春日局_(NHK大河ドラマ)
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この記事はプロジェクト:大河ドラマの編集方針を採用しています。編集される方はご一読下さい。

春日局
ドラマの主人公・春日局
(春日局像(麟祥院所蔵))
ジャンルドラマ
脚本橋田壽賀子
演出富沢正幸 他
出演者大原麗子
(以下五十音順)
東てる美
五木ひろし
伊東四朗
伊武雅刀
江口洋介
江守徹
大坂志郎
大空眞弓
大和田獏
織本順吉
香川京子
香川照之
ガッツ石松
唐沢寿明
川津祐介
佐久間良子
佐藤B作
杉本哲太
高橋悦史
丹波哲郎
中条きよし
中田喜子
中村獅童
中村雅俊
長山藍子
西岡徳馬
橋爪淳
平泉成
藤岡琢也
藤岡弘
前田吟
山下真司
吉幾三
若村麻由美
渡辺徹
ナレーター奈良岡朋子
オープニング坂田晃一
製作
製作総指揮澁谷康生
制作日本放送協会

放送
放送国・地域 日本
放送期間1989年1月1日-12月17日
放送時間日曜20:00-20:45
放送枠大河ドラマ
放送分45分
回数全50

番組年表
前作武田信玄
次作翔ぶが如く
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『春日局』(かすがのつぼね)は、1989年1月1日から12月17日NHKで放映された第27作の大河ドラマ。主演は大原麗子橋田壽賀子によるオリジナル脚本。
作品内容と特徴

明智光秀の重臣斎藤利三の娘というつらい境遇にありながら戦国を生き抜き、その力量を徳川家康に見込まれ、のちの3代将軍徳川家光乳母となって大奥を取り仕切った春日局(おふく)の生涯。それまで“強い女”“烈女”のイメージが強かった春日局を、平和な世を希求し家光・徳川家を支え献身的に生きた女性として描いた。

主演の大原は、本作で大河ドラマ出演5回目。

脚本はNHK連続テレビ小説おしん』(1983年)などを手がけた橋田壽賀子。大河ドラマは『おんな太閤記』(1981年)、“近代路線シリーズ”の『いのち』(1986年)に続き3度目。女性が主人公の大河ドラマも『いのち』以来。本作は後半が江戸時代初期にさしかかるものの、1980年代後半の大河ドラマは『独眼竜政宗』(1987年)、『武田信玄』(1988年)と、広い意味での“戦国物”(戦国時代を舞台にした作品)[1]が3年続くこととなった。

橋田は民放局のテレビドラマ脚本[2]のため家光側室で将軍家綱生母となるお楽の方について調べ、それをきっかけに春日局に関心を持ったという[3]。おふくと対比させる形で家光の母・お江与をもうひとりの主人公のように位置付けている[4]

おふくが明智家臣の娘であることから本能寺の変山崎の戦いは明智側の立場で、夫稲葉正成小早川秀秋家臣となったことから関ヶ原の戦いは小早川側の立場で、というように他の作品とは違った視点で描かれているのも特徴のひとつである。

オープニング映像は、輝く太陽をバックに映すという歴代の大河ドラマのオープニングの中でも特にシンプルなものであったが、坂田晃一によるテーマ曲と相まって、おふくの人生や人柄を感じさせる出来映えとなっている。

本作は『三姉妹』(1967年)以来22年ぶりの元日スタート。初回の放送日が元日だったのが影響し、大河ドラマの初回視聴率は歴代ワースト2位の14.3%を記録[5]昭和天皇崩御による放送延期、番組放送中に出演者が亡くなる[6]といったアクシデントが重なるスタートとなったが、平均視聴率は大河ドラマの歴代3位の32.4%を記録した。最高視聴率は39.4%[7]
登場人物
春日局とその一族
おふく
演:大原麗子(幼年期:安間千紘尾羽智加子)本作の主人公。明智光秀の家臣・斎藤利三とその妻・お安の間に生まれた娘。幼少の頃、父が戦で死亡、祖母の実家である三条西家で身分を隠すため下働きとして奉公した。のち、母と共に母の実家である稲葉家で育つ。夫・稲葉正成が浪人している際、将軍家で乳母を捜しているという話をもらい、正成との婚姻関係を維持したまま徳川家に奉公にあがる。当初、乳母としての勤めは数年程度の予定であったが、家康にその力量を認められたことなどから長期に渡り乳母として江戸に留まることに。次第に将軍家の世継を育てることに大きな使命感を抱くようになる。なお劇中では、春日局の名前を拝命した後も役名は最後まで「おふく」のままであった。
斎藤利三(さいとう としみつ)
演:江守徹おふくの父。明智光秀の家臣。本能寺の変で織田信長を討つが、山崎の戦いで敗北、斬首される。
お安(おあん)
演:佐久間良子おふくの母。夫の利三が亡くなると、おふくらと比叡山の麓に身を隠し、三条西家に引き取られた後も身分を隠して下働きとして扱われるなど苦しい数年を送る。秀吉の天下が定まった頃におふくと共に実家に身を寄せる。おふくが徳川家で立派に役目を果たしているのを見届けた後に美濃で亡くなるが、江戸城の奥に勤めるおふくは母の死に目にあうことはできなかった。
稲葉一鉄(いなば いってつ)
演:大坂志郎おふくの母方の祖父。山崎の合戦後、秀吉の傘下に入ったこともあり、秀吉の許しを得るまでお安一家を引き取ることがままならなかった。美濃へやってきたおふくを温かくも厳しく見守る。
稲葉重通(いなば しげみち)
演:織本順吉一鉄の長男で、おふくの養父となる。
稲葉貞通(いなば さだみち)
演:川津祐介一鉄の次男で、たかの夫。
たか
演:小林千登勢貞通の妻。
稲葉正成(いなば まさなり)
演:山下真司(少年期:渡辺博貴)おふくの夫。関ヶ原の合戦で小早川家を守るため家康に内通したことが原因で主君・小早川秀秋に睨まれ、おふく達を伴って美濃へ出奔する。乳母として江戸に上がる話を受け、どうするべきか躊躇していたおふくを後押しする。竹千代が正式に世継と定まった時期におふくが役目に専念できるようにと自ら離縁を申し入れ、さらに後に再婚もしているが、おふくとの関係は終生良好なものであった。2度目の浪人中、息子・正勝の元に身を寄せた際に、遊興にふける家光を手討ち覚悟で叱りつけるなど、年老いてなお戦国武将らしい気骨ある人物として描かれている。
稲葉正勝(いなば まさかつ)
(千熊→稲葉正勝)演:唐沢寿明(幼年?少年期:高橋壱岐→伊崎充則磯崎洋介)おふくの息子。幼名は千熊(せんくま)。おふくに伴われ江戸に下り、竹千代の近習に取り立てられる。そのため城内の勤めの上では母・おふくに対して、他の竹千代の近習たちと同様に乳母様として接し仕える身分になる。母親と切り離され、幼少の身でありながら屋敷を持ち、一家の長として扱われるという厳しい環境の中で成長していった。家光からの信頼は篤かったが、そのために若いころは城を抜け出して遊び歩く家光の道連れにさせられることも多かった。しかし身近に家光と接している分、正勝の言動から、紫の事件や、名ばかりの将軍という扱いに心を痛める家光の心情を誰よりも案じている様子がうかがえる。後年、小田原藩主に取り立てられるが、幕府老職を預かる激務がたたり病に倒れ早世する。
お春(おはる)
演:真璃子正勝の正室。もとは下働きの女中であったが正勝に見初められて正室に。嫡男・鶴千代を産んだのち、流産しそのまま若くして亡くなる。
稲葉正則(いなば まさのり)
(鶴千代→稲葉正則)演:真田知幸(少年期:澤田英俊)正勝の子。幼名は鶴千代(つるちよ)
稲葉正定(いなば まささだ)
(七之丞→稲葉正定)演:奈佐健臣(幼少?少年期:鳥居紀彦→杉山和幸→山浦広幸→小日向範威→中村獅童)おふくの子。幼名は七之丞(しちのじょう)。正勝の弟で、共に竹千代(家光)に仕える。
稲葉正利(いなば まさとし)
(高丸→稲葉正利)演:丹羽貞仁(幼少?少年期:池田貴尉→福原学→中野慎)おふくの子。正勝・正定の弟。お江与の要求によって国千代の小姓として召抱えられる。そのことがやがておふく・正利親子にとって大きな不幸を招くことになってしまう。
斎藤利康(さいとう としやす)
演:杉本哲太おふくの長兄。父・利三と共に山崎の合戦に参加するが弟・利宗をかばって討ち死にする。
斎藤利宗(さいとう としむね)
演:森田順平(少年期:高橋良明[8])おふくの次兄備中への遠征で初陣をかざることになっていたが、本能寺の変が初陣になってしまう。山崎の合戦後に行方知れずとなるが、東陽坊長盛の保護の下、隆法(りゅうほう)として修行する生活を送る。後に加藤清正の家臣として取り立てられる。おふくが乳母として徳川に仕えるようになってからも兄・利宗の存在は大きな心の支えになっていた。
斎藤三存(さいとう みつあり)
(出来丸→斎藤三存)演:阪本良介(幼少期:大城誠晃、青年期:阿久津健太郎)おふくの三兄。幼名は出来丸(できまる)。
つる
演:増田未亜重通の娘で正成の最初の妻。
稲葉正次
(君丸→稲葉正次)演:青島健介(幼少?青年期:井手大輔→布施優一郎→中村彰良→高津英樹)正成とつるの息子。幼名は君丸(きみまる)。
おふじ
演:麻生真宮子(幼少期:中野美穂、少女期:広瀬珠実)正成とつるの娘。正成の妻となったおふくを実の母のように慕っている。のちに堀田正吉に嫁ぐ。
開田孫六
演:せんだみつお正成の親戚。もとは武士だった。
かね
演:五大路子斎藤家の奉公人。
明智家
明智光秀(あけち みつひで)
演:五木ひろし明智家当主。本能寺の変で信長を討つが、山崎の戦いで敗北する。
明智秀満(あけち ひでみつ)/ 明智次右衛門(あけち じえもん)/ 溝尾庄兵衛(みぞお しょうべえ)/ 藤田伝五(ふじた でんご)
演:磯部勉(秀満)/ 佐藤仁哉(次右衛門)/ 右京孝雄(溝尾)/ 中村元則(藤田)明智家の家臣たち。
徳川家
徳川家一門
徳川家康(とくがわ いえやす)
演:丹波哲郎征夷大将軍。秀忠に将軍職を譲った後は「大御所(様)」と呼ばれる。おふくを家光の乳母に抜擢する。
徳川秀忠(とくがわ ひでただ)
演:中村雅俊2代目征夷大将軍。家康やお江与に頭が上がらない反面、実利を重んじるあまり、家族に対する情を切り捨てることもいとわない冷徹な一面も覗かせるようになる。
お江与(おえよ)
演:長山藍子 ※当初は山本陽子の予定 (少女期:坂上香織)秀忠の正室。伯父の信長を殺した謀反人の娘であるおふくを嫌う。しかし貢献的なおふくの仕事ぶりを見て、次第に「竹千代君にはなくてはならない方」とおふくを認めるようになる。竹千代が正式に徳川の世継に決まった際、乳母の役目を降りようとしていたおふくを江戸に留めた。茶々の次妹。
阿茶の局(あちゃのつぼね)
演:和田幾子家康の側室。おふくが江戸城入りした当時の江戸城奥向きの最高実力者。
お勝(おかつ)
演:東てる美家康の側室。おふくが江戸城入りした時に奥向きの実務全般を取り仕切っていた女性で、おふくに乳母としての心構えなどを指導する等、好意的に接した。武芸の嗜みもある。家康の死後は出家し、江戸城の奥向きの仕事から退いているが、その後もおふくの相談相手となっている。おふくが江戸市中に賜った屋敷もお勝の屋敷の隣という設定であった。
お万(おまん)/ お亀(おかめ)
演:佐藤真浪(お万)、朝比奈順子(お亀)家康の側室たち。


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