これえだ ひろかず
是枝 裕和
2015年、第68回カンヌ国際映画祭にて
生年月日 (1962-06-06) 1962年6月6日(61歳)
出生地 東京都練馬区
職業映画監督、テレビドキュメンタリー演出家
ジャンル映画、テレビ
活動期間1995年 -
配偶者既婚[1]
事務所分福
公式サイト ⇒公式ウェブサイト
主な作品
監督・脚本
『ワンダフルライフ』
『誰も知らない』
『歩いても 歩いても』
『そして父になる』
『海街diary』
『三度目の殺人』
『万引き家族』
監督
『幻の光』
『怪物』
海外映画
『真実』
『ベイビー・ブローカー』
製作・製作総指揮
『ゆれる』
『マイスモールランド』ドラマ
『ゴーイング マイ ホーム』
『舞妓さんちのまかないさん』
受賞
カンヌ国際映画祭
パルム・ドール
2018年『万引き家族』
審査員賞
2013年『そして父になる』
クィア・パルム
2023年『怪物』
エキュメニカル審査員賞
2022年『ベイビー・ブローカー』
ヴェネツィア国際映画祭
ロベール・ブレッソン賞
是枝 裕和(これえだ ひろかず、1962年6月6日[2] - )は、日本の映画監督、脚本家、ドキュメンタリーディレクター、映画プロデューサー。東京都練馬区出身[3]。東京都立武蔵高等学校[4]、早稲田大学第一文学部文芸学科卒業[5]。早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授[6]、立命館大学産業社会学部客員教授[7]。
ドキュメンタリー出身の映画監督として知られ、国内外で高い評価を受ける日本人監督の一人である[2]。 東京都練馬区に生まれ[3]、9歳から清瀬市の清瀬旭が丘団地で過ごす。のちに旭が丘団地は『海よりもまだ深く』の主人公の実家として撮影場所にも使われた[8]。鹿児島県生まれで奄美大島に渡った曽祖父、奄美生まれで台湾に渡った祖父、台湾生まれでシベリア抑留を経験した父という家系に生まれた[9]。 母親が映画好きだったため、幼いころから池袋の映画館でさまざまな映画を鑑賞[10]。TV作品ではウルトラマンやウルトラセブンに描かれた怪獣や宇宙人に差別や戦争のメタファーを託した名作たちに影響を受け[11]、萩原健一のファンでもあり、萩原主演の『前略おふくろ様』や『傷だらけの天使』に一番大きな影響を受けたと語り、アルフレッド・ヒッチコックの『鳥』にも衝撃を受け、『鳥』をみた翌日に道で鳥を見かけ怖いと感じるほど衝撃を受けた[12]。1972年ミュンヘンオリンピックの男子バレーボールの金メダル獲得に感動し、中学・高校とバレーボールに没頭し部活では部長を務めていた[13]。
来歴
生い立ち