春のもつれ
ジャンルテレビドラマ
原作原田康子
脚本大津皓一
出演者八千草薫
土田早苗
秋吉久美子
田中健
清水章吾
木村功
二谷英明
辰巳柳太郎
オープニングメインテーマ(作曲:内藤法美)
製作
制作日本テレビ
放送
放送国・地域 日本
放送期間1974年4月2日?同年6月25日
放送時間火曜日22:00?22:55
放送枠火曜劇場
放送分55分
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『春のもつれ』(はるのもつれ)は、1974年4月2日から同年6月25日まで日本テレビ系列の「火曜劇場」(毎週火曜22:00 - 22:55)の枠で放映されたテレビドラマ。 内藤荘一郎は北海道・釧路で建設業を営む。泉、麻子、通子の3人の娘がいるが、3人ともそれぞれ母親が違う異母姉妹である。しかしそのことを娘たちは知らない。通子には画家の二郎というボーイフレンドがいるが、その次郎は泉にあこがれていることが通子には面白くない。ある日、泉に見合いの話が来たが、その相手となった新聞記者の西田はとなった麻子の恋人である。麻子は頭に来て、当日急病で見合いに行けなくなった泉の、断りを西田に申し入れる役を引き受けたほどだった。そんな複雑な中で、3人の愛が次第に屈折する。さらに小児科医の塩沢謙吾が釧路に移り住んでくるが、その理由は荘一郎への恨みからだった。姉妹の母親の秘密、そして謎に包まれた父親の過去などを絡めて、姉妹の愛の状況を描いた[1][2][3]。 田中健は本作でテレビドラマデビューを果たした。
概要
スタッフ
原作:原田康子(「輪唱」(角川文庫刊)より)
脚本:大津皓一
音楽:内藤法美(テーマ曲作曲も含む)
キャスト
内藤泉:八千草薫
内藤麻子:土田早苗
内藤通子:秋吉久美子
二郎:田中健
西田:清水章吾
塩沢謙吾:木村功
塩沢悟(塩沢の息子):高野浩幸
日野千花子(塩沢の愛人):斎藤美和
桂:ロミ・山田
きぬ:杉山とく子
神鳥ひろ子
麻田紘子
松本健一
羽山医師:二谷英明
内藤荘一郎:辰巳柳太郎
脚注[脚注の使い方]^ 『京都新聞』1974年4月2日テレビ欄での本作の紹介記事より。
^ 『毎日新聞』1974年4月2日テレビ欄での本作の紹介記事より。
^ 『週刊TVガイド』1974年4月5日号 p.113
日本テレビ 火曜劇場
前番組番組名次番組
雪舞い
(1974.1.8 - 1974.3.26)春のもつれ
(1974.4.2 - 1974.6.25)愛の山河
(1974.7.2 - 1974.9.24)
1959年
ダイヤル110番
1961年
眠狂四郎(江見俊太郎版)
30分枠・第2期
(22:00開始)
1962年
ダイヤル110番
30分枠・第3期
(22:15開始)
1963年
女体
悪銭
花弁
雌花
1964年
夜よ
けったいな奴
30分枠・第4期
(22:30開始)
1964年
けったいな奴
可愛い悪女たち
1965年
悪女の倫理
祇園物語
河内カルメン
30分枠・第5期
(22:00開始)
1967年
うちの甚平衛さん
意地悪ばあさん(テレビドラマ第1作)
火曜日の女シリーズ
1972年
黒いオパール
ある朝、突然に…
ホーム・スイート・ホーム
いとこ同志
木の葉の家
山峡の章
1973年
男と女と
ガラス細工の家
火曜劇場
1973年
加那子という女 •
恋ちりめん •
人妻だから
1974年
雪舞い
春のもつれ
愛の山河
献身
1975年
薔薇夫人
微笑
夏の影
心の旅路
1976年
愛の哀しみ
炎のカルテ
かげろうの家
喜びも悲しみも幾歳月
1977年
愛の嵐
さすらいの旅路
幸福のとき
さらば愛-最後の診断-
1978年
いのちの絶唱
愛の死線
白足袋の女
愛のトロフィー
1979年
帰らざる旅路