この項目では、千葉真一主演のテレビ映画による時代劇について説明しています。1980年の日本映画については「影の軍団 服部半蔵」をご覧ください。
服部半蔵 影の軍団
Shadow Warriors
ジャンル時代劇
企画巻幡展男 (KTV)
翁長孝雄
『服部半蔵 影の軍団』(はっとりはんぞう かげのぐんだん)は、日本のテレビ映画による時代劇。主演:千葉真一、制作:KTV・東映、カラー16mmフィルム作品[1]。FNSにて1980年4月1日 - 9月30日の火曜日22時から22時54分に全27話が放送された。『#影の軍団シリーズ』の第1作である。 伊賀忍者・服部半蔵が影の軍団を率いて、三代将軍徳川家光の急死により、政情が混乱している幼君の四代将軍・徳川家綱の治世に、江戸幕府の老中・御三家間の権力争いや、伊賀忍者と甲賀忍者の宿命の関係が絡み、壮絶な戦いを繰り広げていく物語である[2]。服部半蔵には千葉真一、半蔵を狙う甲賀のくノ一に三林京子、将軍補佐役・保科正之に山村聰を配役した[2]。伊賀忍者が平素に市井で暮らす姿も描き、その正体を知らずに付き合う女性に樹木希林を配したことで、暗闘する忍者が活躍する内容と対照的な場面も見どころとなっている[2]。(⇒ #制作) ※ ( ) の数字は登場話数。無しは全話出演。1話のみの出演は#エピソードリストを参照。
服部半蔵 影の軍団
概要
登場人物
影の軍団
三代目服部半蔵 - 千葉真一
伊賀忍者の.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}頭領(おかしら)。かつては徳川家康から八千石の碌を得ていた服部家だが、10年前に父・二代目服部半蔵が「太平の世に忍びは無用」という理不尽な理由で改易をされてしまったので、権力者を全く信用していない (1)。忍者としてではなく、庶民として市井に溶け込みながらも、一朝ことある日に備え、伊賀忍法を磨き続けており、服部衆にも周知徹底させている (2)。しかし半蔵門に老中の首がぶら下げられ、「三代目服部半蔵の仕業」と濡れ衣を着せられた (1)。