曲がり角の彼女
ジャンルテレビドラマ
脚本後藤法子
演出新城毅彦 ほか
出演者稲森いずみ
釈由美子
要潤
青木さやか
伊原剛志
音楽大島ミチル
オープニング高嶋ちさ子「陽だまりに想う」
エンディングshela「Dear my friends」
製作
プロデューサー吉條英希、安藤和久、遠田孝一
制作関西テレビ放送
MMJ
放送
放送チャンネルフジテレビ系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2005年4月19日 - 6月28日
放送時間火曜 22:00 - 22:54
放送分54分
回数11
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『曲がり角の彼女』(まがりかどのかのじょ)は、2005年4月19日から6月28日まで毎週火曜日22:00 - 22:54に関西テレビ制作・フジテレビ系列の「火曜22時」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は稲森いずみ。 主人公、大島千春(稲森いずみ)は東京の大手ホテルの企画営業部に勤める仕事がバリバリ出来るキャリアウーマン。不倫相手の堀内正光(伊原剛志)と別れきれない33歳独身。 最近、職場の後輩で色気たっぷり25歳の三原なつみ(釈由美子)との若さの差が気になり出してきた。オーナーの息子・副社長の甲本一樹(要潤)の副社長就任パーティーは千春が仕切る予定だったが、トラブルで遅れることに。「私が行かなきゃ大変」と息せき切ってホテルに向かうも、なつみが代役を務めパーティーは滞りなく進行していた。そして、そこに現れた副社長の甲本一樹に「君がいなくても全く影響なかったみたいだけど」と嫌味を言われ腹を立てる。 いつの間にやら三十路を過ぎ、結婚できる相手はいない・酒量は増える・肌はやつれると崖っぷちになっている。そして千春は「幸せになるためのルール」を書き込むのであった。 ○大手グランフォートホテル・企画営業部 大島千春(おおしま ちはる)(演:稲森いずみ) 三原なつみ(みはら なつみ)(助演:釈由美子) 甲本一樹(こうもと かずき)(演:要潤) 山岸→島村えり子(やまぎし→しまむら えりこ)(演:青木さやか) 甲本椿(こうもと つばき)(演:石川亜沙美) 三宅修二(みやけ しゅうじ)(演:金子貴俊) 真鍋健蔵(まなべ けんぞう)(演:佐戸井けん太) 一条杏子(いちじょう きょうこ)(演:川島なお美) 一条江陸(いちじょう えりく)(演:吉川史樹) 堀内正光(ほりうち まさみつ)(演:伊原剛志) 堀内夕子(ほりうち ゆうこ)(演:三浦理恵子) 谷村誠(たにむら まこと)(演:高知東生) 谷村アキ(たにむら あき)(演:湖田翔子) ◇第1話 ◇第2話 ◇第4話 ◇第5話 ◇第6話 ◇第7話 ◇第9話 ◇第10話
概要・エピソード
キャッチコピーは、女の分岐点は、いきなりやってくる。
曲がり角の彼女というタイトルは、「恋に臆病になった女性が、角で曲がりながらも成長していく女性」の意味。つまり、三十路に立ちはだかった女性が角で待ってくれている男性に恋をするということになる。
初回は10分拡大で(22:10 - 23:14)放送、最終回は15分拡大で放送した。
稲森いずみは、初主演となった連続ドラマ『ハッピーマニア』以来のフジテレビドラマ主演となる。
ドラマの挿入歌を歌ったSunSet Swishが無名のデビューで話題になった。
製作発表は、異例の女性陣のみの出席で行われた。『笑っていいとも!春の祭典スペシャル』も女性のみ出席。
第10話に青木さやかが、ウエディングドレス姿を披露した。この日の『FNNスーパーニュース』の文化芸能部で密着特集が放送された。
一番NGを出したのは主演の稲森いずみ。セリフには至って問題ないが、カットが掛かる前に笑い出すそうだ。出演者に一番受けた稲森のNGシーンは、山岸えり子が結婚する第10話の「てんとう虫のサンバ」を「結婚式のサンバ」と間違えたところ。このNGシーンは『がんばった大賞』で放送された。
あらすじ
キャスト
33歳、企画営業部主任
仕事が出来る女で会社の上司からの信頼が厚く、部下からも慕われている。グランフォートホテル副社長として就任した甲本一樹に、やり方が汚すぎると反抗するが逆に言い返されてしまう。さらには主任のポストまで取られ窮地に陥ってしまう。なつみとは最大の敵・ライバルであり、余計なことに敏感ななつみに嫌悪感を抱いていたが、次第になつみに悩みを打ち明けられる関係になる。
一樹とは全く息が合っていなかったが、「不倫なんて最低だと思う」と言われたせいか、逆に一樹のことが好きになっているのかもしれないと思い始め、そして交際が始まる。その噂は企画営業部全体に伝わり、ついに一樹からプロポーズをされるが、不倫相手の堀内正光との関係が一樹の父親に露呈。企画営業部にもいられる時間が危うくなる。さらに一樹の義母にも言いたいことをいい、なつみに怒られる。
一樹と別れた後、顔をあわせるのにも気まずくなった千春に、GMI=クレストリッチから引き抜きの話が舞い上がるが千春は一度は断ろうとする。しかし、両親やえり子の応援もあり、GMIへうつることを決意。十年間勤めたグランフォートを退職。
25歳
千春の後輩。千春とはよくケンカをするが内心では千春を尊敬している。男はたくさん寄ってくるが恋には冷静。変わり者の一樹に好意を寄せている。密かに語学・経理を学んでいる。
28歳
アメリカ帰りのグランフォートホテル副社長。社長・隆造に認められないことが悩み。
33歳
客室係の主任で千春とは親友。千春と同じく結婚に対して悩んでいる。
27歳
一樹の従兄弟。お金のある実家で大切に育てられているせいか、若干世間とかけ離れた発言をすることがある。穏やかな感じでほんわかとしているために人には憎まれない。
26歳
千春の部下。愛称は修ちゃん。仕事が出来るほうではないが、そのキャラから愛されている。なつみの事が気になっている。
47歳
企画営業部部長で、千春らの上司。いつも職場の雰囲気を和ませる。バツイチの子持ち。
41歳
人気エッセイストで、シングルマザー。グランフォートホテルのスイートルームに息子と居住中。ホテルの従業員とは顔なじみで、社員のプライベートにも顔を突っ込む。恋愛経験豊富である。
6歳
杏子の一人息子。6歳とは思えないくらいの、大人らしい発言をする。21歳年上の椿に恋をする。
40歳
千春の不倫相手。レストランを経営するシェフ。いいかげんで女好きだが、話相手になってくれるところに千春は惹かれる。
31歳
正光の妻で杏子の妹。夫を「まーちゃん」と呼び夫婦関係は上手くいっているように見えるが…
38歳
千春の元上司で、会社を辞めてダイニングレストランの店を開いている。
36歳
誠の妻。子供はいないが円満である。
ゲスト
大島清(おおしま きよし)(演:小野武彦)(第1・4・9・11話)
千春の父親。
大島秋子(おおしま あきこ)(演:大森暁美)(第1・4・9・10・11話)
千春の母親。
倉本ゆかり(くらもと ゆかり)(演:森脇英理子)
一樹の元婚約相手。
甲本隆造(こうもと りゅうぞう)(演:大林丈史)(第2・10・11話)
一樹の父親、グランフォートホテル社長。息子には仕事を一切任せない。
甲本のぶ子(こうもと のぶこ)(演:島かおり)(第2・10・11話)
一樹の母親。
岡田栄太郎(おかだ えいたろう)(演:梅野泰靖)(第4・5話)
えり子の交際相手。
柴田ゆうすけ(しばた ゆうすけ)(演:水谷百輔)
エステの人 (演:西丸優子)
千春・えり子・なつみが行っていたエステのマッサージ人。
倉田ミホ(くらた みほ)(演:木野花)
倉田ミホビューティクリニックの女社長。
三原敏江(みはら としえ)(演:石井苗子)
なつみの母、お金をせびっては逃げていく。
島村健一(しまむら けんいち)(演:袴田吉彦) (第8・9・10話)
えり子の幼馴染。一度だけ体の関係を持った際にえり子が妊娠。のちに結婚する。
藤田さなえ(ふじた さなえ)(演:佐々木麻緒)
江陸の友達。
藤田由美子(ふじた ゆみこ)(演:穴井夕子)
さなえの母親。
山岸健太郎(やまぎし けんたろう)(演:佐藤蛾次郎)
えり子の父。
島村京子(しまむら きょうこ)(演:大島蓉子)
健一の母。
スタッフ
脚本:後藤法子
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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