書道用語一覧(しょどうようごいちらん)は、書道に関する用語の一覧である。書家名に関しては、中国の書家一覧・日本の書家一覧・日本の漢字書家一覧・日本のかな書家一覧をそれぞれ参照筆跡名に関しては、中国の筆跡一覧・日本の書道史の各時代をそれぞれ参照墨跡名に関しては、禅林墨跡を参照 当たり(あたり)とは、送筆途中で方向を変えるとき、穂先を突くようして筆圧を加えたところのこと。 握拳法
あ行
暗書(あんしょ)とは、手本の字形、筆使いを覚えてから、手本を見ずに空で書くことをいう[1]。
一筆書
(いっぴつしょ)→王献之#一筆書を参照意臨(いりん)→臨書を参照
意連(いれん)とは、一つの文字の初めから終わりまで、または、一つの作品の初めの文字から終わりの文字まで、意が一貫して連なっていること。形連に対する語[2][3]。
いろは歌(いろはうた)
印稿(いんこう)とは、印面に布字する前に作る草稿のこと。
陰刻(いんこく)とは、石または金属に文字を刻するとき、文字線を彫り、文字を凹めたものをいう。逆に文字を彫り上げたものを陽刻という[4][5]。
引首印(いんしゅいん)とは、作品の右肩に押す印のこと。多くは長方形、楕円形をしている。
印褥(いんじょく)→印章#印褥を参照
院体(いんたい)…徽宗のとき、書院と画院を併設し、書院では王羲之の『集字聖教序』を学習させたが、これがマンネリ化して卑俗な書風に陥ってしまった。この書風を院体という[6][7]。
印泥(いんでい)
印譜(いんぷ)
陰文(いんぶん)とは、篆刻・木彫などで文字の部分を凹にしたものをいう。
烏金拓(うこんたく)
歌切(うたぎれ)→古筆切を参照
鬱岡斎帖(うっこうさいじょう)→集帖#鬱岡斎帖を参照
裏打ち(うらうち)
雲崗石窟(うんこうせっくつ)
運筆(法)(うんぴつ(ほう))→用筆法
永字八法(えいじはっぽう)
絵文字(えもじ)
円勢(えんせい、円筆(えんぴつ)とも)→書法#円勢を参照
御家流(おいえりゅう、尊円流(そんえんりゅう)・青蓮院流(しょうれんいんりゅう)とも)
横画(おうかく)→筆画#横画を参照
黄檗の三筆(おうばくのさんぴつ)
黄麻紙(おうまし)→宣命#黄麻紙を参照
男手(おのこで、おとこで)→日本の書道史#女手を参照
女手(おんなで)→日本の書道史#女手を参照 楷行(かいぎょう)とは、行書の一種。比較的楷書に近いものをいう。 概形法(がいけいほう)とは、文字の形を覚えるための練習法の1つ。文字の形を外形によってとらえ、覚えていく。 懐紙(かいし) 楷書(かいしょ) 楷書の四大家(かいしょのしたいか) 快雪堂法書
か行
廻腕法(かいわんほう)→書法#廻腕法を参照
額字(がくじ)→禅林墨跡#額字を参照
掛軸(かけじく)
雅号(がごう)
画仙紙(がせんし、雅仙紙・画箋・雅箋・雅宣とも)
画禅室随筆(がぜんしつずいひつ)
固め筆(かためふで)とは、毛筆の毛をふのりで固めた筆のこと。
渇筆(かっぴつ)とは、かすれ、かすれ筆のこと。潤筆に対する語[9]。
片仮名(かたかな)
仮名(かな)
下筆(かひつ)とは、起筆のことだが、筆を揮うという意味もある[10]。
唐様(からよう)
勧縁疏(かんえんそ)とは、寺社の造営修理の費用の寄付を仰ぐために書かれた宣伝文、または趣意書のこと。能書で書かれていることが多く、『泉涌寺勧縁疏』(俊?書、国宝)などがある[11]。