有川博
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ありかわ ひろし
有川 博
本名有川 博
[1][2]
生年月日 (1940-11-02) 1940年11月2日
没年月日 (2011-10-16) 2011年10月16日(70歳没)
出身地 日本鹿児島県[3][2]
死没地 日本東京都狛江市
国籍日本
身長172 cm[4]
職業俳優声優
ジャンル映画テレビドラマ舞台
活動期間1963年 - 2011年
配偶者あり[5]
所属劇団演劇集団 円
事務所円企画
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有川 博(ありかわ ひろし、1940年11月2日[3][2] - 2011年10月16日[5])は、日本俳優声優ナレーター鹿児島県出身[3][2]演劇集団 円に所属していた[3]
来歴・人物

神奈川県立横須賀工業高等学校卒業[3]

劇団俳優座養成所を経て、1965年劇団雲[3]に入団。

1975年から演劇集団 円に所属。彫りの深い二枚目俳優で、テレビで沖田総司やメロドラマのヒロインの相手役などを演じていたこともあった。晩年は歴史上の人物(江戸幕府の重役など)を演じることも多かった。映画『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフ役のイアン・マッケランの吹替を担当して以降マッケランの吹き替え声優としても活躍した。

2011年10月16日、急性呼吸不全のため東京都狛江市の病院で死去。70歳没[5]。同年9月にNHKで朗読を務めたのが最後の仕事になった。同年10月18日に営まれた通夜には「円・演劇研究所」の教え子であり、「演劇集団 円」の後輩でもあった渡辺謙も参列し[6]、翌19日に営まれた葬儀・告別式には里見浩太朗菅伸子らが参列した[7]。通夜で渡辺は「有川さんの演じた舞台夜叉ケ池を見てこの世界に入ったんです」と語った[6]。葬儀・告別式で、20年以上親交があった里見は「本当に温厚で、まじめな俳優。ただ、酒とたばこの誘惑に勝てなかった」[8]、「弟のような存在でした」と語った。戒名は「實相院法博居士」[6]

特技はバレエ[3]
後任

有川の死後、役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任役名概要作品後任の初担当作品
藤本譲風林寺隼人史上最強の弟子ケンイチ』単行本第46巻特装版OVA
羽佐間道夫ガンダルフロード・オブ・ザ・リングシリーズ」『ホビット 思いがけない冒険
吉見一豊ピーター・ヴォーステッド『リーサル・ウェポン2/炎の約束テレビ朝日WOWOW追加収録
ジャック・トラヴィス『リーサル・ウェポン3』テレビ朝日版
家弓家正エリック・レーンシャー / マグニートー[注 1]X-MENシリーズ」『ウルヴァリン:SAMURAI
世古陽丸オマー『ナイルの宝石』テレビ朝日版WOWOW追加収録
後藤敦マーリンキングダム ハーツ シリーズ」『キングダム ハーツIII
土師孝也ハンス・グルーバー『ダイ・ハード』テレビ朝日版スターチャンネル追加収録[9][注 2]

出演作品(俳優)
テレビドラマ

テレビ指定席「魚住少尉命中
」(1963年、NHK) ※映像が現存しており、DVDが発売されている

これが青春だ(1966年、NTV

あいつと私(1967年、NTV) - 西田恵子の学友

ザ・ガードマンTBS / 大映テレビ室)第162話「一億円交響楽」(1968年)

大河ドラマ(NHK)

竜馬がゆく(1968年) - 乾退助

勝海舟(1974年) - 伊沢謹吾

獅子の時代(1980年) - 月形潔

徳川家康(1983年) - 大谷吉継

春の波涛(1985年)- 内村鑑三

独眼竜政宗(1987年) - 新城弾正

武田信玄(1988年) - 高間雄斎

八代将軍吉宗(1995年) - 松平壱岐守定行

徳川慶喜(1998年) - 堀田正睦


第28話「暮れ六ツまで」(1968年、TBS

頑張れ!かあちゃん(1969年、NET) - 木田信一郎(長男)

ポーラテレビ小説 / 安ベエの海(1969年 - 1970年、TBS) - 加納敬作(中尉)

ありがとう(1970年、TBS)

赤ひげ(1972年、NHK)

新選組(1973年、CX) - 沖田総司


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