朝川朋之
別名田中太郎(竜童組)
生誕 (1960-09-21) 1960年9月21日(63歳)
出身地 日本 東京都
学歴東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校作曲専攻(1979年3月)卒業
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業(1983年3月)
東京芸術大学音楽学部別科オルガン専修卒業[注 1](1985年3月)
職業ハープ奏者・作曲家・編曲家
担当楽器ハープ・ピアノ・オルガン
活動期間1980年 -
事務所
オフィス・ドラゴン(1980年 - 1985年)[注 2]
フェイス・ミュージック
公式サイト ⇒朝川アサひるバン
著名使用楽器
Lyon & Healy style11(グランドハープ)
Lyon & Healy style23(グランドハープ)
ハイランド ハープ[注 3](小型ハープ)
朝川 朋之(あさかわ ともゆき、1960年9月21日 - )は、日本の作曲家、編曲家、ハープ奏者[1]。東京都生まれ。フェイス・ミュージック(フェイス音楽出版)所属。日本作編曲家協会(JCAA)理事。JASRACメンバー。 4才よりエレクトーンと作曲、6才よりピアノを始める。以後15才までの間にヤマハの音楽使節として、アメリカ、メキシコ、西ドイツ、香港、シンガポール、インドネシアの各国へ派遣されている。 ハープを始めたのは26歳からとかなり遅く、大学もハープ科ではなくオルガン科だった[4]。 作曲を矢代秋雄、佐藤眞、永冨正之、ピアノを高良芳枝、坂弘子、仙石浩之、エルンスト・ザイラー、パイプオルガンを秋元道雄、酒井多賀志、ハープを景山真菜に師事した。 1980年から1985年までオフィス・ドラゴン[注 2]に所属し、大学在学中より宇崎竜童のもとで映画、ドラマ、CM音楽の作曲・編曲を始める。1985年から1987年まで「田中太郎」の芸名で宇崎率いる竜童組のメンバーとなり、エレクトリックハープを演奏。その一方で作曲家・編曲家としてだけでなく、ハーピスト、ピアニスト、オルガニストとして多数の映画、舞台、テレビドラマ、CM音楽のレコーディング、あるいはクラシックからロックまでジャンルを問わず数多くのアーティストのレコーディングやコンサートに参加し、ツアーサポートなども積極的に行うようになる。 1986年、ピアノとハープのカルテット「ソノリティー4」を結成。フランス音楽を中心としたコンサート活動を展開。 1991年、自身の編曲とハープ演奏による『ハープと波によるリラクゼーションミュージック』と題するCDをリリースした。リラクゼーション音楽ブームの先駆けとなる。以降、全曲オリジナルの『森へ行く日』(1999年)、コンボスタイルのスウィングやボサノヴァも取り入れた『GARDEN & GARDENER』(2001年)、「おとなの休日」(2010年)などの作品をリリース。胎教、幼児教育用CD制作や小中学用教材CDの編曲も手掛け、2000年にはNHK全国学校コンクール中学校の部課題曲「こうしていよう」(さくらももこ作詞)を作曲した。 1995年より服部克久の東京ポップスオーケストラのハーピストとなり、数々の映画音楽やポップスの名曲を日本各地で演奏。1997年にはニューヨークツアーに参加し、カーネギー・ホールおよび国連本会議場にても演奏した。 1998年9月、KOIKE・STRINGS主催で「朝川朋之の世界」と題するコンサートを開催した。 TBS「サウンド・イン"S"」「日本レコード大賞」、フジテレビジョン「ミュージックフェア」など、音楽番組での演奏も務める。 ハープのiOSアプリ「Handy Harp」(開発:プロキオン・スタジオ、販売:株式会社DETUNE)の開発に協力[4][5]。
来歴
主な劇伴担当作品
アニメ
新竹取物語 1000年女王(宇崎竜童と共同作曲、1981年)
ファイブスター物語(日本アニメ大賞音楽部門最優秀賞、1989年)
ジャングル大帝(日本アニメ大賞音楽部門最優秀賞、1989年)
超魔神英雄伝ワタル(佐橋俊彦と共同作曲、1997年)
女神候補生(2000年)
ドキュメンタリー
アジアハイウェー(NHKスペシャル、1992年)
ドラマ
ガラスの知恵の輪(毎日放送水曜10時枠の連続ドラマ、1982年)
君は海を見たか(フジテレビ金曜劇場、1982年)
いつも輝いていたあの海(フジテレビ金曜劇場、1984年)
心はいつもラムネ色(NHK総合連続テレビ小説、1984年)
闇の歯車
女ともだち(TBS金曜ドラマ、1986年)
純ちゃんの応援歌(NHK総合連続テレビ小説、1988年)
さよなら李香蘭(フジテレビ30周年記念スペシャルドラマ、1989年)
映画
駅 STATION(編曲、1981年)
おはん(1984年)
天国にいちばん近い島(1984年)
ドン松五郎の生活(1986年)
ラブ・ストーリーを君に(1988年)
あ・うん(日本アカデミー賞優秀音楽賞、アジア太平洋映画祭最優秀音楽賞、1989年)
超少女REIKO(1991年)
REX 恐竜物語(1993年)
チョッちゃん物語(1996年)