映画秘宝
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映画秘宝
ジャンル映画
刊行頻度月刊(毎月21日発売)
発売国 日本
言語日本語
定価1,650円
出版社洋泉社(1995年 - 2020年)
双葉社(2020年 - 2022年)
秘宝新社(2024年 - )
編集部名オフィス秘宝(2020年 - 2022年)
刊行期間1995年 -
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『映画秘宝』(えいがひほう)は、秘宝新社が発行する映画雑誌。毎月21日発売。本誌は1995年に洋泉社で発行するムックでスタート、1999年に隔月刊の映画雑誌となり、2002年に月刊誌となった。

同誌は「映画を見るよりも、ライターたちのその映画についての文章のほうが面白い」と、継続的に映画マニアの人気を集めている。また、創刊者の一人である町山智浩が携わった『映画宝島』(宝島社)から流れて来たライターも多く、他の映画雑誌にはない切り口でB級映画やお色気映画、ハリウッドの失敗大作などを紹介しており、「中学生男子」感覚を爆発させた編集方針が売りである。

さらに、上映イベント(東京国際ファンタスティック映画祭内の一企画として毎年企画された「映画秘宝まつり」など)や、新宿ロフトプラスワンでのトークイベントなどを行っている。
歴史

1995年に洋泉社で、編集者町山智浩と田野辺尚人により創刊。一冊につきワンテーマのA5判ムックとして年に数度発刊された。表紙のデザインは宇川直宏によるコラージュであった。

創刊者の町山智浩は、創刊の動機について「映画が女の観客を目当てにすることによって、映画雑誌が女性読者向けのものばかりになって面白くなかった。男向けの映画雑誌を作りたかった」「蓮実重彦流の『映画を語るのがオシャレ』な雑誌もイヤだった」「かつて、石上三登志らが刊行していた映画雑誌『映画宝庫』の影響を受けている」「雑誌『Cut』の映画について書いているライターたちが、映画に全然詳しくないので腹がたった」などと語っている[1]

1996年に町山が退職し、田野辺尚人が実質の2代目編集長として刊行を継続した。だが、田野辺は健康上の理由から『映画秘宝』の編集実務から退いた(田野辺はのち、2007年9月刊行の『グラインドハウス映画入門』以降、「別冊映画秘宝」編集長として、ムック時代の匂いをただよわせる書籍を刊行している)。

1999年に、A4判の隔月刊映画雑誌としてリニューアル、2002年より月刊化した。雑誌化により、デザイン担当は高橋ヨシキに交代した。

その後は大矢雅則が編集長をつとめていたが、2007年に退社し、松崎憲晃をへて、2012年11月号から[2] 2020年の休刊まで岩田和明が編集長だった。

2020年2月1日付で洋泉社が宝島社に吸収合併され解散するのに伴い、宝島社では継続発行せず、2020年3月号をもって休刊となった[3][4][5]。その後、岩田が新たに発足させた合同会社オフィス秘宝が「映画秘宝」の商標権を取得、岩田が編集長として同社による編集、双葉社が発行する形で同年4月21日発売の6月号より復刊することが決まった[6][7]
編集長・岩田和明の恫喝DM問題

2021年、編集長(当時)の岩田和明が公式Twitterアカウントを通じて、批判的な発言をした一部のアカウントに対し恫喝的なダイレクトメッセージ(DM)を送っていた事が判明した[8][9][10]

発端は2021年1月5日放送のTBSラジオアフター6ジャンクション』に岩田と編集部の岡本敦史が出演し、別冊号「決定版 韓国映画究極ガイド」や韓国映画について語ったところ、女性リスナーが17日に(その女性リスナーの勘違いで)「女性ゲストが出ると思ったら男性しかいなかった」、同誌にホモソーシャル的なノリがある「あの雑誌まわりが全部苦手で、勝手に幻滅している」「アトロク(うたまるさん)とか映画秘宝とかは“俺たちのー!”とか“ポンコツ”とかそう言うノリがしんどーい」「私は映画秘宝全然読んでなくてあんまりいいイメージなくて」「男性執筆陣ばっかの本も買いたくねーな」「純粋な悪口です」と批判するツイートを行ったもので、この女性に対しDMで「私は、『俺たちの?』も『ポンコツ』も、いちども言ったことがありません。」「胸が締め付けられるほど苦しい」「死にたい」等の内容の文章を送った物である[8]

受け取った女性がこのDMの内容を「死にたくなるってこっちに訴えてくるの驚きのセンシティブさで、これわざわざ検索して見てその相手にDMしてくんのヤバくないですか??!!!!」というツイートと共に公開したことで問題が発覚、25日に公式アカウント上で一連の経緯を説明するとともに、公式アカウントが岩田の管理で運用されていたこと、また「過労の中で一方的に頭に血がのぼってしまい、憤りを感じてしまったため」単独行動で当該DMを送付したと説明、岩田に全責任があるとして、謝罪とともにアカウントの管理業務から外す措置を執った[9]

翌26日には同じく公式アカウントにてオフィス秘宝執行社員の田野辺尚人、相談役の町山智浩柳下毅一郎、そして編集部一同の連名で謝罪文を公表、「雑誌という公共性を持ったメディアが個人に対して攻撃を加える行為を、断じて許せない行為だと考える」として改めて謝罪、岩田については謝罪文を送る前に女性に電話で直接連絡していたことも明らかにするとともに、「看過することができない、本誌の心情と真っ向から対立する、許しようのない行為」と断じ、「断固たる処分を行う」と明言もしている[8][10]。また、「この件に関しては発行元である株式会社双葉社は一切関与していません」と説明している[10]

一方で、岩田が当該女性の連絡先を入手した経緯について、「抗議の電話を受けた双葉社がオフィス秘宝に共有した」という指摘が出ていることから、追加の説明を求める声も出ている[10]。こうした一連の事態を受けて双葉社も公式サイトにおいて謝罪文を掲載、「当該事案についての個人情報を含めた情報共有の過程においても、その取扱いについて弊社としても慎重さを欠いた対応となってしまった」と謝罪している[11][12]

一連の騒動を受けて、起点となった『アフター6ジャンクション』パーソナリティの宇多丸は26日の放送でこのことに触れ、岩田の行動について「一見、下に出ているようで、一種の脅し。アウト中のアウトを重ねてしまった」と断じ、火曜パートナーの宇垣美里も「まごうことなき脅迫」と非難した。また、被害女性に対し気遣いを見せるとともに、番組自体も改善を図る方針であると語っている[13]。同年2月2日、オフィス秘宝は岩田が編集長職を辞任するとともに自主退社したことを発表した[14]

2021年12月2日、「映画秘宝」およびオフィス秘宝が、紙面上・SNS上での経緯説明と正式な謝罪文の掲載を見送り続けていることをうけ、現編集部員ら6名のうち、編集長を含む5名が連名で翌月号(2022年2月号)以降の編集業務から自主的に外れることを発表した[15]。なお、その前日の2021年12月1日、有限会社スタジオ・ハードの創業者で、出版プロデューサーの高橋信之が、新編集長に就任することをFacebook上で発表した[16]。その一方で2022年1月19日には町山智浩が本件被害者との同意を得て編集業務に復帰することを表明するとともに、被害者とオフィス秘宝、双葉社の三者の間で既に和解が成立していること、和解に関しての誌面への掲載が双葉社の方針で差し止められていることを明かしている[17][18]


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