智異山
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智異山

標高1,915 m
所在地 韓国全羅南道求礼郡全北特別自治道南原市慶尚南道咸陽郡山清郡河東郡
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度20分15.66秒 東経127度43分49.87秒 / 北緯35.3376833度 東経127.7305194度 / 35.3376833; 127.7305194座標: 北緯35度20分15.66秒 東経127度43分49.87秒 / 北緯35.3376833度 東経127.7305194度 / 35.3376833; 127.7305194
山系小白山脈
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OpenStreetMap
プロジェクト 山
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智異山
各種表記
ハングル:???
漢字:智異山
発音:チリサン
日本語読み:ちいさん
RR式:Jirisan
MR式:Chirisan
英語表記:Jirisan Mountain
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智異山(チリさん : ??? : Jirisan)は、大韓民国南部の全羅南道全北特別自治道慶尚南道にまたがる、小白山脈の南端に位置する山並の総称。国内で最も標高が高い済州島漢拏山に次いで二番目に高い山であり、離島を除いた韓国本土の最高峰。智異山国立公園に指定されている。[1][2]
概要

白頭山に発し太白山脈から小白山脈へと続く気の流れ(白頭大幹)がこの峰に昇るとされ「頭流山」とも呼ばれる。100を超える多くの峰々から構成され、天王峯(標高1,915m)を主峰とし、般若峰(標高1,732m)、老姑壇(標高1,507m)を合わせて三大峰と呼ぶ。2002年には国際連合が定めた国際山岳年を記念し、山林庁は100大名山を選定[3]、この中に智異山も名を連ねることとなった[4]

智異山一帯はかつて山岳信仰の聖地であった。智異山に存在した山神智異山聖母八道ムーダン祖先とも高麗の太祖王建ともいわれる。また仏教の聖地ともされており、古くは三国時代から、最近では李氏朝鮮時代に排斥された仏教寺院が智異山に寺基を求めた。韓国三大寺院に数えられる華厳寺のほか、燕谷寺・双?寺松広寺・実相寺などが多くの参拝客を集めている。

一部の山は韓国軍及びアメリカ軍レーダー基地が設置されており、一般人の立ち入りが規制されている。韓国軍による山岳訓練にも使われているため、登山中に行軍部隊と遭遇したり、パラシュート降下訓練が見られることもある。
自然

1967年には韓国初の国立公園(智異山国立公園)に認定されており、大規模な開発は規制されている。韓国最大の面積を持つ山岳型国立公園となっている[5]。人馬を寄せ付けない智異山の地形が幸いし、現在も多くの自然林が残されている。韓国では数少ないツキノワグマをはじめ、多くの貴重な植物生物が生息している。その数は4,989種に及ぶ。[6]
天王峰登山案内

古くから登山のメッカとして知られ、多くの登山客で賑わう。登山客に対する施設も充実しており、各地に点在する「待避所」と呼ばれる山小屋では休憩や宿泊も可能で、売店で食料品を買うこともできる。近年は日本をはじめとした外国人登山客も訪れている。距離的にはむしろ釜山に近い位置にあるが、首都ソウルから登山口まで直通高速バスの便が多く、ソウルからの登山も比較的容易である。ここでは、2つのコースを紹介する。
中三里コース

毎週末前日のみ、ソウルの南部バスターミナル(同名の地下鉄駅下車)から、23:30発の中三里行き直通バスが出る。高速バスは、満員となる場合があり、予約が望ましい。頂上の天王峰に到達するため最短ルートであるほか、途中まで「環境教育院」行きシャトルバスが利用できてその分標高を稼げるメリットがあり、多くの登山者に利用されている。バスは、午前3時頃に、中三里に到着。シャトルバスの乗り場は離れていて、国立公園管理所ゲート手前にあるので、徒歩約40分の舗装道路の登りが必要。教会の横を通る細い道から、道路に入る。休日のシャトルバス「環境教育院」行きの始発は午前7時,料金2,000ウォン。乗り場のそばにベンチがあるので仮眠できる。登山口で大多数の客が降りる。ここの標高は約890mなので、約1,000mの標高差の登山となる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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