暗黒への転落
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暗黒への転落
Knock on Any Door
監督
ニコラス・レイ
脚本ジョン・モンクス・ジュニア
ダニエル・タラダッシュ
原作ウィラード・モトリー
製作ロバート・ロード
出演者ハンフリー・ボガート
ジョン・デレク
音楽ジョージ・アンタイル
撮影バーネット・ガフィ
編集ヴァイオラ・ローレンス
製作会社サンタナ・ピクチャーズ
配給 コロンビア ピクチャーズ
ブレイクストン・カンパニー日本支社 / 映配
公開 1949年2月21日
1956年10月15日
上映時間100分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
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『暗黒への転落』(あんこくへのてんらく、英語: Knock on Any Door)は、1949年製作・公開、サンタナ・ピクチャーズ製作によるアメリカ合衆国の映画である[1][2]
概要

アフリカ系アメリカ人作家ウィラード・モトリーが1947年(昭和22年)に発表した同名小説[3]を原作に、ジョン・モンクス・ジュニア、ダニエル・タラダッシュが脚色、ニコラス・レイが監督した映画である[1]カリフォルニア州にあるアロウヘッド湖でロケーション撮影を行った[1]

日本では、1956年(昭和31年)10月15日ブレイクストン・カンパニー日本支社と映配の共同配給で公開された[2]。DVDは、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント2004年(平成16年)2月25日に発売した「COLUMBIA TRISTAR FILM NOIR COLLECTION VOL.1」の1枚としてまずリリースされ、2007年(平成19年)4月4日には、単独で発売されている。
あらすじ

物語は、ニック・ロマーノが強盗と警官射殺の罪で裁判を受ける場面から始まり、彼の弁護人アンドリュー・モートンの語りがきっかけで、ニックの前半生に戻る。

モートンはニックの父の弁護もしていたが、その時は本気ではなかったため、ニックの父は無実の罪によって刑務所送りとなった末に死に、戦争もあって一家は困窮する。2年後、ニックは不良少年団のボスとなるも、感化院行きとなり、出所したところでエマと恋に落ちる。その後ニックは再び刑務所に入るも1年後には出所してまともな職に就き、エマと結婚する。ところが、ふとしたことから再びニックは犯罪を犯したため、エマは自殺を図る。その時の警官の対応からニックは彼を射殺し、逮捕される。

物語は裁判の場面に戻り、モートンは貧民窟を調査している妻・アデラの励ましでニックの弁護に当たったことを明かす。

証言がすべて彼に不利である中、法廷全体がニックの死刑を回避すべきだと考えていた。

そのとき、ニックは検事からエマの死について問われ、答える。

結局、ニックには死刑判決が下されたものの、ほっとした様子だった。
スタッフ・作品データ

プロデューサー :
ロバート・ロード[4]

監督 : ニコラス・レイ

原作 : ウィラード・モトリー (Willard Motley)

脚本 : ジョン・モンクス・ジュニア (John Cherry Monks)、ダニエル・タラダッシュ (Daniel Taradash)

撮影 : バーネット・ガフィ

録音 : フランク・ゴールドウィン (Frank Goodwin [5]

編集 : ヴァイオラ・ローレンス (Viola Lawrence [6]

音楽 : ジョージ・アンタイル


フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.37:1) - モノラル録音

キャスト
クレジット順


ハンフリー・ボガート - 弁護士アンドリュー・モートン(日本語吹き替え:久米明

ジョン・デレク - ニック・ロマーノ

ジョージ・マクレディ (George Macready) - カーマン刑事

アリーン・ロバーツ (Allene Roberts) - エマ

スーザン・ペリー(キャンディ・トクストン、Candy Toxton [7]) - アデル・モートン

ミッキー・ノックス (Mickey Knox) - ヴィトー

バリー・ケリー (Barry Kelley) - ドレイク判事

※NET版:初回放送1970年7月19日『日曜洋画劇場
関連事項

1956年の日本公開映画

アロウヘッド湖 (カリフォルニア州) (en:Lake Arrowhead, California)

^ a b c Knock on Any Door, Internet Movie Database (英語), 2010年8月4日閲覧。


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