朝井リョウ
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浅井良」とは別人です。

朝井 リョウ
(あさい りょう)
誕生 (1989-05-31) 1989年5月31日(34歳)
日本岐阜県不破郡垂井町
職業小説家
言語日本語
教育学士文学
最終学歴早稲田大学文化構想学部
活動期間2009年 -
ジャンル小説随筆
代表作『何者』(2012年)
正欲』(2021年)
主な受賞歴小説すばる新人賞(2009年)
直木三十五賞(2013年)
坪田譲治文学賞(2013年)
柴田錬三郎賞(2021年)
デビュー作『桐島、部活やめるってよ』(2009年)
配偶者あり
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朝井 リョウ(あさい りょう、男性、1989年5月31日 - )は、日本小説家

2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少者[1]
人物・経歴

岐阜県不破郡垂井町出身。

岐阜県立大垣北高等学校を経て、早稲田大学文化構想学部を卒業。

2009年、早稲田大学在学中に『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、2012年には同作が映画化された。

2012年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。

2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる[1]。直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。

2016年、英語圏最大の文芸誌「Granta」日本語版でGranta Best of Young Japanese Novelistsに選出される。

2021年、ラジオで脂質異常症であることを告白。その後、著書にて2021年4月に回復したことを告白。

2021年、『正欲』で柴田錬三郎賞受賞。
エピソード

高校時代に
バレーボール部に所属し、体育祭の応援団長を務めた[2]

大学時代はストリートダンスのサークルに所属した。作家志望者の多い学部に所属していたが、作家志望者がバカにするようなサークルにあえて入ったという[3]堀江敏幸のゼミに所属し、大学4年次に出版した『星やどりの声』を卒論として提出した[4]

大学在学中に作家デビューをしたが、卒業後は就職活動を行って会社員となり、2015年までは兼業作家であった。6作目の『何者』は初めて営業の新入社員として仕事をしながら、通勤前と帰宅後に執筆した[1]

スタジオジブリの作品のファンである。直木賞を受賞後の初の作品『世界地図の下書き』では、数々のスタジオジブリ作品を通して活躍しているアニメーターの近藤勝也が表紙絵を担当した。

オーディション番組の『ASAYAN』(テレビ東京)からハロー!プロジェクトつんく♂のファンである[5]。好きなメンバーにモーニング娘。小田さくらを挙げている[6]。同じくハロプロファンで公私ともに仲の良い柚木麻子とはハロプロやつんく♂について話すことが多い[7]。仕事で行き詰った時はつんく♂の楽曲を聴いて元気をもらっているという[8]

著書
小説

桐島、部活やめるってよ』(2010年2月 集英社 / 2012年4月 集英社文庫

文庫版にのみ「東原かすみ?14歳」収録 - 初出:『集英社WEB文芸RENZABURO』


チア男子!!』(2010年10月 集英社 / 2013年2月 集英社文庫)

『星やどりの声』(2011年10月 角川書店 / 2014年6月 角川文庫) - 初出:『小説野性時代』2011年1月号 - 8月号連載

『もういちど生まれる』(2011年12月 幻冬舎 / 2014年4月 幻冬舎文庫


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