最後から二番目の恋
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最後から二番目の恋
ジャンル
テレビドラマ
脚本岡田惠和
演出宮本理江子
谷村政樹(第1期)
並木道子(第1期)
加藤裕将(第2期)
宮脇亮(第2期)
出演者小泉今日子
中井貴一
坂口憲二
内田有紀
飯島直子
製作
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式ウェブサイト

最後から二番目の恋(第1期)
プロデューサー若松央樹
浅野澄美(FCC
エンディング浜崎あゆみ「how beautiful you are
放送期間2012年1月12日 - 3月22日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報

最後から二番目の恋 2012秋(スペシャル)
プロデューサー若松央樹
浅野澄美(FCC)
エンディング浜崎あゆみhow beautiful you are
放送期間2012年11月2日
放送時間金曜 21:00 - 22:52
放送枠金曜プレステージ
放送分112分
回数1
フジテレビ番組基本情報

続・最後から二番目の恋(第2期)
プロデューサー若松央樹
浅野澄美(FCC)
オープニング浜崎あゆみ「Hello new me
エンディング小泉今日子&中井貴一「T字路
放送期間2014年4月17日 - 6月26日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数11
フジテレビ番組基本情報
特記事項:
初回と最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
『2012秋』は「金曜プレステージ」で放送。
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『最後から二番目の恋』(さいごからにばんめのこい)は、2012年1月12日から3月22日まで毎週木曜日22時00分 - 22時54分にフジテレビ系の「木曜劇場」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は小泉今日子

2014年4月17日から6月26日まで放送された『続・最後から二番目の恋』(ぞく・さいごからにばんめのこい)についても記載する。.mw-parser-output .toclimit-2 .toclevel-1 ul,.mw-parser-output .toclimit-3 .toclevel-2 ul,.mw-parser-output .toclimit-4 .toclevel-3 ul,.mw-parser-output .toclimit-5 .toclevel-4 ul,.mw-parser-output .toclimit-6 .toclevel-5 ul,.mw-parser-output .toclimit-7 .toclevel-6 ul{display:none}
概要

古都・鎌倉を舞台とした45歳独身女性と50歳独身男性が繰り広げる恋愛青春コメディ。ダブル主演の小泉と中井は、1995年のフジテレビ月9ドラマまだ恋は始まらない』以来17年ぶりの共演で、どちらも岡田惠和による脚本。

従来の恋愛ドラマにありがちな男女の恋模様に力点を置かず、ホームドラマ的な世界観の中でそれぞれの抱える仕事上の問題や過去のエピソードを通じて、主役二人の関係や絆が深まっていくという内容。

また、大人の男女が持つ四面性が見事に表現されており、千明は職場では姉御肌の理想的な上司、親しい友人の前では毒舌家で独りよがり、女としては寂しがり屋の割に素直になれない甘え下手、その実負けず嫌いで喧嘩っ早いヤンキー体質。一方の和平は職場では真面目で誠実が取り柄の上司、家族の前ではなにかと説教臭く口うるさい存在、一人の男としては悲観主義者でコンプレックスの塊。その実、学生もどきのムッツリスケベでロマンチストといった具合。

小泉は、第49回ギャラクシー賞のテレビ部門・個人賞[1]、第38回放送文化基金賞の番組部門・演技賞[2]を受賞。演出の宮本理江子は2012年度芸術選奨新人賞(放送部門)受賞。番組も、第38回放送文化基金賞のテレビドラマ部門・番組賞を受賞。

同年11月2日の「金曜プレステージ」で、『最後から二番目の恋 2012年秋』が放送された。本作品は、東京ドラマアウォード2013において、作品賞の単発ドラマ部門・優秀賞を受賞した[3]

2014年4月17日から6月26日まで第2シリーズとして、『続・最後から二番目の恋』が放送され[4]、第81回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で小泉今日子が主演女優賞を受賞した[5]。最終話は全主要キャストが長倉家に次々現れ、またラストはべろべろに酔っ払った和平と千明が互いに本音を語り合い将来を約束するという恋愛ドラマにはあり得ないファンキーな結末になっている。中井と小泉が歌うエンディングテーマ「T字路」のカバーイラストは同じく鎌倉を舞台にした夫婦の恋愛模様を描いた漫画・「」の作者でイラストレーターわたせせいぞうが担当している。

なお長倉真平を演じた坂口憲二は2018年に特発性大腿骨頭壊死症を公表して一度芸能活動から離れており、『続・最後から二番目の恋』が活動休止前に出演した最後のメディア作品となっている[6]
あらすじ
第一期(あらすじ)

テレビ局プロデューサーである吉野千明は、親友二人と鎌倉の古民家で暮らす約束をすっぽかされ、一人暮らしをはじめる。

その隣家・長倉家には鎌倉市観光課長の和平、自宅兼店舗『カフェナガクラ』の店長・真平、引き籠もりの万理子の三兄弟と和平の娘で小学生のえりなが暮らしていた。

海岸で一人黄昏れていた千明は、ゴミ拾いの傍ら桜貝を拾い集めている和平を見かける。

「死別した妻が集めていた」という和平の言葉にほだされるが、和平が発した些細な一言が千明の地雷を踏んでしまい、売り言葉に買い言葉の大喧嘩に発展する。

ところが千明は「天使」の評判をとるフレンドリーな真平と親しくなり、長倉家に出入りするようになる。

やがて離婚の危機を迎えた長倉家の長女・水谷典子が千明の家に転がり込んでくる。

個性的な四兄弟と触れ合ううち、千明の独身生活は賑やかで充実したものになっていく。

また、長倉家四兄弟も千明の出現によりそれぞれ考え方が変化していくのだった。
第二期(あらすじ)

真平と知美の結婚式が近付いていた。

勢いでラブホテルまで行ったものの、その後はすっかり飲み友達兼ケンカ友達となった和平と千明にはそれぞれ仕事上の転機が訪れる。

和平は世界遺産登録失敗の責任を負わされ秘書課長を兼務するようになり、前鎌倉市長の未亡人・伊佐山良子市長に振り回されることに。

千明は出世により大好きなドラマ制作の現場から外され、ふて腐れる日々を送ることに。

そんな千明のもとに千明を捨てた元彼氏で通称「ポストイット」・高山涼太がやってくる。

脚本家として着々と成長する万理子は、かつては将来を嘱望された脚本家のタマゴだった涼太になんと一目惚れしてしまう。

また、中学生になったえりなには蒼太という彼氏が出来るが、その母親で未亡人の原田薫子が和平に関心を持つことに。

かつては和平を娘と奪い合い、今度は真平の義母となる大橋秀子、典子とケンカして家を飛び出し路上生活者となった水谷広行も交え、長倉家はますます個性的で賑やかになるのだった。
キャスト
主要人物
吉野千明(よしの ちあき) 〈45 → 48〉
演 -
小泉今日子テレビ局・JMTテレビに勤務する敏腕プロデューサー(第1期) → 編成制作局ドラマ制作部副部長(第2期)。性格は明るく溌剌として姉御肌で誰からも好かれるが、反面かなりの毒舌家。男勝りで時折ガラの悪い口調になったり突飛な行動をとるせいで、和平から「元ヤンキー」ではないかと疑われている。読書家で自宅には大量の本が置かれている。長倉家の面々に対しては名前を呼び捨てにしているが、なぜか和平に対してだけは「長倉和平」とフルネームで呼ぶ。数々のヒット作を世に送り出してきたが、仕事人間で温かい家庭生活とは全く無縁の人生を送ってきた。そうした独身生活に一抹の寂しさを感じ、同じく独身の女友達と一緒に鎌倉の古民家に住む約束をするが土壇場で裏切られ、やけを起こし一人で長倉家の隣に引っ越して来る。それ以来お隣さんとして長倉家と交流することが多くなり、個性的な兄弟たちとの繋がりを持っていく。非の打ち所のない性格の真平とは恋人同士の関係に発展する。反対に和平とは些細なことでケンカばかりしている仲だが、なぜか自然とウマが合ってしまう不思議な関係。また、千明が思いも寄らない人物から熱烈な想いを寄せられることになる。好きなタイプはスポーツ万能で寡黙な美少年。恋愛遍歴こそ豊富だが、プロポーズされたことは一度もなかった。『最後から二番目の恋 2012年秋』(以下、『2012秋』)では手がけたドラマの低視聴率から仕事を干され、すっかり落ち込んでいた。


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