朝鮮人参
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この項目「オタネニンジン」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。
加筆の要点 - 成分に関する加筆が求められています。特に朝鮮産は特別だとの記述が見られ、西洋医学や日本厚生労働省の見解との矛盾解消の根拠を。
(貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます)
(2022年9月)

オタネニンジン
オタネニンジン
分類APG III

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし:キク類 asterids
階級なし:キキョウ類 campanulids
:セリ目 Apiales
:ウコギ科 Araliaceae
:トチバニンジン属
Panax [1][2]
:オタネニンジン
P. ginseng [2]

学名
Panax ginseng C.A.Mey. (1842) [3][4]
和名
オタネニンジン[1][2]
チョウセンニンジン[3]
英名
Chinese ginseng[5][6][7]
Korean ginseng[6][7]

オタネニンジン(御種人蔘)は、ウコギ科多年草である[8]。原産地は中華人民共和国遼東半島から朝鮮半島にかけての地域と言われ、中国東北部ロシア沿海州にかけて自生する。

薬用または食用に用いられ、チョウセンニンジン(朝鮮人蔘)、コウライニンジン(高麗人蔘)などと呼ばれる[9]。また単に人蔘(にんじん)とも呼ばれる[9]。ただし、野菜のニンジンセリ科であり、本種の近縁種ではない。

ロシア連邦自生のオタネニンジンは、ワシントン条約の附属書II類に指定されている。
名称1997年に発見された推定樹齢500年の高麗人蔘(由志園にて)

本種は元来「人蔘」と呼ばれ、中国、朝鮮半島、および日本では、昔からよく知られた薬草の1つだった。枝分かれした根の形が人の姿を思わせた事が、その名称の由来と言われている。

10世紀前半成立の『和名類聚抄』巻20「草類」の人参に関する記述では、和名が「加乃仁介 久佐」(カノニケ草)と表記されていた[10]

朝鮮語では漢字語の「??」がよく用いられ、特に貴重な野生物は「山蔘(朝鮮語版)」(??)と呼ばれる[11][12]。別の固有語名の「シム」(?)もあるが、現代の朝鮮語では「シンマニ(朝鮮語版)」(???、職業としての「山蔘採取者」の意)や感嘆詞の「シンバッタ」(???!、「良いものを見つけた」の意)ぐらいにだけ残っている[11][12]。また、中国東北部では「棒槌」(bangchui、「木槌」「洗濯棒」の意)とも呼ばれる[13]
御種の由来

「御種人蔘」の名に冠される「御種」の部分の由来には、幾つかの説が存在する。

1つには、江戸時代の3代将軍徳川家光の時代に、関東地方の日光で栽培に成功し、江戸幕府が各藩に「種子」を与えたので「御種人参」と称されたとも言われる[14]

また1つには、江戸幕府の8代将軍徳川吉宗対馬藩に命じて朝鮮半島で種子と苗を入手させ、試植と栽培・結実の後で各地の大名に種子を分け与えて栽培を奨励し、これを敬って「御種人参」と呼ぶようになったと言われる[15]

日本では栽培成功以前の「人蔘」は、朝鮮半島からの輸入に依存していた。
人蔘とニンジン

このように「人蔘」の語は元来本種を指していたが、日本においては、江戸時代以降、セリ科の根菜“胡蘿蔔”[注 1](こらふ、現在のニンジンのこと)が舶来の野菜として知られるようになると、本種と同様に肥大化した根の部分を用いるため、これを類似視して「せりにんじん」などと呼んだ[16]

時代が下るにつれて“せりにんじん”は基本野菜として広く普及し、名称も単に「にんじん」と呼ばれる事例が多くなった。一方で、本種は医学の西洋化につれて、次第に使われなくなっていったため、いつしか日本語で「人蔘」と言えば“せりにんじん”を指すのが普通となった。

その後、区別の必要から、本種に対しては、明示的に拡張した「朝鮮人蔘」の名が使われるようになった(レトロニム)。

第2次世界大戦後以降、日本の人蔘取扱業者は、輸入元の大韓民国で嫌がられる「朝鮮」の語を避けて「薬用人蔘」と呼称してきた。しかし、後に「薬用」の名称が薬事法に抵触すると行政指導を受け、呼称を「高麗人蔘」へ切り替えた。

以上2種類の植物について、各国語の呼び名の対照は、以下の通り。

日本語中国語繁体字/簡体字朝鮮語英語
本種御種人参(御種人蔘)
高麗人参(高麗人蔘)
朝鮮人参(朝鮮人蔘)人蔘/人参
[rensh?n、レンシェン]?? (人蔘)
[insam、インサム]
? [sim、シム][11]ginseng
[ジンセン]
(中国語の音を真似た)
ニンジンにんじん (人参)胡蘿蔔/胡?卜
[huluobo]
紅蘿蔔/??卜
[hongluobo]
など?? (唐根)
[danggeun、タンクン]carrot

オタネニンジン 根 生[17]100 gあたりの栄養価

炭水化物g
食物繊維g

脂肪g
飽和脂肪酸g
一価不飽和g
多価不飽和g

タンパク質g

他の成分
水分g
水溶性食物繊維g


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