『昨日達…』
さだまさし の ベスト・アルバム
リリース1981年11月18日
ジャンルニューミュージック
レーベルフリーフライト
プロデュースさだまさし
チャート最高順位
3位(オリコン)
さだまさし アルバム 年表
うつろひ
(1981年)昨日達…
(1981年)夢の轍
(1982年)
『昨日達…』収録のシングル
「驛舎」
リリース: 1981年2月25日
「生生流転」
リリース: 1981年9月25日
テンプレートを表示
『昨日達…』(イエスタデイズ)は、シンガーソングライターさだまさしの1981年11月18日発表の初のオリジナル・ベスト・アルバムである。目次
1 概要
2 収録曲
2.1 アナログA面
2.2 アナログB面
3 脚注
概要
1980年12月に発売された『さだまさし ヒット・コレクション』以来のベスト・アルバムで、フリーフライト移籍後初のベスト・アルバムのリリースであった。
「不良少女白書」以外はすべてシングル盤A面曲で構成されている。ただしA面曲のうち「線香花火」「雨やどり」「桃花源」「親父の一番長い日」の4曲はオミットされ、また両A面規格シングルの「天までとどけ/惜春」および「道化師のソネット/HAPPY BIRTHDAY」の2種に関しては双方とも事実上A面格の楽曲が選ばれている。すでにアルバムに収録済みの作品に関しては「吸殻の風景」、「案山子」の2曲。「檸檬」はシングル盤用にリメイクされたもので、アルバム『私花集』のものとは異なる。なお、本アルバムにはオリジナル曲として先にダ・カーポの榊原まさとしに提供した「不良少女白書」が新たにレコーディングされている。
楽曲解説はすべて新たに書き下ろされ、仕事の関係者から寄せられた多数のコメントが掲載されている。ジャケットはデビュー・アルバムの『帰去来』をパロディ化したものである。タスキ裏の広告は通常最新盤から順に記載されるが、ワーナー・パイオニア時代のアルバムが広告されている。
収録曲
アナログA面
道化師のソネット1980年2月25日にリリースされた。片面の「HAPPY BIRTHDAY」とは両A面規格であった。映画『翔べイカロスの翼』の主題曲。編曲:渡辺俊幸
案山子1977年11月25日にリリースされた。B面は「Sunday Park」。 1978年3月25日発売のアルバム『私花集』にも収録されていた。アルバム既収録であるが、さだ自身の好みで収録された。編曲:渡辺俊幸
天までとどけ1979年1月1日にリリースされた。片面の「惜春」とは両A面規格であった。フジテレビのドラマ『時よ燃えて!』の主題曲。編曲:渡辺俊幸
檸檬1978年8月10日にリリースされた。B面は「加速度」。この曲はアルバム『私花集』に既に収録されていたが、シングル盤リリースに際しリメイクされている。アルバムのものとアレンジ[1]が異なり、また歌詩が1か所変更されている。編曲:渡辺俊幸
防人の詩1980年7月10日にリリースされた。B面は「とてもちいさなまち」。映画『二百三高地』の主題歌。ただし映画に使われたものとは別テイクであり、映画の方は山本直純によって編曲されたテイクであった[2]。編曲:渡辺俊幸
アナログB面
不良少女白書オリジナルは1981年5月1日に榊原まさとし(ダ・カーポの男性)がシングル・リリースした。TBSのテレビドラマ『2年B組仙八先生』の挿入曲であった。セルフ・カヴァーである。オリジナルはニ短調であったが、セルフ・カヴァーに際しては長二度上のホ短調に移調し、アレンジ[3]も変更している。編曲:渡辺俊幸
関白宣言1979年7月10日にリリースされた。さだのシングルとしては最大のヒット作。B面は「なつかしい海 - My Little Shore -」。のち同名の映画が制作された。編曲:さだまさし・福田郁次郎[4]、弦編曲:藤田大士(ふじた・ひろし)
吸殻の風景1977年7月10日にリリースされた。B面は「もうひとつの雨やどり」。1977年7月25日発売のアルバム『風見鶏』にも収録されていた。アルバム既収録であるが、唯一アップ・テンポという理由で収録された。編曲:渡辺俊幸
驛舎(えき)1981年2月25日にリリースされた。B面は「APRIL FOOL」。編曲:服部克久
生生流転1981年9月25日にリリースされた。B面は「むかし子供達は」。映画『長江』主題曲。当アルバムのリリース時では最新シングル曲であった。編曲:さだまさし、弦編曲:服部克久
全曲、作詩[5]・作曲:さだまさし
脚注^ オリジナルである『私花集』収録のテイクのアレンジはジミー・ハスケルによるものであった。
^ 映画で用いられた「防人の詩」はオリジナル・サウンドトラック盤『交響詩 挽歌』に収録されていた。
^ オリジナルである榊原盤の編曲は、当時さだのバック・バンドであった「ふりーばる?ん」のピアニスト・信田かずおによるものであった。
^ 福田郁次郎はさだのバック・バンドであった「ふりーばる?ん」のベーシストであった。
^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。
表
話
編
歴
さだまさしのシングル
1970年代
線香花火
雨やどり
吸殻の風景
案山子
桃花源
檸檬
天までとどけ/惜春
関白宣言
親父の一番長い日
関白宣言
1980年代
道化師のソネット
防人の詩
驛舎
生生流転
しあわせについて
長崎小夜曲/北の国から?遥かなる大地より?
退職の日
望郷
それぞれの旅
寒北斗
軽井沢ホテル/夢
恋愛症候群 - その発病及び傾向と対策に関する一考察 -
ONCE UPON A TIME
春女苑/デイジー
男は大きな河になれ
風に立つライオン
主人公
時代はずれ
夢の吹く頃
建具屋カトーの決心-儂がジジイになった頃-
修羅の如く
冬の蝉
1990年代
長崎から
息子へ?父からの風?
奇跡?大きな愛のように?
娘へ?大和撫子養成ギブス篇?
君が帰ってくる
“長崎から雲仙へ”
あなた三昧
二千一夜
幸福になる100通りの方法
ヴァージン・ロード
となりの芝生
愛をみつけた
烈
名刺
Wonderful Love
絵画館
愛について
Dream?愛を忘れない?
Birthday
夢一色
ペンギン皆兄弟
北の国から 遥かなる大地より?螢のテーマ
君が選んだひと
ゆけゆけ!! ようかいキッズ
桜月夜
佐世保
2000年代
21世紀の君たちへ?A song for children?
君を忘れない?タイムカプセル?
勇気凛凛
小さな手
大きな森の小さな伝説
精霊流し
いつも君の味方
人生の贈り物?他に望むものはない?さだまさしソロ・ヴァージョン
がんばらんば
私は犬になりたい\490-シングルヴァージョン-
2010年代
残春
アルバム
表
話
編
歴
さだまさしのアルバム
スタジオ・アルバム
帰去来
風見鶏
私花集アンソロジィ
夢供養
印象派
うつろひ
夢の轍
風のおもかげ
Glass Age
ADVANTAGE
自分症候群
夢回帰線
風待通りの人々
夢の吹く頃
夢ばかりみていた
夢回帰線II
家族の肖像
ほのぼの
逢ひみての
おもひで泥棒
さよなら にっぽん
古くさい恋の唄ばかり
夢唄
心の時代
季節の栖
日本架空説
夢百合草
夢のつづき