朝鮮王朝五百年
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朝鮮王朝五百年
各種表記
ハングル:???? ???
漢字:朝鮮王朝五百年
発音:チョソンワンジョ オベンニョン
ローマ字:Joseon-wangjo obaengnyeon / 500 Years of Joseon Dynasty
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朝鮮王朝五百年または朝鮮王朝500年(ちょうせんおうちょう ごひゃくねん、朝鮮語: チョソンワンジョ オベンニョン、ハングル: ???? ???)のタイトルを持つ作品のうち、本稿においては以下の2作品について述べる:
大韓民国小説家脚本家シン・ボンスン(朝鮮語版)が脚本を担当し韓国MBCにて制作・放送された時代劇シリーズ。前11作品。

上記シン・ボンスンがテレビドラマシリーズ用に執筆した脚本を基に執筆[1]、1985年に発表した小説作品。

テレビドラマシリーズ

朝鮮王朝五百年
ジャンル
テレビドラマ
企画ユ・ギルチョン、イ・ビョンフン
脚本シン・ボンスン
監督イ・ビョンフン、キム・ジョンハク
製作
制作MBC

放送
放送国・地域 韓国
放送期間1983年3月31日 - 1990年12月23日
回数532
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1983年3月31日から1990年12月23日にかけて放送された韓国MBCテレビドラマ時代劇)シリーズ。

第1作目の『太宗大王 -朝鮮王朝の礎-(朝鮮語版)』から最終作の『大院君』までの全11作品よりなる。全作品において脚本をシン・ボンスン(朝鮮語版)が担当し、演出はイ・ビョンフンキム・ジョンハクらが担当している。

日本では『太宗大王 -朝鮮王朝の礎-』『暴君 光海君』『傀儡王 仁祖』『正祖大王 -偉大なる王の肖像-』がDVD化された他、1992年にNHK-BSで『壬辰倭乱』の総集編が『倭乱』の邦題で放送された。
作品一覧

順序タイトル原題放送期間放送回数
1太宗大王 -朝鮮王朝の礎-
??? ??1983年3月31日 - 1983年7月1日27
2根の深い木???? ??1983年7月8日 - 1983年12月12日22
3雪中梅???/雪中梅1984年1月9日 - 1985年2月26日106
4風蘭??1985年3月11日 - 1985年10月8日58
5壬辰倭乱????1985年10月14日 - 1986年4月15日54
6暴君 光海君???1986年4月28日 - 1986年10月28日50
7傀儡王 仁祖????1986年11月3日 - 1987年1月27日22
8仁顕王后????1988年1月13日 - 1988年10月13日71
9閑中録???1988年10月19日 - 1989年6月1日62
10正祖大王 -偉大なる王の肖像-??1989年6月7日 - 1989年9月13日28
11大院君???1990年5月6日 - 1990年12月23日32
合計回数532

小説

朝鮮王朝500年
著者シン・ボンスン

発行日1985
発行元金星出版社
ジャンル歴史小説
韓国
言語朝鮮語
コード2000846003997

ウィキポータル 文学

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李氏朝鮮時代の歴史書朝鮮王朝実録を基に、歴代国王やその周辺の事物・人物を題材としている。全48巻。2010年に全24巻の形で再版された。
背景

シン・ボンスンは青春映画の脚本家としてデビューしたが、民放テレビ局TBCの編成部次長より時代劇の脚本を書くことを薦められた。時代劇の知識が十分にないことを理由にシンは当初この話を断ったが、後に受諾して『思母曲(朝鮮語版)』(TBC放送)の脚本を執筆した。この時は燃藜室記述を参考にしたという。

その後複数の時代劇の脚本を執筆した後、シンは決意して朝鮮王朝実録を読み始めた。当時朝鮮王朝実録は全体の3分の1程度しか朝鮮語訳がされておらず、当初は漢学者のもとに通って教授してもらいながら読んでいたが、それでも困難な作業であった。50歳の時シン・ボンスンは母校であった慶熙大学校の大学院国語国文学科に入学。入学後も朝鮮王朝実録を読み続け、読み始めてから9年後にようやく全文を読破した。朝鮮王朝実録の知識は、1982年にKBSで放送された時代劇『風雲』や、上記テレビドラマシリーズの脚本に生かされているとインタビューで語っている[2]


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