最高の離婚
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最高の離婚
東京都中目黒目黒川(ロケ地周辺)
ジャンルテレビドラマ
企画スペシャル
清水一幸
脚本坂元裕二
演出連続ドラマ
宮本理江子
並木道子
加藤裕将
宮脇亮
スペシャル
並木道子
出演者瑛太
尾野真千子
真木よう子
綾野剛
八千草薫
窪田正孝
市川実和子
松尾諭
ガッツ石松
エンディング桑田佳祐
Yin Yang
製作
制作フジテレビ

放送
放送チャンネルフジテレビ系列
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

連続ドラマ
プロデューサー清水一幸
浅野澄美(FCC)
若松央樹(第3 - 最終話)
放送期間2013年1月10日 - 3月21日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11

最高の離婚Special 2014(スペシャル)
プロデューサー浅野澄美(FCC)
並木道子
放送期間2014年2月8日
放送時間21:00 - 23:25
放送枠土曜プレミアム
放送分145分
回数1
特記事項:
初回・最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
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『最高の離婚』(さいこうのりこん)は、2013年1月10日から3月21日まで毎週木曜22時 - 22時54分[注 1]に、フジテレビ系列の「木曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は瑛太
概要

30代になり、1人の環境を望み離婚する夫婦が増えているという現代の結婚事情を背景に30代の結婚観を通して、離婚や結婚、家族について描くコメディドラマ[1]。メインキャストの瑛太尾野真千子真木よう子[2]綾野剛の4名が2組のアラサー夫婦を演じる。坂元裕二による書き下ろしオリジナル作品[3]。物語は東京都目黒区中目黒を舞台とする。

瑛太は本作放送当時、『まほろ駅前番外地』(テレビ東京)、『極北ラプソディ』(NHK)においても主演を務めており、同クール3本同時放送による異例のドラマ主演となった[4]

第50回ギャラクシー賞、2013年日本民間放送連盟賞をはじめ、主要な出演者も含め多数の賞を受賞している。(受賞歴参照)

反響を受け、2014年2月8日には、連続ドラマの1年後を描くスペシャルドラマ『最高の離婚Special 2014』が放送された。テレビ西日本では、2021年7月5日 - 19日再放送を実施。

エンディングの演出が毎話ごとに変化する作りになっている[5]

また、韓国KBS第2テレビジョンにおいてペ・ドゥナチャ・テヒョンイエル、ソン・ソックの4人がメインキャストを務める形でリメイクされた。リメイク作品の評価も高く全32話に亘って制作・放送され、2018年度のKBS演技大賞において各部門多数のノミネート、及びチャ・テヒョンが最優秀男優賞、ペ・ドゥナとチャ・テヒョンがベストカップル賞を受賞した[6]
あらすじ

濱崎光生(瑛太)は、東日本大震災発生時の帰宅困難な状況下、取引会社の受付で挨拶程度しか言葉を交わしたことがなかった星野結夏(尾野真千子)と出会い、声をかける。ともに災害に見舞われた不安な気持ちを抱える中で二人は会話を重ね惹かれ合い、その後同棲に発展して結婚する。しかし、それから2年後の現在、几帳面な光生と大雑把な結夏の生活は全く噛み合わず、光生はなぜ結夏と結婚したのかすらわからなくなる。

ある日、光生と結夏はいつものように口論する中で「離婚」という言葉が飛び出す。いつもの戯れ合い程度に思っていた光生だったが、それからあることをきっかけに結夏が自身と光生の名前を記入した離婚届を役所に提出し、離婚が成立する。

その一方、光生はぎっくり腰に見舞われたことをきっかけに偶然にも、大学生だった頃に交際していた上原灯里(真木よう子)と再会する。その灯里は現在では上原諒(綾野剛)と結婚した人妻であったのだが、やがて光生はこの2人の意外な関係を知ることになる。
キャスト

人物の名前・年齢は公式サイト相関図[7]、見逃し配信[8]で確認できる内容に基づく。
主要人物
濱崎 光生(はまさき みつお)〈30〉
演 -
瑛太自動販売機設置会社の営業部社員。神経質で理屈っぽく細かい性格。人の気持ちを察することを苦手としており、よくデリカシーのない発言をしてしまう。家事全般が得意で妻が散らかした部屋を小言を言いながら片づけている。人と関わることよりも動物と接する方が好き。盆栽が趣味。名前を「はまざき」と読み間違えられることが多いがそのたびに「はまさき」だと訂正している。本編では星野結夏と信頼関係が深まりつつ、一方で続編である『最高の離婚Special 2014』においては、結夏と自分が望む将来の根本的な理想像の違い(子供が欲しいか、それとも2人のままでいいかなど)から離婚した状態を継続させている曖昧な2人の状況からドラマが始まり、結果的に2人それぞれが違う生活を選ぶために別れることになる。
濱崎 結夏(はまさき ゆか)→星野 結夏(ほしの ゆか)〈30〉
演 - 尾野真千子光生の妻。静岡県富士宮市出身。旧姓は星野。光生の祖父が開業した「かめちゃんクリーニング店」の経営を引き継ぐ。夫に比べて大雑把で陽気な性格。家事が苦手で自分の当番の日に洗濯物を取り込むことをよく忘れるため、そのたびに光生から嫌味を言われる。プロレス観戦と俳優の三浦春馬が好き。光生の祖母・亜以子とは仲が良く、一緒によくプロレス観戦に行く。
上原 灯里(うえはら あかり)〈30〉
演 - 真木よう子女性専用のアロマテラピー&タイ古式マッサージ店「Se Terang」を営んでいる。旧姓:紺野。青森県八戸市出身。光生の元恋人で、大学時代に付き合っていた。光生が突然、ぎっくり腰になった縁で彼と再会する。一見大人しそうに見えるが、実はやや毒舌家であり、切れると怖い。諒に対しては彼が複数の女性と関係を持っていることも、そして後述する理由で「法的な夫婦ではない」ことも全て知りつつもあえて口にせずにいた。
上原 諒(うえはら りょう)〈30〉
演 - 綾野剛灯里の夫。美術大学の講師。結夏が働いているクリーニング店に、妻には見せられない浮気相手との痕跡が残っている洗濯物を出している。他人に対して丁寧に接しながらも、一方で冷めた部分もあるなどの二面性があり、掴みどころがない人物。灯里と交際しながらも、複数の女性と関係を持っていた。実は灯里の夫という立場ながら、法的には夫婦ではない。その理由は不明で、「何かしらの重大な理由があってそうしているのか?」との憶測も生まれたが、物語の後半において、灯里と自分の名前を記入した婚姻届を2人で決めた日付に提出しようと上原が1人で家を出て、役所へ向かっていた最中に知り合いから「飼ってるペットがいなくなったから探すの助けて!」との連絡が入り、婚姻届を後回しにしてペット探しを手伝った末、気付けば婚姻届を2人で決めた日付に提出することはできなくなってしまったが、その後、婚姻届が提出されていない状態でも特段変わらない生活が続いていたため、「まあ、なんとなく」という感じで半ば事実婚状態にしておいたという過去のエピソードが判明した。そして、あることをきっかけに灯里の本音から逃げることを止め、複数の女性と向き合いながら関係を解消していくも、浮気相手からは嘲笑されたり水をかけられたりした末に結局灯里にも信用されなくなり上原は冷めた目で目黒川に婚約指輪を投げ捨ててしまう。その後も二転三転ありながら、物語の終盤で改めて婚姻届を提出しようとするも、今度は光生と結夏が飼っているマチルダとはっさくがいなくなったことでまたしても婚姻不成立の再現になると思われたが、最後には婚姻届を提出して正式に夫婦になった。『Special 2014』においては、上原が男女の恋愛に関して冷めた視点を持つきっかけとなった人物である潮見薫が現れたことで、上手くいき始めていた灯里との関係にドラマ序盤において亀裂が走る。
濱崎夫妻の家族
瀬田 智世(せた ともよ)
演 -
市川実和子光生の姉。旧姓:濱崎。祖母が経営する「金魚CAFE」で働き、夫と一緒に店を守り立てている。夫婦仲は良好。
瀬田 継男(せた つぐお)
演 - 松尾諭智世の夫。妻と仲良くお揃いのTシャツを着ている。
濱崎 亜以子(はまさき あいこ)〈80〉
演 - 八千草薫光生・智世の祖母。光生の性格をよく理解しており、妻の結夏との関係も良好で彼女が困ったときには助言をしている。昔は夫が開業したクリーニング店を手伝っていたが、現在は孫夫婦と協力して「金魚CAFE」を営んでいる。プロレスが好きで特にDDTプロレスリング飯伏幸太はサインをもらうほどのファンである。光生や結夏の周囲の人々と同じく、2人の離婚については当初は全く伝えられていなかったため、結夏が淳之介と一緒にいるのを見かけて不倫を疑うが、離婚の一件を知った途端に表情を硬くし、自身が若い頃に離婚をした際には、離婚を否定する周囲の人々に対して「なんてひどい人たち」と考えていたが、今では光生と結夏が夫婦であるのを気に入っているだけに「離婚は絶対に認めない」と自身の過去と胸中を明かし、同時に自身の若い頃とは180度異なる「離婚否定主義者」である様を露わにした。
マチルダ/はっさく
演 - パンプ号/ゆず号[9]光生と結夏が飼っている猫2匹。神社で拾われた。それぞれの名前はマチルダは光生が、はっさくは結夏が名付けた。物語終盤で、締め忘れた窓から2匹とも外に出ていなくなってしまうが、最終的には心配した光生と結夏の心情をよそに戻ってきた。はっさく・マチルダとして出演した2匹の猫は、同スタッフ制作による2015年放送の『問題のあるレストラン』に再登場している。
諒の愛人
有村 千尋(ありむら ちひろ)
演 -
小野ゆり子美術大学学生。
光永 詩織
演 - 大谷英子服飾雑貨「minaminova」店員。
日野 明希
演 - 遊井亮子
小牧歯科医院
海野 菜那(うみの なな)
演 -
芹那歯科衛生士。毎回興奮して話す光生の家庭や妻に対しての愚痴を上手く聞き流している。光生に気のある素振りを見せていたが、急に新しい彼氏を作り寿退社する。
森田 穂香
演 - 谷一歩[10][11]歯科衛生士。
小牧 純次
演 - 服部靖司院長。
その他
島村
演 - 黒田浩史自動販売機設置会社の下請け社員。
大原
演 -
田中聡元そば・うどん「じょうなん亭」店員。結夏が愚痴を零す相手。日頃の鬱憤を話す相手がいなくなった光生も来店する。
樺田
演 - 山谷初男早朝に妻と散歩するのが習慣で、朝帰りをすることが多い諒と顔見知りになる。妻と連れ添って55年目を迎える。
矢萩 聡子
演 - 宮地雅子「かめちゃんクリーニング店」従業員。
初島 淳之介〈23〉
演 - 窪田正孝合コンで結夏の隣に座った男性。静岡県富士川出身。商業施設で清掃員のアルバイトをしている。結夏と出身地が近いことが分かり意気投合する。
ゲスト

複数話・単話登場の場合は演者名の横の括弧()内に表記。
第2話
星野 健彦
演 -
ガッツ石松(第8・最終話)結夏の父親。尿路結石を患っている。光生が彼に結夏との離婚を隠していることに罪悪感を覚え、正直に打ち明けた時には、怒り任せに「握り拳」で返答するという暴力的な面も見せた。
星野 慶子
演 - 大島蓉子(最終話)結夏の母親。
星野 健二
演 - 小林正寛(最終話)結夏の兄。大雑把な性格が妹と似ている。まもなく2人目の子供が産まれる。
田村
演 - 波岡一喜結夏の元彼氏。富士宮市にある高校でソフトボールを教えている。
パンツェッタ・ジローラモ
演 - 本人道端で一緒に写真を撮ってくれるよう結夏にお願いされ、快く引き受ける。
第3話
大村 圭輔
演 -
KEIJIEXILE)結夏と合コンで知り合い、ゴルフデートを重ね、結夏を映画に誘う。上映が始まってから遅れてきた彼女が悪気ない態度を見せたことに腹を立て、仕事があると告げて帰ってしまう。
第4話
初島 晴彦
演 -
尾花かんじ
初島 知輝
演 - 西嶋一八
初島 果歩
演 - 信太真妃以上は淳之介の家族。晴彦は妻を早くに亡くし、父子家庭で子供たちを育てている。
第5話
実里
演 -
平田薫灯里の妹。既婚者で八戸市に住んでいる。家族で東京観光した帰りに姉の家を訪ねる。
第6話
井畑
演 -
宮根誠司ラーメン店店主。光生が勤める会社の取引相手。
第8話
堀 義之
演 -
浅間伸一郎(最終話)菜那の結婚相手。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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