この項目では、1967年公開のフランス映画の昼顔について説明しています。2017年公開の日本映画の昼顔については「昼顔?平日午後3時の恋人たち?#映画」をご覧ください。
昼顔
Belle de jour
監督ルイス・ブニュエル
脚本ジャン=クロード・カリエール
ルイス・ブニュエル
原作ジョゼフ・ケッセル
製作ロベール・アキム
『昼顔』(ひるがお、フランス語: Belle de jour, 「三色朝顔」「日中の美女」「昼間に稼ぐ娼婦」の意)は、1967年のフランス・イタリア合作映画である。ルイス・ブニュエル監督作品、原作はジョゼフ・ケッセルの同名小説である。第28回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を受賞した。 美しい若妻のセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、医師である夫のピエール(ジャン・ソレル)とともにパリで幸せな生活を送っていた。その一方、マゾヒスティックな空想に取り付かれてもいた。ある日セヴリーヌは友人から、上流階級の婦人たちが客を取る売春宿の話を聞き、迷った後に「昼顔」という名前で娼婦として働くようになる。 役名俳優日本語吹替 2006年、マノエル・ド・オリヴェイラ監督による続編『夜顔』 (フランス語: Belle toujours, 「つねに美女」の意) が製作され、第63回ヴェネツィア国際映画祭にて上映された。アンリ役はミシェル・ピコリのままだが、カトリーヌ・ドヌーヴが演じたセヴリーヌ役はビュル・オジェが演じた。オリヴェイラはブニュエルのわずか8歳下の同世代の監督だが、満97歳で同作を監督し、約40年ぶりの続編となった。
ストーリー
キャスト
フジテレビ版
セブリーヌカトリーヌ・ドヌーヴ平井道子
ピエールジャン・ソレル中田浩二
ユッソンミシェル・ピコリ田中明夫
アナイスジュヌヴィエーヴ・パージュ
マルセルピエール・クレマンティ(フランス語版)納谷六朗
ルネマーシャ・メリル 山田早苗
不明
その他阪脩
花形恵子
菅谷政子
増岡弘
鈴木れい子
演出中野寛次
翻訳森みさ
効果
調整
制作東北新社
解説高島忠夫
初回放送1976年6月4日
『ゴールデン洋画劇場』
続編
日本語訳
『昼顔』堀口大學訳、第一書房, 1932 のち新潮文庫
『昼顔』桜井成夫訳. 角川文庫 1954
『昼顔』山崎剛太郎訳. 三笠書房, 1971
関連項目
昼顔?平日午後3時の恋人たち? - 本作から着想された、2010年代日本における主婦の不倫を描くテレビドラマ。
外部リンク
昼顔 - allcinema
⇒昼顔 - KINENOTE
Belle de jour
Belle de jour - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ルイス・ブニュエル監督作品
1920年代
アンダルシアの犬 (1928)
1930年代
黄金時代 (1930)
糧なき土地 (1932)
1940年代
グラン・カジノ (1946)
のんき大将 (1949)
1950年代
忘れられた人々 (1950)
スサーナ (1951)
賭博師の娘 (1951)
昇天峠 (1951)
愛なき女 (1951)
乱暴者 (1952)
エル (1953)
幻影は市電に乗って旅をする (1953)
嵐が丘 (1953)
ロビンソン漂流記 (1954)
河と死 (1954)
アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生 (1955)
この庭に死す (1956)
ナサリン (1958)
熱狂はエル・パオに達す (1959)
1960年代
ビリディアナ (1960)
皆殺しの天使 (1962)
小間使の日記 (1964)
砂漠のシモン (1965)
昼顔 (1967)
銀河 (1968)
1970年代
哀しみのトリスターナ (1970)
ブルジョワジーの秘かな愉しみ (1972)
自由の幻想 (1974)
欲望のあいまいな対象 (1977)
表
話
編
歴
金獅子賞
1949?1968年
情婦マノン(1949)
裁きは終りぬ(1950)
羅生門(1951)
禁じられた遊び(1952)
受賞無し(1953)
ロミオとジュリエット(1954)
奇跡(1955)
受賞無し(1956)
大河のうた(1957)
無法松の一生(1958)