この項目では、日本(中央競馬)の2歳GIについて説明しています。外国のフューチュリティステークスについては「フューチュリティステークス」をご覧ください。
朝日杯フューチュリティステークス
Asahi Hai Futurity Stakes
第72回朝日杯フューチュリティステークス
(優勝馬:グレナディアガーズ/鞍上:川田将雅)
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場阪神競馬場
創設1949年12月3日
2021年の情報
距離芝1600m
格付けGI
賞金1着賞金7000万円
出走条件サラ系2歳牡・牝(国際)(指定)
負担重量馬齢(牡馬55kg、牝馬54kg)
出典[1][2]
テンプレートを表示
朝日杯フューチュリティステークス(あさひはいフューチュリティステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GI)である。
競走名の「フューチュリティ(Futurity)」は、英語で「未来」「将来」を意味する[3]。
正賞は朝日新聞社賞、日本馬主協会連合会会長賞[1][2]。 欧米では1786年のニューマーケット競馬場(イギリス)を皮切りに2歳馬の競走が行われていた[4] が、日本では1946年秋の東京競馬場で初めて3歳(現2歳)馬による競走が行われた[4]。その後も各地の競馬場で3歳(現2歳)馬の競走が行われるようになり、1949年には関東地区の3歳(現2歳)馬チャンピオン決定戦として「朝日杯3歳ステークス(あさひはいさんさいステークス)」が中山競馬場で創設された[4][5]。以来、2013年まで長らく中山競馬場で行われてきたが、2014年より施行場を阪神競馬場に変更した[4][5]。競走名は2001年より馬齢表記を国際基準へ改めたことに伴い、現名称に変更された[4][5]。 創設当初の施行距離は芝1100mで、1959年より芝1200mへの変更を経て、1962年以降は芝1600mで定着している[4][5]。 競走条件は1991年に牡馬・牝馬のチャンピオン決定戦を明確にすることを目的として「牡馬・セン馬限定」となったが、2004年より「牡馬・牝馬限定」に変更され、以降はセン馬(去勢した牡馬)が出走できなくなった[4][5]。外国産馬は1971年から、地方競馬所属馬は1995年から出走可能になったほか、2010年からは国際競走となって外国馬も出走可能になった[4]。 翌年の3歳クラシックレースにも直結する重要なレースとして位置づけられているほか、過去の優勝馬からは古馬になっても大レースを優勝する馬が出るなど、さまざまなカテゴリーで活躍馬を送り出している[4][5]。 出走資格:サラ系2歳牡馬・牝馬(出走可能頭数:最大18頭) 出馬投票を行った馬のうち、優先出走権を得ている馬から優先して割り当て、その他の馬は通算収得賞金が多い順に割り当てる。 地方競馬所属馬は、同年に行われる下表の競走のいずれかで2着以内に入着すると、本競走の優先出走権が与えられる[1][6][7][8]。 競走名格競馬場距離 上記のほか、中央競馬で施行する芝の2歳重賞で1着となった地方競馬所属馬も出走申込ができ、この場合は他の中央競馬の登録馬と同じ方法で選出される[7]。 2022年からは中央競馬で施行する芝の2歳重賞で1着となった地方競馬所属馬は優先出走権が得られる[9]。 2021年の1着賞金は7000万円で、以下2着2800万円、3着1800万円、4着1100万円、5着700万円[1][2]。 本競走創設の発起人となったのは、馬主会の重鎮であった2代目中村勝五郎
概要
競走条件
JRA所属馬
地方競馬所属馬(後述)
外国調教馬(優先出走)
地方競馬所属馬の出走権
京王杯2歳ステークスGII東京競馬場芝1400m
デイリー杯2歳ステークスGII京都競馬場芝1600m
賞金
歴史
Size:115 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef