暗殺
The Brotherhood
監督マーティン・リット
脚本ルイス・ジョン・カリーノ
『暗殺』(あんさつ、The Brotherhood)は、1968年のアメリカ合衆国の映画。互いに異なるマフィアに属する兄弟の悲劇を描いた作品。マーティン・リット監督の作品で、出演はカーク・ダグラスやアレックス・コードなど[1]。 シチリア出身のフランクとヴィンスの兄弟は、マフィアたちの間では知られた存在だった。だが、兄フランクは昔のおきてに固執するばかりで、若い世代とはそりが合わず、弟のヴィンスからも理解されていなかった。その後、ヴィンスはニューヨークのマフィアの幹部・ベルトーロの娘エマと結婚する。さて、組織ではベルトーロら5人の支配層が、勢力に置いた組合の金を利用して実権を握ろうとしていた。ところが、フランクは政府に見つかる恐怖から交渉を決裂する。その後、フランクは元マフィアのドン・ペピノから実父がほかの仲間とともに密告者に殺された事件にベルトーロがかかわってたことを知る。「裏切者は殺すべし」のおきてに従い、フランクはベルトーロを殺したことで追われる身となり、妻子を連れてシチリアに逃げる。ヴィンスは義父への忠誠心からフランクを追う。そして、2人でオリーブ畑を散策していた時、フランクは父のライフルをフランクに渡して、ヴィンスに発砲を促す。そして、暗殺後、ヴィンスは兄の亡骸を前に悲しむ。 ※括弧内は日本語吹替(初回放送1974年1月17日『木曜洋画劇場』)
ストーリー
キャスト
フランク・ジネッタ:カーク・ダグラス(宮部昭夫)
ヴィンス・ジネッタ:アレックス・コード(木下秀雄)
イダ・ジネッタ:イレーネ・パパス(此島愛子)
ドミニク・ベルトロ:ルーサー・アドラー
エマ・ジネッタ:スーザン・ストラスバーグ(池田和歌子)
ジム・イーガン:マーレイ・ハミルトン
ドン・ペッピーノ:エドゥアルド・シアンネッリ
出典^ 暗殺
外部リンク
暗殺 - allcinema
⇒暗殺 - KINENOTE
The Brotherhood - IMDb(英語)
The Brotherhood - Rotten Tomatoes(英語)
The Brotherhood - オールムービー(英語)
The Brotherhood - TCM Movie Database(英語)
The Brotherhood - American Film Institute Catalog(英語)
表
話
編
歴
マーティン・リット監督作品
1950年代
暴力波止場 (1957)
No Down Payment (1957)
長く熱い夜 (1958)
黒い蘭(英語版) (1958)
悶え(英語版) (1959)
1960年代
五人の札つき娘 (1960)
パリの旅愁 (1961)
青年 (1962)
ハッド (1963)
暴行 (1964)
寒い国から帰ったスパイ (1965)
太陽の中の対決 (1967)
暗殺 (1968)
1970年代
男の闘い (1970)
ボクサー (1970)
サウンダー(英語版) (1972)
おかしな結婚(英語版) (1972)
コンラック先生 (1974)
ウディ・アレンのザ・フロント (1976)
すばらしき仲間たち(英語版) (1978)
ノーマ・レイ (1979)
1980年代
Back Roads (1981)
クロスクリーク(英語版) (1983)
マーフィのロマンス(英語版) (1985)
ナッツ (1987)
1990年代
アイリスへの手紙 (1990)