有楽町駅
JR日比谷口(2009年8月)
後方の建物は「有楽町マリオン」
ゆうらくちょう
Yūrakuchō
左は日比谷駅
所在地東京都千代田区有楽町
所属事業者
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細)
東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細)
乗換H08[1]C09[1]I08[1]
日比谷駅[2]
(東京メトロ日比谷線・千代田線・
都営地下鉄三田線)
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有楽町駅(ゆうらくちょうえき)は、東京都千代田区有楽町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。 JR東日本の各線(後述)と、東京メトロ有楽町線が乗り入れている。 JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線であるが、運行系統上は京浜東北線および山手線の電車が停車し、東海道線列車は停車せず、旅客案内では「東海道(本)線」は使用されていない。かつ、昼間時は京浜東北線の電車は停車せず、山手線の電車のみ停車する。また、当駅はJR東日本の特定都区市内制度における「東京都区内」および「東京山手線内」に属する。日本国有鉄道(国鉄)が運営していた1954年から1956年までは常磐線からの列車が朝夕の通勤時間帯に当駅まで乗り入れたことがある[新聞 1]。 東京メトロ有楽町線は、池袋駅方面の電車において東武東上線および西武池袋線と直通運転を実施している。 また日比谷駅とは改札内連絡ではないものの、地下通路で連絡しており、東京メトロ日比谷線、千代田線、東京都交通局地下鉄三田線との乗り換え駅になっている。 JR線からは有楽町線と日比谷線のみ乗り換え案内している。 1950年(昭和25年)当時は当駅ホームの駅名標は「いうらくちやう」と「ゆうらくちよう」の2種類が存在した[3]。
乗り入れ路線
JR東日本:各線(後述)
東京メトロ: 有楽町線 - 駅番号はY 18。
京浜東北線:電車線を走行する東海道本線・東北本線の近距離電車。横浜駅から根岸線への直通運転も実施している。 - 駅番号はJK 25。
山手線:電車線を走行する環状路線 - 駅番号はJY 30。
歴史
JR東日本京浜線電車試運転時の有楽町駅 奥が東京側(1914年12月頃)有楽町駅周辺の白黒空中写真(1963年6月26日撮影)
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
1910年(明治43年)6月25日:鉄道院東海道本線の駅として開業[4]。旅客駅で、当時から京浜電車(後の京浜東北線)のみ停車した。
1945年(昭和20年)1月27日:太平洋戦争中の空襲で中央改札口が大破し、駅員9名と旅客87名の計96名が死亡。
1972年(昭和47年)3月15日:荷物の取り扱いを廃止[4]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
1988年(昭和63年)3月13日:京浜東北線の快速運転開始に伴い、日中は同線が通過するようになる。
1990年(平成2年)
2月16日:そごう口、中央口に自動改札機を設置[5]。
2月23日:京橋口、都庁口に自動改札機を設置[5]。
3月2日:銀座口に自動改札機を設置[5]。
1994年(平成6年)3月25日:日比谷口に自動改札機を設置[6]。
2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
2014年(平成26年)8月30日:2・3番線(山手線ホーム)においてホームドアの使用を開始。
2018年(平成30年)9月26日:1・4番線(京浜東北線ホーム)においてホームドアの使用を開始[報道 2][報道 3]。
2019年(平成31年)3月30日:びゅうプラザの営業を終了[7]。
2020年(令和2年)
3月24日:国際フォーラム口・京橋口および中央口・中央西口を結ぶ改札内連絡通路が供用開始[報道 3]。
4月末:中央口改札内および中央西口改札内のコンコースが拡張[報道 3]。
6月8日:駅ナカシェアオフィス「STATION WORK」のブース型「STATION BOOTH」を、住友生命「Vitality」プラザ有楽町店内にて開業[8][注 1]。
8月31日:エキナカ商業空間「エキュートエディション有楽町」が開業[報道 6]。
2021年(令和3年)3月1日:業務委託化[9]。
2022年(令和4年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了[10][11]。
東京メトロ
1974年(昭和49年)10月30日:開業。