この項目では、テレビアニメについて説明しています。バンドについては「月がきれい (バンド)」をご覧ください。
伊藤ハチによる日本の漫画作品「月が綺麗ですね」とは異なります。
月がきれい
ジャンル恋愛、青春、学園
アニメ
監督岸誠二
シリーズ構成柿原優子
脚本柿原優子
キャラクターデザインloundraw(原案)
森田和明
音楽伊賀拓郎
アニメーション制作feel.
製作「月がきれい」製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2017年4月 - 6月
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ
『月がきれい』(つきがきれい、as the moon, so beautiful.)は、feel.制作による日本のテレビアニメ作品。2017年4月から6月まで放送された。
キャッチコピーは「わたしにとってそれは…まるで月あかり」。 2017年1月30日、完全新作のオリジナルアニメとして、4月から放送と発表された。このときのキャッチコピーは「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」[1]。監督は『Angel Beats!』や『暗殺教室』などで知られる岸誠二、シリーズ構成は『デジモンアドベンチャー tri.』や『アイカツスターズ!』などで知られる柿原優子、キャラクター原案は『君の膵臓をたべたい』のイラストで知られるloundraw、アニメーション制作は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』などを手掛けたfeel.が担当する[1]。キャラクターデザインは『ようこそ実力至上主義の教室へ』や『暗殺教室』で岸と組んでいる森田和明。 3月20日、第1話先行上映会が行われた[2]。本作はアフレコではなくプレスコで制作され、2016年8月からはじまったキャストの収録は全て終了していることが明かされた[3]。 プロデューサーの南健と岸が2014年9月頃、リアルな人間のドラマをやりたいと構想をはじめ、映画「たまこラブストーリー」の公開に影響され、恋愛ものに決定した[4]。高校生を描いた作品は多数あるため、学校や家といった枷がある中学3年生という年齢が選ばれた[5]。舞台は都会でも田舎でもないところで、東京から遠くなく、ロケハンしやすい川越となった[6]。美少女アニメ風のキャラがあわないということになり、ハヤカワ文庫JAのSF小説の表紙を手掛けるイラストレーターのloundrawをキャラクター原案で起用している[7]。 ロゴ・サブタイトルデザインは内古閑智之&CHProductionが担当。水色が小太郎、ピンクは茜をイメージして書かれている[8]。ロゴは現役の中学3年生1クラス全員に書いてもらった文字を解体、再構成して作られている[9][10]。 エンディングでは毎回男女のやりとりと思われるLINEの画面が流れていたが、最終話のエンディングで成長した小太郎と茜のやりとりであることが明かされた[11]。 エンディング後のCパートでは小太郎と茜のクラスメイトや担任の園田に焦点を当てたショートエピソードが放送された[12]。 川越の中学校に通う小説家志望の安曇小太郎と陸上部の水野茜は、同じクラスになったのをきっかけにお互いを意識しはじめ、ある日、小太郎が茜に告白し、ぎこちない交際がはじまる。少しずつ仲を深めていく二人だったが、茜は父の転勤で千葉の高校に進学することになる。茜は遠距離恋愛になる不安を抱えるが、小太郎は茜との交際を小説に綴り、小説投稿サイトに投稿する。それを読んだ茜は小太郎が自分に寄せる強い思いに涙しながら、街を離れる。 最終話のエンディングでは、小太郎と茜が遠距離恋愛を続け、結婚し、子供が生まれるまでが静止画で描かれた。
製作
あらすじ
登場人物
メインキャラクター
安曇 小太郎(あずみ こたろう)
声 - 千葉翔也本作の主人公。川越市立第三中学校3年1組。文芸部部長。小説家を目指し、毎晩遅くまで執筆しているが、まだ誰にも読ませたことはない。国語を除く学業や運動は苦手。茜とは家族と食事に出かけたファミレスで出会ったり、運動会の用具係で一緒に作業したりが続いたことで一緒にいることが多くなったことから意識し始め[13]、茜に告白し付き合うようになる。茜が千葉に引っ越すと聞き、彼女を追って同じ高校を受験するが不合格となり、地元の市立高校に進学。茜との交際を「13.70」[14]の題で小説に書き、「安曇治」のペンネームで小説投稿サイトに投稿。離れても気持ちは変わらないと綴った。
水野 茜(みずの あかね)