朝日チャレンジカップ
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チャレンジカップ
2021年チャレンジカップ
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場阪神競馬場
創設1950年11月26日
2020年の情報
距離芝2000m
格付けGIII
賞金1着賞金4100万円

出走条件サラ系3歳以上(国際)(特指)
負担重量別定
出典[1][2]
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チャレンジカップは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。
概要

1950年に、4歳(現3歳)以上の馬による重賞競走として「チャレンジカップ」の名称で創設[3][4][5]。1953年に朝日新聞社からの賞寄贈を受けて「朝日チャレンジカップ(あさひチャレンジカップ)」と改称[3][4][5]され、以来長らくこの名称で定着していたが、2014年より朝日杯フューチュリティステークスの施行場が中山競馬場から阪神競馬場へ移されたことに伴い[4]、名称は創設時の「チャレンジカップ」に戻された[5]

距離は第2回まで芝2400mで行われたが、1952年より2000mに変更[3][5]。負担重量や開催時期は幾度か変更され、2012年から2016年は芝1800mのハンデ戦で12月に行われているが[5]、2017年より中距離競走体系の整備に伴い芝2000mに変更されるとともに別定戦となった[6]

外国産馬は1978年から1983年まで、および1993年から2004年まで混合競走として出走が可能になった[5]ほか、1997年から地方競馬所属馬が出走可能になった[5]。2005年から国際競走となり、外国馬も出走可能になった[5]

2021年より、本競走の優勝馬にはサウジアラビアの国際招待競走ネオムターフカップへの優先出走権が与えられることになっている。
競走条件

以下の内容は、2020年現在[1][2]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

JRA所属馬(外国産馬含む)

地方競馬所属馬(2頭まで)

外国調教馬(8頭まで、優先出走)

負担重量:別定

3歳55kg(11月に施行される場合は54kg[注 1])、4歳以上56kg、牝馬2kg減 2019年11月30日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増

2019年11月29日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

賞金

2020年の1着賞金は4100万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着620万円、5着410万円[1][2]
歴史

1950年 - 4歳以上の馬による重賞競走として「チャレンジカップ」の名称で創設、阪神競馬場の芝2400mで施行
[5]

1953年 - 名称を「朝日チャレンジカップ」に変更[5]

1978年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる(1983年まで)[5]

1984年 - グレード制施行によりGIII[注 2]に格付け。

1993年 - 混合競走に再指定(2004年まで)[5]

1997年 - 特別指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[5]

2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。

2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる[5]

2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大[5]

2012年 - 外国調教馬の出走枠を9頭に変更[5]

2014年 - 名称を創設時の「チャレンジカップ」に戻す[5]

2024年 ー 阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため京都競馬場で施行予定[7]。このため、出走可能頭数が18頭に変更される。

歴代優勝馬

距離はすべて芝コース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

競走名は第1回から第3回、および第65回以降が「チャレンジカップ」、第4回から第64回は「朝日チャレンジカップ」[5]

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢タイム優勝騎手管理調教師馬主
第1回1950年11月26日阪神2400mタカクラヤマ牡32:32 2/5橋田俊三坂本勇次郎平島五郎
第2回1951年10月14日阪神2400mサチホマレ牡32:34 0/5上田三千夫上田武司上田清次郎
第3回1952年11月3日阪神2000mノーベル牡32:06 0/5上田三千夫上田武司上田清次郎
第4回1953年11月1日阪神2000mダイニカツフジ牡32:07 2/5清田十一伊藤勝吉伊藤由五郎
第5回1954年10月31日阪神2000mミスバンブトン牝42:04 0/5清田十一伊藤勝吉樋口正一
第6回1955年11月6日阪神2000mヤサカ牡32:04 0/5栗田勝武田文吾熊谷忠夫
第7回1956年10月21日阪神2000mフアイナルスコア牡62:03 3/5近藤武夫伊藤勝吉仁木清七
第8回1957年12月29日阪神2000mサールス牝52:07 0/5清田十一伊藤勝吉松本英吉
第9回1958年12月28日阪神2000mエータイム牡32:08 1/5清田十一伊藤勝吉谷口俊二郎
第10回1959年12月27日阪神2000mミスイエリユウ牝42:06.4高橋成忠佐藤勇石田一
第11回1960年12月25日阪神2000mシーザー牡32:07.0清田十一伊藤勝吉伊藤由五郎


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