映画_スマイルプリキュア!_絵本の中はみんなチグハグ!
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映画 スマイルプリキュア!
絵本の中はみんなチグハグ!
監督黒田成美
脚本米村正二
原作東堂いづみ
出演者福圓美里
田野アサミ
金元寿子
井上麻里奈
西村ちなみ
大谷育江
林原めぐみ
音楽高梨康治
制作会社東映アニメーション
製作会社映画 スマイルプリキュア! 製作委員会
配給 東映
公開 2012年10月27日
上映時間約71分
製作国 日本
言語日本語
興行収入9億1000万円
前作映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち
映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪(シリーズ前作)
次作映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち
映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス(シリーズ次作)
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『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』(えいが スマイルプリキュア! えほんのなかはみんなチグハグ!)は、2012年10月27日公開の『スマイルプリキュア!』の劇場アニメ映画

キャッチコピーは「大好きな絵本の世界へ、レッツゴー!」、「みんなの笑顔で奇跡をおこせ!!」。
概要

プリキュアシリーズ映画作品の第13弾[1] であり『スマイルプリキュア!』の単独映画作品。今回の作品では絵本の世界を舞台とし、その住人である少女ニコに導かれて絵本の世界にやってきたみゆきたちの物語を描く。

プリキュアたちの映画で着るお伽話の衣装は、本来少年のコスチュームであるものがあるため、それらに関してはリボンを付けることで少女らしさを出すことを目指している[2]

ゲスト声優として、本作品のオリジナルキャクターであるニコ役にはシリーズ初参加となる林原めぐみを起用[3]。監督の黒田はそのキャスティングを聞いて「絶対に合う」と確信しており、演じ手である林原とともにニコのキャラクターを構築していったという。このほか、敵役の魔王にはてらそままさきが起用されている[2]

本作でも鑑賞者参加型のシステムは継続され、今回は「ミラクルつばさライト」というミラクルライトが中学生以下の子供に配布される[4]。そしてシリーズ映画恒例の「プロローグでの『ミラクルライト』の使用説明」は、本作では変身前のプリキュア5人とキャンディで行われる。さらにシリーズ前作『映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪』同様、エンディングではCGダンスが盛り込まれ、その解説も行われた。

上映の最後に次作映画『映画 プリキュアオールスターズNewStage2 こころのともだち』の特報が流れ、2013年3月16日に公開する予定であることが発表された。

全国172スクリーンの公開ながら2012年10月27、28日の初日2日間で17万3,283人を動員し、興行収入は1億9,279万2,900円を記録、興行通信社調べの興行成績ランキングでシリーズ13作目にして初となる、ランキング1位(初登場)となった。メインターゲットの3歳から10歳の女児とその家族を中心に、かつてのシリーズを見ていた女児やアニメファンが詰めかけているという[5][6]。また、11月25日までに観客動員数が71万を超え、24日までの時点でシリーズ累計観客動員1,000万人を突破している[7]
ストーリー

幼少期のみゆきは、図書館の処分本コーナーで1冊の絵本を見つけた。家に帰ったみゆきはその絵本が途中で破れてしまっていることに気づき、「いつか必ず自分が続きを描く」と決意する。

時は流れ、「世界の絵本大博覧会」にやってきたみゆき達5人とキャンディは、そこの映画館でスクリーンから飛び出してきた不思議な少女と出会う。

妖怪たちに追われていた少女ニコを助けたみゆき達に、彼女は絵本の世界からやってきたと告げる。助けてもらったお礼として、ニコはみゆきたちを連れて絵本の世界にやってくる。そこで様々な絵本の主役になれると聞いて、みゆき達はそれぞれ主人公になってあちこちの世界へと送られた。

物語の主人公として動いていたみゆき達だが、違う絵本の主人公達が現れて話がメチャクチャになり、さらに黒い影に包まれた瞬間、彼等はみゆきたちに襲いかかってきた。

全ては、自分のことを忘れたみゆきを恨むニコと、絵本の最後で彼女を捕えた魔王の仕業だった。ニコは、かつてみゆきに教えた笑顔も否定し、魔王の望むハッピーエンドもバッドエンドも存在しない、永遠に終わらない世界を作ろうとしていた。

みゆきたちは絵本のハッピーエンドを取り戻すため、そしてニコに心から謝るために、魔王の城へと向かう。ニコはみゆきの本心に触れたことで怒りは少しずつ解けていくが、魔王はニコを捕え、さらに巨大な姿を現す。

魔王の強大な力にはプリキュアの必殺技も通用しなかったが、ニコのみゆきに対する本当の想いから絵本の破れたページが再生、ミラクルつばさライトが現れる。ニコが世界に呼び掛け、皆が点けたミラクルつばさライトから笑顔のパワーを得たキュアハッピーはウルトラキュアハッピーへと変化し、魔王との決戦に挑む。

ウルトラキュアハッピーはプリキュアとキャンディの協力を得て魔王を浄化し、彼を元の小さな姿に戻した。みゆきとニコ、そして魔王は和解し、絵本の世界に平和が戻った。ニコはページが再生した絵本をみゆきに見せ、絵本の続きを自分たちが作っていくと決意した。
登場人物
本編からの登場人物

ポップ[注 1]・プリキュアたちの家族・七色ヶ丘中学校の関連者・バッドエンド王国の関連者[注 2] は本作には登場しない。
星空 みゆき(ほしぞら みゆき)/ キュアハッピー/ ウルトラキュアハッピー
声 - 福圓美里冒頭では引っこみ思案だった幼少期が明かされ、1人寂しく遊んでいた際にニコの絵本に出会い、その絵本を読んでいくうちに笑顔になり、その影響で友だちができていく。ニコの絵本の続きのページが破られていたことから、ニコに絵本の続きを描くと約束するが、うまくいかず次第に忘れていく。物語序盤ではニコと出会って「絵本の世界」に招待され、そこではシンデレラになって楽しむ。物語中盤ではニコのことを思いだして、かつての約束を忘れたことを弁解するが、ニコに「大嫌い」と言われたことで落ちこむ。それでもニコに謝罪し、彼女に笑顔の大切さを教えてくれたことに感謝する。物語終盤では魔王に笑顔の大切さを主張するが、魔王の強力な攻撃からニコをかばったために息絶える。だが、みんなの「ミラクルライト」の応援で復活をして、「ウルトラキュアハッピー」としてパワーアップする。最終的には魔王を笑顔で包みこみ、彼を笑顔にあふれた世界にうけ入れて抱きしめる。そのあとはニコから「大好き」と言われて笑顔になった。
日野 あかね(ひの あかね)/ キュアサニー
声 - 田野アサミ物語序盤では「絵本の世界」に招待された際に、「小さくても勇気がある」という理由で一寸法師になり、一寸法師の姫のところへ向かう。ニコに嫌われて落ち込むみゆきを励まして、彼女を立ち直らせる友情をみせる。物語中盤では操られた一寸法師と戦闘になり、はじめは苦戦したうえにニコから「みゆきを恨め」と言われるが、「大好きなみゆきを恨めない」と反論して立ちなおり、一寸法師の洗脳を解く。物語終盤では魔王に「楽しいときは笑いたい」と笑顔の大切さを教える。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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