曹国舅
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曹国舅

曹国舅(そう こっきゅう)は、中国の代表的な仙人である八仙の一人。名は?(いつ)、字は景休(けいきゅう)。北宋建国の元勲曹彬の五男の曹?の子。仁宗の皇后(曹皇后)の弟であるため、国舅(天子の外戚の呼称)と呼ばれる。暗八仙は雲陽板(カスタネットに似た楽器)。

『神仙通鑑』によると、彼は弟の曹景植が姉の権力を笠に着て悪事を働くのを見かねて、山中に隠遁し修行をし始めた。それを見た呂洞賓漢鍾離がやってきて、「何の修行をしているのか」と訊かれ、道の修行だと言った。「では、その道はどこにあるのか」と笑いながら訊かれると、黙って天を指した。「その天はどこにあるのか」と畳み掛けられると、自分の心を指した。すると、二人は大いに笑って、「心はすなわち天、天はすなわち道である。お前は既に道が何であるかを知っている」と言い、彼に還真の秘旨を授け、神仙の仲間に加えたという。
脚注
参考・外部リンク

Days...: 中国の仙人5


神仙列伝―八仙之巻―










八仙

李鉄拐 - 鍾離権 - 呂洞賓 - 藍采和 - 韓湘子 -何仙姑 - 張果老 -曹国舅


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