曳舟駅
ひきふね
HIKIFUNE
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曳舟駅(ひきふねえき)は、かつて大阪府大阪市西成区にあった南海電気鉄道天王寺支線の駅(廃駅)である。
1945年(昭和20年)3月に甚大な戦災被害を受け、隣の大門通駅と共にしばらく放置された後、1949年(昭和24年)に大門通駅と共に廃止される。その被害というのは、大きな破孔ができ、雨が降ったときにはそれがそのまま池になるというぐらい大きなものであった。
当駅・大門通駅廃止と同時に今池町駅が開業し、天王寺支線と平野線や阪堺線との接続が図られた。駅の所在地は[注釈 1]、区画整理前の地名では曳舟町である。
歴史
1908年(明治41年)3月1日:開業[1]。
1945年(昭和20年)3月14日:戦災被害により消失(アメリカ軍による爆撃「第5回大阪大空襲」)。[2]
1949年(昭和24年)6月20日:当駅廃止。今池町駅開業。
隣の駅
南海電気鉄道
天王寺支線天下茶屋駅 - 曳舟駅 - 大門通駅[注釈 2]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 萩ノ茶屋駅の南東200 - 300m付近、概ね現在の萩之茶屋南公園の南側にあったと推定される。
^ 今池町駅は当駅と大門通駅を統合する形で開業。
出典^ 明治40年度『鉄道局年報』p.29(国立国会図書館近代デジタルライブラリーより) なお、年報では駅名は「曳船」となっている。
^ ご昭和ねがいます「大門前・曳船駅?南海天王寺支線の幻の駅【南海電鉄歴史紀行】」
関連項目
日本の鉄道駅一覧
廃駅
萩之茶屋
(住ノ江方面<<)天下茶屋 - 曳舟 - 今池町 - 大門通 - 飛田本通 - 天王寺
天下茶屋駅 - 今池町駅間は1984年廃止、今池町駅 - 天王寺駅間は1993年廃止。
斜体字は1949年廃止。