服部良一_(政治家)
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日本政治家服部 良一はっとり りょういち
 2014年12月13日、千里中央駅にて
生年月日 (1950-02-24) 1950年2月24日(74歳)
出生地 日本 福岡県八女市
出身校久留米大学附設高等学校
京都大学法学部(中退)
前職昭和起重機従業員
総評全国金属昭和起重機(労働組合)支部長
山内徳信参議院議員秘書
所属政党社会民主党
衆議院議員
選挙区比例近畿ブロック
当選回数1回
在任期間2009年8月31日 - 2012年11月16日
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服部 良一(はっとり りょういち、1950年2月24日 - )は、日本政治家社会民主党所属の元衆議院議員(1期)、社会民主党幹事長[1](第10代)兼選挙対策委員長[2]。政界進出前は総評傘下の労働組合(総評全国金属昭和起重機)で支部長をしていた。
経歴

1950年福岡県八女市に生まれる。父親は元朝鮮総督府の鉄道敷設の技術者[3]

1965年久留米大学附設高等学校入学。

1969年京都大学法学部に入学。後に中退し、大阪府へ移住[4]

1973年、大阪の機械メーカー[4]の昭和起重機入社。労働組合に加わり、後に総評全国金属昭和起重機の支部長を務めた。

2006年、同社を55歳で退社[4]

2007年第21回参議院議員選挙において、大阪府選挙区(定数3)から社会民主党公認(9条ネット推薦)で出馬したが、6位で落選[5]。同選挙落選後から、山内徳信参議院議員の公設秘書を務める[4]

2009年第45回衆議院議員総選挙比例近畿ブロック単独で立候補する。社民党は比例近畿ブロックで1議席を獲得。大阪10区で当選した辻元清美以外で、重複立候補していた小選挙区の社民党候補者の得票が全員、有効投票総数の10%を下回ったため当選資格を失い、同党比例名簿の下位(4位)に登載されていた服部が初当選した[6]

2010年1月、社民党常任幹事、国対副委員長に就任。

2012年2月25日、社民党の幹事長選挙に立候補。重野安正の173票に対し、57票で落選した。党常任幹事を退任。同年12月、第46回衆議院議員総選挙に再び比例近畿ブロック単独で立候補する。社民党は同ブロックで議席を獲得できなかったため、落選。

2014年2月、第14回定期全国大会で党常任幹事に復帰。同年12月、第47回衆議院議員総選挙大阪8区及び比例近畿ブロックから社民党公認で重複立候補するも落選。

2017年10月、第48回衆議院議員総選挙には大阪9区に社民党公認、立憲民主党推薦で出馬した[7]が、選挙区で敗れ、比例復活もならず落選した[8]

2020年12月、社民党幹事長兼選対委員長の吉田忠智立憲民主党に合流する意向を示し、離党したことに伴い後任の幹事長兼選対委員長に就任[9][4]。このほか、政策審議会長も兼任していた[10]が、政審会長職については2022年3月に退任した(後任は新垣邦男[11]

2022年5月、社民党は同年7月の第26回参議院議員通常選挙に服部を東京都選挙区の候補者として擁立する事を発表[12]。投開票の結果、落選した[13]
政策

選択的
夫婦別姓制度導入に賛成[14]第180回国会法務委員会では、「選択的夫婦別姓の導入など民法の改正を求めることに関する請願」を提出している[15]

永住外国人の地方参政権:賛成[16]

活動・主張

2009年10月28日、衆議院第2議員会館で開催された「戦時性暴力問題連絡協議会」の主催による院内集会に参加し、李容洙慰安婦に対して「東アジア共同体は戦後補償抜きに実現してはならない」と述べた[17]

2010年10月7日、衆議院第2議員会館で開催された「韓国・朝鮮の遺族とともに遺骨問題の解決へ全国連絡会(代表:上杉聰)」に藤谷光信今野東相原久美子白眞勲石毛^子と共に参加し、「(日本国は朝鮮半島に対する植民地支配の)責任を認め、(問題解決の)早期実現に全力でとりくむ」ことを求める決議を採択する[18]

2011年5月、「朝鮮王朝儀軌」の日本からの返還を目指す韓国の市民団体「朝鮮王朝還収委員会」から、日本の国会議員として、日本共産党の緒方靖夫副委員長(元参院議員)、日本共産党笠井亮議員、民主党石毛^子と共に、社民党で唯一表彰された[19]

2011年10月12日韓国の日本大使館前で行われた元慰安婦を支援する団体の反日デモに参加し「公式な謝罪をしていないのは、日本の国会議員として恥ずかしい。


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