映画 魔法つかいプリキュア!
奇跡の変身!キュアモフルン!
監督田中裕太
脚本田中仁
原作東堂いづみ
出演者高橋李依
堀江由衣
早見沙織
齋藤彩夏
浪川大輔
音楽高木洋
主題歌「Dokkin♢魔法つかいプリキュア!Part2」
北川理恵
「魔法アラ・ドーモ!」
キュアミラクル(高橋李依)・キュアマジカル(堀江由衣)・キュアフェリーチェ(早見沙織)
「正しい魔法の使い方」
渡辺麻友
制作会社東映アニメーション
製作会社映画魔法つかいプリキュア!製作委員会
配給 東映
公開 2016年10月29日
上映時間約65分[1]
製作国 日本
言語日本語
興行収入6億7000万円[2]
前作映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!
映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!(シリーズ前作)
次作映画 プリキュアドリームスターズ!
映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!(シリーズ次作)
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『映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!』(えいが まほうつかいプリキュア! きせきのへんしん!キュアモフルン!)は、2016年10月29日に公開された日本のアニメ映画。タイトルが長いため、『映画まほプリ』などと略されることもある[3]。
キャッチコピーは「一緒にいたいモフ?その願いが100年に一度の奇跡をおこす!」。 「プリキュアシリーズ」映画作品の第21弾であり、『魔法つかいプリキュア!』のレギュラー単独映画作品。2016年4月に朝日放送傘下として設立された「ABCアニメーション」が、初めて制作に加わったプリキュアシリーズの映画作品でもある。本作品では花海ことは(はーちゃん / キュアフェリーチェ)をはじめ、「魔法学校」の校長や生徒のジュン・ケイ・エミリー、魔法商店街のフランソワなど魔法界の住人が映画初登場するほか、パートナー妖精のモフルンが映画オリジナルのプリキュアに変身するという展開が盛り込まれている[4][5]。 物語は魔法界で100年に一度行われる大魔法フェスティバルで、願いの石に選ばれたモフルンを中心に描かれる。モフルンを物語の基軸にしたことについて、プロデューサーの神木優は、「TVシリーズを見ている子供たちが、一番「見てみたい」と思うのは、一体何だろう?という所から始めており、身近なキャラクターに何かが起きたり、今まで知らなかった秘密が明かされる、そういう展開になると面白いのでは」という観点から企画を立案し、その流れで「モフルンがプリキュアになる」という提案も行ったとしている[6]。 プロデューサーの神木をはじめ、監督は田中裕太、脚本は田中仁と、前年シリーズの『Go!プリンセスプリキュア』のメインスタッフが手がけている。田中裕太の監督起用について神木は「信頼しているからというところに尽きる」というのに加え、「丁寧な心理描写が得意な演出家だと思っており、ちょっとしたすれ違いやちぐはぐ感を嫌味なく描いてもらえるのではないか」と、演出面での評価を挙げており[6]、田中も「テレビシリーズが終わってすぐに、監督の話が来るとは思っていなかった。ただ、プリキュアの秋の劇場版は一度やってみたいと思っていたので、引き受けさせていただいた。脚本は神木さん的にも(田中)仁さんでいきたいという意向があり、全く異存はなかった。一年間一緒にテレビシリーズを作ったので、やりやすい」と引き受けた経緯などについて語っている[7]。キャラクターデザイン・作画監督は『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』以来となる上野ケンが担当する。 2016年3月公開の『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』本編上映終了後の特報において、本作品で劇中でみらい・リコ・モフルンが着る洋服のデザインを募集するコンテストを実施、グランプリ作品が劇中で使われている[8]。さらに、モフルンを中心に物語を描いたことから、熊本県PRマスコットキャラクターのくまモンをはじめ、長野県PRキャラクターのアルクマ、北海道応援キャラクターのコアックマとアックマ、名鉄運輸の企業ロゴキャラクターのこぐまなど、全国各地のクマキャラクター10体がゲスト出演し、大魔法フェスティバルの来場者として現れたり、プリキュアたちを応援する[9]。また、本作品のオリジナルキャラクターであるクマタ、および敵役のダークマター(シャドウマター)にはシリーズ初参加となる浪川大輔が起用される。 前年の『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』で上映された『キュアフローラといたずらかがみ』に続く形で、CG短編作品『キュアミラクルとモフルンの魔法レッスン!』が同時上映されており、本作品のテーマソングで、長編の挿入歌としても用いられる「正しい魔法の使い方」をAKB48の渡辺麻友が担当する[10]。
概要