶ)における朝鮮語言語的差異を指す。

南北朝鮮で用いられている言語はいずれも分断国家となる以前の標準朝鮮語を引き継ぐものであり、言語としては同一であるが、国家分断の長期化とともに細かな点でいくつかの差異が見られる。以下に南北の言語規範を中心に[注 1]言語的な差異を記述する。

漢字使用の問題については「漢字復活論」を参照。また正書法については「朝鮮語の正書法」を参照。目次

1 総論

2 字母

2.1 辞書の見出し語の配列


3 音声

3.1 子音

3.1.1 頭音法則


3.2 母音

3.3 ピッチ


4 表記法

4.1 形態に関する表記

4.1.1 -?/-?形

4.1.1.1 ?系母音語幹

4.1.1.2 ?不規則用言

4.1.1.3 ?不規則用言


4.1.2 濃音として現れる語尾等

4.1.3 接尾辞「-?」

4.1.4 二重パッチム

4.1.5 「-??/??」


4.2 漢字語に関する表記

4.2.1 頭音法則

4.2.1.1 (1)?を頭音に持つもの

4.2.1.2 (2)?を頭音に持つもの

4.2.1.3 (3)固有語化した漢字語

4.2.1.4 (4)接頭辞がある場合・合成語


4.2.2 字音


4.3 合成語に関する表記

4.3.1 ???? (間の?)

4.3.2 ?の挿入

4.3.3 合成語の語根の表記


4.4 縮約語に関する表記

4.4.1 「-??」の縮約形

4.4.2 「-??」用言の縮約形



5 分かち書き

5.1 形式名詞

5.2 1つの概念を表すもの

5.3 韓国における分かち書きの現状


6 語彙

6.1 政治体制・社会制度の相違による差異

6.2 外来語の差異

6.3 その他の語彙の差異


7 脚注

7.1 注釈

7.2 出典


8 参照文献

9 関連項目

総論

朝鮮語の正書法は、1933年に朝鮮語学会が制定した「朝鮮語綴字法統一案(?? ??? ???)」[注 2]が朝鮮解放後も引き続き南北で用いられたが、1948年の大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国成立後、両国はそれぞれ異なる言語政策をとることとなった。


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