曇林
師菩提達磨
著作菩提達磨大師略弁大乗入道四行観ほか
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曇林(どんりん、生没年不詳)は、中国南北朝時代から隋代の禅僧。菩提達磨の弟子、のちに慧可の弟子。曇琳、法林とも。盗賊によって腕を断たれ、両臂(りょうひじ)から先を失ったことから「無臂林」とも呼ばれる。
略歴[注 1]、毘目智仙(中国語版)
ある時、曇林は賊難に遭い両臂から先を失った。幸いにして兄弟子の慧可の助けを受けることができた。人は「無臂林」と呼んだ[注 3]。胡適によると慧可断臂の逸話はこの逸話が転化したものだという[4]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ くどんはんにゃるし
^ びもくちせん
^ 北周武帝建徳毀仏の際に兄弟弟子の慧可や道育と経典・仏像を保護しようとした、その際に害を受けたという。上記引用文による。
出典^ 『開元釈教録』
^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:菩提達磨大師略辨大乘入道四行觀
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苦
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三業
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